明日からの相場展望だが、結論は様子見としたい。
理由は、ウクライナ問題だが、先々週は円買いでよかったものの、先週は円売りと状況が変化してきているからだ。戦争のほうが長期化に向かっているように見えるが、為替のほうは既に織り込みずみなのか、その点の見極めが難しい。
とりあえずは相場を眺め、それをチェックしてからでも遅くない。今週はそういう意味で様子見で対応したいと考えている。
ウクライナ情勢
アメリカ側の見解は、12日の早朝5時にはキエフは陥落してしまうであった。
ニュースにもなり、みなそうなるかと思っていたのだが、結果はそうではなく、ロシアは想像以上に進軍できていないらしい。また今の状況は、ロシア、ウクライナともに90%の兵力がまだ残っているらしい。すなわち今までの戦闘でどちらも10%の兵力を失っていることになるが、ウクライナの兵力はロシアの1/10から1/5程度と公表されているので、そういう点から考えるとロシアの方が多くの兵を失っているということが言える。
また先週にロシアは国連の会議の中で、アメリカがウクライナ国内で生物兵器を作っていると訴えていた。これはまた、きな臭い要因になってしまうのではと個人的には考えていたのだが、一応今は偽旗作戦ではないかとして判断されている。これがその通りだとすると、ロシアは打つ手がなく、生物兵器を使うしかない(そうでもしないと落とせない)という意味になると思う。
また先週はロシア軍が、ウクライナ国内を通過後、ベラルーシに爆弾を落とした。これはウクライナがベラルーシに対し爆弾を投下したと見せかけるものだといわれている。ロシアは甚大な戦力を失っており、ロシアの息がかかったベラルーシに軍をだしてもらわないと勝てないということかもしれない。またこれはロシアが傭兵を募集し、その傭兵を戦争に送り込もうとしているというニュースからも同じことが想像できる。
それに加え、今週末に米軍やフランス軍が、ウクライナのすぐ近くに軍を待機させている。ベラルーシが宣戦した場合には、その軍を止めるために動き出すのか?生物兵器使用の話がロシアから上がったので、その名目でいるのか、単なるおどしの意味でいるのかは分からないが、ロシアにとっては嫌なことであるだろうし、逆にアメリカやフランスにとっては、弱ったロシアをさらに弱体化させる決定打となるチャンスになるのかもしれない。
いずれにしても今のところの戦況はウクライナ、ロシア双方互角のような感じだ。報道などを見ているとそのように感じる。そしてこの状況に折れかけているのはロシアの方。来週は大統領同士で話し合う機会を探っているというようなニュースや、現時点でテレビ会議で、ロシアとウクライナとの間で、停戦協議が行われたとの報道もある。
今回の戦争は、ロシアはウクライナなどすぐに落とせると思って進軍したが、今になっても落とすことができず、ロシア側が根を上げ始めているというのが今の自分の感想だ。となると今後は停戦協議に向けて動き出す可能性も高く(すぐに全軍停戦とはならないが、条件を付けて徐々に進む可能性はあると思う)そのような報道により、為替はどのような値動きになっていくのか?初動はどう動くか?でもその後どうなるのか?今週はそんな点に注目しながら、為替をチェックしていくようにしてみたいと考えている。










