
11月29日(月)から12月3日(金)までの1週間だが、ここ数か月の中では1番頑張った!といって言いぐらい、FXに時間を費やしたと思う。
こんなに頑張ったのはあまり無いので、ほとぼりが冷めていない今、この時の状況を書いておこうと思います。
因みに今回紹介するのは、スキャルで使っている国内FXでの奮闘記になります。
FX専業とはいったいどんな感じで過ごしているのか?やっていて困る事、辛いことなどはあるのか?など、専業の行動などについて興味がある方は、ご確認ください。
尚書いてあることは全てリアルです。またプラス収支の報告もありますので、見たくない方はここで離脱してください。
FX専業の1週間のスケジュール

月曜日 温泉
火曜日 漫画喫茶
水曜日 温泉
木曜日 漫画喫茶
金曜日 温泉
で過ごしました。
朝9時から18時30分を上記の場所で過ごし、以外は自宅で過ごすという感じです。
トレード手法とトレード時間

トレード手法は、スキャル。時間は起きている時間のなかで、【やりたい時にトレードする】というスタイルをとりました。
利益を取らないとダメだからやるとか、収益を出すために強制的にレートをみるとかというやり方ではなく、【ちょっとレートを見てみるか?】とか、【時間があるからFXでもやろうか?】という時だけやっていた気がします。ただ自分の場合はそういう瞬間が多いので、何だかんだ言っても起きている時間の1/5から1/4程度はトレードしていたのではないかな思います。
因みに睡眠時間は22時~6時ぐらい。それに加え温泉でも3時間は寝ていたので、平均すると1日9時間30分の睡眠をとっています。
FXをおやりになった方なら分かるかと思いますが、【レートを見て、どの通貨ペアで、どっちから入るか?】それを考える頻度が増えれば増えるほど、脳内の疲弊が激しく、結果脳が休暇を求めるのか、そのことを繰り返すとどうしても睡眠を欲してしまうのです。しかもこの週は、始終神経質な値動きをしていたため、そういう点からもかなり疲弊が激しかったんだと思います。あまり動いていないので、自分自身でもよく眠れるな!と感じていましたが、本当にこれぐらい寝ていました。
トレードの考え方

新しいオミクロン株というコロナが出現したため、株式市場や為替はその伝播状況などに大きく反応した1週間となりました。
【いつ、どういったニュースが流れ、どのように動くのかわからない】、【株式市場が反応すると、為替にも大きな影響がある】これは月末の火曜日に嫌というほど経験したので、そういうことからも、怖くて長時間ポジションを持つのを嫌がるようになってしまいました。
そんな事からも、利食いは異常に早く、損切や建値逃げも異常に早くという処理で進めていました。
どっちの決断も3時間程度だったように記憶しています。
例えば買いで入ったものの、そこから下落した場合は、レートなどをチェックしながら、早めに建値に決済注文を入れなおしたりしていました。
利食いの場合も同様で、ポジションを取った後、決済注文を数時間以内に決済できそうな場所に置き、決済すればOK。逆に決済しなかったとしても、3時間ぐらいを目安に利益が出ていればそこで手動決済。含み損になっていた場合は建値に決済注文をさしなおして放置していました。
【一寸先はどうなるか分からない!だから利益が出ているのなら、とりあえずそこで利食いをしておく】
国内FX限定ですが、普段もこんな考えでトレードをしている時がありますが、この週はさらに輪をかけて短時間でやっていた気がします。
良かった点と悪かった点

1週間を振り替えり、良かった点は、利益が残せたこと。
それと早めに建値逃げに切り替え、逃げれたポジションが数個あったのですが、それが本当にありがたいと感じました。普段の自分なら、【もう少し後でやろう】とか、【建値にしないで大丈夫だろう】なんて甘く考えて、結果つかまってしまい、証拠金を回転させられなかったと思うので、結果【逃げ切れたことで証拠金が生まれ、その証拠金を活用して更に利益を伸ばせた】という点が非常に大きかったように感じています。
逆に悪かった点は、ビビりすぎてしまい、利食いポイントが浅すぎた点です。
特に月末のドル円に関しては、ロンドンフィキシングではドル買いになるだろうと予想できたことと、FRB議長の会見も、市場がポジティブに反応する可能性が高いだろうと思ってはいたのですが、いざそうなったとしても、利食いが早すぎて全然取れなかったのが悔やまれます。深夜の時間帯ですが、この日に限っては起きて参戦していたのですが、普段の自分なら、落ち着いて大きな収益をあげられていたと思うのですが、レートが異常なスピードで乱高下していたことと、オミクロンが相場に与える影響が怖くなり、持ち切れなかったというのが原因です。
もっと肝を据えるとか、落ち着いてやったほうが良いなと感じました。
FXの1週間の収支
11月28日から12月3日までの国内FXの収支は+333,342円になりました。
以下は、DMM FX
のスマホのキャプチャー画像です。期間は上記で検索した結果です

ただこれだけだと根拠に乏しいという方もいるかもしれませんので、今回はポイント明細も載せておきます。このポイント明細は、DMM FX では取引ポイントとして、新規で1万通貨取引をすると、ドル円やユーロドル、オージー円だと2ポイント、以外は3ポイントもらえるポイントの明細となります。

このポイント明細ですが、11月30日から12月3日の4日間の合計が4997ポイントになるのですが、これを2.5ポイント(1万通貨取引でもらえるポイントの多分平均値)で割ると1999となります。即ち1999万通貨の新規ポジションを持ったという意味です。ドル円1万通貨に必要な証拠金が45132円なので、これを掛け合わすと、90,218,868円(9千万)となり、自分の口座だけで9千万円分の新規ポジションが発生したという計算になります。
勿論通常の口座には50-100万円程度しか入れないようにしているので、いかに資金を回転させて取引したかが、このポイント明細を見てもお分かりになると思います。
FX専業の辛さや解決すべき点
FX専業で1番辛いのは、【脳が疲弊していしまうこと】
これにつきます。
原因はレートを見て考える。
それと保有ポジションが気がかりになり、常に脳の片隅で心配しているという点です。
この2点が重なると、【始終全く休んだ気になりません】
毎度毎度、土曜日の朝は放心状態のようになってしまっているのですが、これがFXの最大の弊害ではないかと思います。
【とにかくやりすぎは良くない】、【1つの事ばかりをずーっと頭の中で考えるものではない】それが心の声です。
またその心の声に呼応するように、頭の中は気分転換を欲し、パチンコ店でパチンコを打ち、その時間だけは頭の中にあるFXを忘れようとしたり、土曜日になると、何か他のことをしたがる気持ちになります。
ここを何とかできないかなというのが今の自分の解決するべき課題ではないかと思います。
因みにこの点は、FXに対する絶対的な自信があると、この感情は無くなります。実は自分も昔は無敵に近いぐらいFXで強い時期がありました。その期間だけは心配など一切しなかったし、レートも1日3回程度チェックするぐらいでした。また収益も今よりもずば抜けて良かったのです。
当時と今との違いというのは、今よりもかなり楽観的だった!
それと、今よりも見えないものが見えていた!(この時はチャートを中心にトレード計画を立て、実際にトレードしていたのですが、色んな通貨ペアのチャートを見ていて、その中でこれだ!というものが見つかった際、それをトレードしていれば、数日という勝負になるときもありましたが、結果かなりの勝率で大勝となっており、逆に動くという怖さは一切ありませんでした)といった点です。
平たく言えば、今よりも視野が広かったというか、今の自分よりも客観的に相場を眺められていたのかも知れません。
ただ当時はコロナなど無かったし、今と比較するとはるかに読みやすく、個人投資家でも大きくお金を増やすチャンスであった時期でした。スワップもユーロドルで1日80円とか、ドル円で1日60円とかがざらだった気がします。
まあ昔のことを話ししても何にもならないのでここまでにしますが、今の自分の課題は、FXに時間を割きすぎ。またFXを気にしすぎ。
この点を何とかしていければと考えています。
最後に

FXのゴールが儲けることだとすると、そこに至るまでの道のりは人それぞれとなります。
山の頂上に上るのに、色んなルートがあるようなものと同じです。
今回はあくまで自分自身の経験を紹介しましたが、本当はもっと楽に、もっと簡単に利益を得るほうが、はるかにスマートだし、その方が続けやすいと思います。またそういう人がいるのも事実ではないかと思います。
なので、今回のようなものは1事例としてとらえ、ご自身はご自身のトレードスタイルで、常勝を目指し歩んでいく。そんな姿勢が大事なのではないかと思います。
それに必要なのはフロンティア(開拓者)精神。
恐れず自信をもって一歩を踏み出す。それができる人が、何かをつかむ。そんなものではないかと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
今は自分の未熟さと不甲斐なさを感じる日々ですが、いつかはこの何倍もの収益を出せるよう、頑張っていきたいと考えています。
自分に対するトレードメモ
今回いくばくかの利益が残せたが、そのコツ・秘訣について、自分なりにどうしていたのかを書きます。自分のための記録です。
1、証拠金を使い切らない時が多くあった(相場がどう動くか予想がつかなかったので、あえてポジションを持たなかった。例えば東京時間なら値動きも小さい時が多いので、こういう時は通常なら超短期で売買しても良いと思うのだが、そういう時でもそれをしなかった。理由は落ち着いて考えたら分からない。また動き出したらアブナイからの2点。色んな意味で落ち着いてトレードしていたように思う)
2、含み益が出ているペアが、含み損になった場合、建値に入れなおす!このルールを守り、建値逃げができ、かなり助かったことがあった(一応マイルールだが、今回はこれを愚直に実行して恩恵を得ることができた)
3、いつもより冷静に相場を眺め、【これなら大丈夫だろう】と納得がいく時に限りトレードする機会が大半をしめた
4、情報をほとんど見なかった(普段の自分なら、ある程度の情報を頭に入れてからトレードしていたが、この週はそれをほとんどしなかった。実は昔の調子が良い時も、これだった記憶がある。信じるのは自分のみ!ではちょっと危ない気もするが、価値がない、意味がない、聞いたらハズレそうな情報を頭に入れるのは果たして良いものか?と感じた。とりあえず上手くいっている時というのは、何もなくても分かる。そういう状態を確認して、情報の取捨選択をしたい)
5、損切をきちんといれた(12月3日、米雇用統計の発表が予定されていたのだが、自分はその日の11時ぐらいにドル円を113.08ぐらいで売った。昼飯代を稼ごう!ただその目先だけで海外の口座から20万通貨売った。前日の値動きや当日の値動きを見ていた中で、【これはたぶん利食いできる】と思え、焼き肉ランチを食べた後は、そのままあえてレートをチェックすることなく温泉で過ごしていたのだが、あまりにも約定通知がこないので、16時にレートを見てみると113.3になっていたので、慌てて建値にさしなおしそのまま過ごしたが、結果22時30分の指標まで約定することなく、【これはマズイ】と逆指値を入れた。逆指値は113.559。指標発表前に逆指値を入れるのは正直賢明ではない。理由は指標発表時にスプレッドが大きく開くからだ。指標発表前に113.3付近だった。また指標発表時のスプレッドは42。なんでそんな事をしたのかというと、仮に指標が良かった場合は、113.5など突き抜けて、113.8はつけるだろう。また勢いによっては114.2程度まで上昇するだろうと思えたのであえて逆指値を置いたが、結果は指標発表と同時に下がり、何とか救出できた。今思えば運だけど、やはり損は最小に抑える。そんな姿勢も必要だと思う)
6、トレードに面白さを捨てた!(トレードの醍醐味は、ある程度大きくとることだ。昔の自分は海外のFXで、ポンドドルなどで大きく値幅を取り、1日で数百万儲けたことがある。しかも18時までにその金額に到達した。その時はしてやったりだったし、嬉しかったのだが、この週に関してはそういう面白さ、そういう気持ちになりたいという感情を捨てた。逆によく分からないペアには手を出さない。落ちている小銭をチョコチョコ拾う。そんなトレードに切り替えた。これは面白みも何もない。単なる単純作業を凡事徹底して行う。毎日毎日同じことを行う工場の人のようなイメージだが、今の自分が勝てるトレードというのはこれが近い。そんな事を、直近のユロオジ(17半ぐらいからいきなり100pip上昇。そこから更に50pip上昇。原因は株崩れによるオージー売り。慌てて200pipの所に逆指値を入れ、何とかその日は寝れた(結果救出できたのだが)のだが、その時に、今は危ない橋を渡るのはやめようと痛感したから。自分の自信があるペアで、逆に動くことも想定し、それでも大丈夫という場合にのみトレードする。そんな姿勢が大事だったように感じる)
7、エグジットをきちんと考える(ポジションをとるのは簡単だが、大事なのは出口。利食いできるように終わらせることが出来れば、勝ち金が積みあがっていくが、含み損になったり、損切となると、心が痛む。もちろん何が起こるかわからない世界ではあるから断定はできないが、可能性に関してはどっちが高いかは明白に見えるときもある。【ここでダメならあきらめる】、【ここなら良いだろう】そんなポイントでエントリーするとか、なんでも良いか、一応根拠のようなものを持ってからが理想)
8、注意深く相場を注視する(未来のヒントは現実にある。初動は小さい動きだが、アレ?なんて思っているうちにあっという間に一方向に動き、気が付いたら大きくそっちに動き出しているなんてことを見かける時もある。それに気が付くのは中々難しいが、そういう兆候は無いか?そんなことをチェックしながら見ておくことも必要だと感じる)
9、自分の価値観を変える(売りと思って入ったが、実際には上がってきて、ポジションが含み損になっている。そんな時、自分はナンピンをしてしまうことが多い。そしてここでのナンピンは、【含み損になったペアを保有しているから】が理由の時が多い。でもここで一度考えた方が良い。自分の考えは正しいのかということを?実際には上昇してきているので、前のポジションが間違えているのだが、ここから更に過ちを増やすのか?という点を。またトレードするのなら、ナンピンするのではなく、他の全く関係がない通貨ペアを持ってもいいわけである。別にナンピンしなくても、トレードで死ぬことはない。逆にナンピンすると、上手くいくときは良いが、逆に動いた場合は、死亡時期が早くなるというデメリットもある。相場は何もしなくても良い。参加し、余力があればいつでもチャンスがあるが、それすらなくなった時が地獄。そういう事を考え、自分の価値観も疑うときを持ちながらトレードすることも必要)
10、相場はやってもやらなくても良い(相場は逃げない。いつでも出来る。あえて危険だと思える時にポジションをとる必要はない。見は賢者かもしれない。見してここぞという時に張る。これがばくちの鉄則。とにかく焦らず、やらなければいけないという気持ちには絶対にならず、自分が自信を持てるときだけにそっと張る。そんな姿勢が大事。)
11、証拠金は余裕を持つ(証拠金は大事。余裕が無くなると、追加証拠金という制度に引っかかる可能性もある。大丈夫だろうとか、いける!そんな安易な姿勢で種銭を賭けるのではなく、ここなら!とか、今ならとか、自信があるときに限り、ポジションを持った後の出口や残りの証拠金を考えながら、証拠金が無くなったらゲームオーバーだという気持ちも持ちながらトレードすると、少し証拠金のありがたみがわかる。イケイケどんどんで稼ぎたいのなら、その前に事前に着地点を考えることが大事。)
先週のトレードに限らず、今の自分に必要かなと思われるポイントを羅列しました。