先週の為替ですが、アメリカ株、並びに日経平均の値動きが不安定だったため、為替もその影響をもろに受けたような値動きとなりました。
またその事に加え、ユーロやポンドなどは、イタリアの財政不安、ブレグジットがうまく行っていないというニュースでも売られています。
その中においては、ドルが底堅い為、ドルによって、下落がこの程度で収まっているのかと思えるような値動きとなっています。
来週の為替材料
来週の為替ですが、未だ株が不安定な値動きの為、これを見ながらの判断になると思われます。
この株の下落ですが、一部では11月6日の中間選挙がどういう結果になるのか分からない為、利食い売りが先行している事(上げ続けたので、昔から持っている方は利食いできる)、選挙結果が読めない為、ノーポジションで迎えたい人がいる為などと言われています。
それ以外では、投機筋の売り対実需の買いとも言われています。この投機対実需というのは値動きを見ていると、何となくそうかなと思える点はあります。
投機筋の先物(CFTC)は、先週の火曜日のデーターとなりますが、未だ円売りのポジションが多いので、今週円買いとなっていなければ、これは再度円買いの圧力となります。
個人的には下げすぎと思っていますが、CFTCではまだ下げの余地があること。実際に株が中々安定しないこと、中間選挙が控えている事(トランプが劣勢のような報道が多いです)から、積極的なトレードはしないほうが良いのではと思います。
それとこんな状況の為、個別通貨の概況は割愛します。
来週は11月2日にアメリカの雇用統計が発表されます。
以外の経済指標については、みんかぶFXさんのものが分かりやすいので、各自ご参照願います。