2024年2月5日(月)今日の東京の天気予報は午後から雪となっていた為、この日は珍しく漫画喫茶に入店したのだが、その際に上記のセリフを聞いた。今回はこの点を忘れないように書く。因みにこの会話は漫画喫茶店長と、客として入店した麻雀プロの話だ。どうでもいい下らない話になるが完全に実話。カットや装飾はしていない内容です。
漫画喫茶内で聞いた話
漫画喫茶のボックス席に入った自分は特にやることもなく、ぼけーっとしていたのだが、その際に入り口のところで話し声が丸聞こえとなったので、今回はそのことを書く。
いらっしゃいませ!あー!!!
今日は雪だけど、帰りは大変なんじゃないんですか?(常連と思われる男性客がそのように漫画喫茶の店長に話を切り出していた)
電車なんで何とかなるんですが、駅を降りてから15分自転車をこがないといけないんですよ。今日はそれが心配です。帰る時間には積もっているかもしれないので。
そうなんですか、大変ですね。
いやー私は本当は自宅は〇〇学園駅にある〇〇という漫画喫茶の方が近いんですよ。(チェーン店に勤務しているようで、そこが近いのでそこが良かったというような言い方だった)で実際にその近くにあった漫画喫茶に勤務していたんだけどつぶれちゃったんですよね。それでどうしようかと思っていた時に、本部の人がここに店を開くから、ここでやらないかと言われ、今ここでやっているんですよ。大変ですがコロナが終わった際に仕事があるだけまだましだと思ってやっていますよ。
そうなんですか。私は麻雀プロなんですよ。Aリーグに所属しています。でも傷害と暴行で若い時に逮捕されているので、これ以上は上がれない。スポンサーが厳しくて、前科がある人にはついてくれないんですよ。因みに今は呼ばれて麻雀店などで打っていますが、日給はたった8kです。勿論対局して得たお金はもらえますが、例えば対局で30k負けたら、その日は22kのマイナスで終わりますからね。支給された弁当食って1日そこにいる感じですが、交通費もでないので厳しいですよ。それと雑誌の連載などの話もありますが、1記事3kですよ。生きていくのは大変ですよ。
話を聞いた感想
この自称麻雀プロは、何でこんなしみったれた話を聞こえるようにするのかと思ったのだが、これはたぶんだけど普段人とあまり話をしていないから、ついつい本音がでてしまったのであろう。
漫画喫茶の店長が大変そうに見えたので話しかけてみたが、実際の所自分の方が大変だ。実は自分の方が将来に対しては火の車だ!たぶんそんな事を感じたのであろう。ここで新しい客がきた為、会話が終了したのだが、自分はこの話を聞いて、これだったらジャグラー打っていた方が良いんじゃないかと思った。今のジャグラーはBIG1回240枚しか出ないけど、真剣に打てば麻雀プロの日給8k以上にはなるだろう。少なくとも8kの日給を稼ぐためだけに1日タバコの煙が蔓延していて、尚且つ本当に素性のしれない、得体のしれない人間と真剣勝負をするのは、厳しいだろうし、個人的に雀荘は1度だけ行ったことがあるが、歯抜け(前歯がない人)や禿やデブしかおらず、まともな見た目の人が皆無だったのでそれ以上行きたいとは思ったことがない。何か話をしただけで病気が感染するのではないかと思えるぐらい不潔そうな人しかいなかったのだが、そんな連中の相手をしないといけないと思うと正直震えた。
それと漫画喫茶の店長も、正直楽ではないことは良くわかる。何故かというと漫画喫茶には未だに基地外みたいな客が来て、店員と大きくもめていることが聞こえることがあるからだ。自分がリアルに聞いた話だと、どの店も大体動画見放題となっているのだが、その動画の再生痩躯度が遅い(途中でつながらないことがあるらしい)とか、エロ動画をダウンロードしたいと考えている客が、ダウンロードが始まらないとか、そんなどうでもいい些細な事で客が激怒し、「なんで見れないの!」、「ちゃんとしろよ!」、「なんでこうなってるんだよ!」みたいな口調で店員につめよるのだ。店員は平謝りに誤り、その後、「別の席を案内するということで宜しいですか?」と聞くのだが、大体の基地外の客は、そこで当たり前のように「ダメだ」というから話がかみ合わない。おそらくだけどそのブースにあるPCの不具合なので、他の部屋ならその不具合が解消するのだが、基地外はなぜかそこで絶対に譲らないのだ。そしてそうすると店員がなおしてみるので少々お待ちくださいというが、そのセリフを言うと、前に書いたセリフのように、「何で見れないの!どうして!!」と絶叫するので、最後はお金なしで良いので帰ってくださいで終わることが多いのだが、自分は満喫に行く機会が多い殻もあるが、大体30回に1回はこのような事が起こっていることが多い。そしてその話を聞くたびに、自分は部屋の中で籠城する。トイレにもいかない。とりあえずこの揉め事に一切関わりたくないので、鍵がかかる部屋なら鍵をかけて籠城しながら震えているのであるが、これらの人達の相手をしなければいけない店長は本当に悲惨だし、自分はこれがあるから漫画喫茶に勤務したいとは一切思えないのである。
最後に
とりあえず最後に思ったことを書くと、普通の無職はまだまだ幸せなんじゃないかと思った。なぜかというと他人と無理に接しなくても良いからだ。危険を感じるような人、嫌な人とは接しなくて済む。しかし働いているとそうとは言えない。特に客商売となると、色んな人が来る。ほとんどの人はまともかもしれないが、中にはびっくりするぐらいの客もいるだろう。そしてその相手をすることを考えると、身震いするぐらい悲惨な結末がまっているような気がするのだ。
なのでこれを読んだ無職の人は、自分は平穏無事でよかったなと、少し安堵の気持ちと共に、少し幸せな感情を持っていただければ幸いだ。