今までの日本は、今ほどの不況に見舞われてこなかったように思う。少なくとも自分が生きてきた中で、今が一番不況だと感じる。
その理由は物価高だ。
スーパーなどで買い物をする方なら分かるかと思うが、今は昨年に比べ、物が1.5倍ぐらいの値段になっている。にも関わらず給料は1部の儲かっている会社以外は全く上がっていないらしい。
モノの値段がこれだけ上がっているのだから、給料も上げていかないと生活するのが大変になるのは間違いないのだが、世界中の国はこういう時にきちんとした対応をするのに、日本に限っては、マジでほぼ無策に等しい。
国民の生活は日に日に困窮している。
これは間違いのない事実だろう。
実際に9月13日に群馬の肥料メーカーが倒産したというニュースが流れた。この会社102年営業してきた会社だ。客は地元の農家。一見手堅い会社に見えたが、農家の廃業増と、昨今の物価高(肥料の値段も高騰した)で廃業に追いやられた。因みにこのような食品関連まで倒産に追い込まれているという事実が、物凄い不況を物語っている。この会社の倒産の理由は、個人的には高齢化(食が細くなる)と少子化が影響していると思う。なのでこれからはマジで何をするかを真剣に考えた方が良いと感じた。今回はその点を書いてみたい。
これからの生き方が重要な理由
今の日本は高齢化少子化が進んでいるように感じている。先に挙げた群馬の肥料メーカー倒産がその1要因だが、実際に街を歩いても、物は売れていないと感じるし、飲食店などを見ても、不景気だとしか思えないような景色だ。
とにかく客が入っていない。飲食店なんかは財布に余裕がある時は割と簡単に利用する人が多いように思うが、今はそのお金すらもったいないと感じる人が多いのだろう。
安いラーメンチェーン店の日高屋が儲かっているというニュースが流れたが、皆お金を使いたくても使えない。とりあえず安い日高屋で我慢しよう。そんな理由だと思う。日高屋の商品は何を食べても美味しくないからだ。
実際に好景気の際は、飲み屋などが繁盛したが、今は不景気なので、軒並みやばい状況になっているかのように見える。
昔から飲食はつぶれない。人は食べないと生きていけないのだから。でもそれがダメになるのは本当に不況だなんて言われてきたが、今現実はここまで来てしまっていると感じている。
閉店する飲食店は悪くない。悪いのは経営者の考え方。
でこれからの時代だが、今後も飲食関係の倒産は増えると思う。理由は不況と物価高と今の政治家がこのような国民の苦しみに何の対応もできないからだ。
更に不況になり、飲食までお金を出し渋らないと生活できない人が増えると思う。
それと今営業している飲食店だが、中で働いている人の中には真面目な人、一生懸命な人もいるだろう。でも悪いけどどんなに真面目にやっても、一生懸命にやっても、市場規模が縮小する業種は競争が激化する。そして1部は必ず倒産する。それだけは間違いない。これは時代が証明している。
今の不況が高齢化少子化が関わっていないのなら良いが、もし関わっているのなら、今後じり貧になっていくと考えられる。
でもってその泥船のようなものを避けるにはどうしたらいいかというと、それは今後望まれることをする。今後市場規模が膨らむと予想されることをする。
それしかない。
それと、それが何か?具体的な業種は正直な話、誰も分からない。誰も予測できないといわれている。何故かというと未来を予知できる人はいないからだ。
一応書店に行くとそのような本も売られてはいるが、自分はこの年になって分かったが、そのような本は嘘っぱちでしかない。根拠のない作者の一人語りになっていることが多い。
またこの点についてホリエモンなどが、これから何が流行るなんてことを言っていたりするが、これもまた全く根拠のない絵空事だと個人的には感じている。何故ならその通りにならないからという事と、ホリエモンは主張がコロコロと変わるからだ。彼は単に脚光を浴びたいとか、動画の再生回数を稼ぎたい(儲かるから)という理由だけで、視聴者を刺激するタイトルで動画を上げ続けているだけだという事が最近になって分かった。
一応個人的に未来予想者は皆詐欺師に等しいと感じている。何故かというとそれに根拠が無いからだ。
だからどんな市場にお金が集まるか?どんな市場のニーズが高まるかは中々予想は難しいが、考え抜けばそれなりのアイデアなり、そこそこの考えは浮かんでくるものである。
なので今はそういう事を考え、それを行動に結び付けていく時期ではないかと感じている。
最後に
因みにこのような事を書くと、お前は何かやっているのか?と言われそうだが、一応自分は考えて行動しているつもりだ。今ネット関連で少しやっていることがあるが、その事はこれからの時代に望まれるだろうと思われることをしている。
もちろんこれは当たるか当たらないかは正直分からないが、自分としてはその部門に片足を突っ込んでいることについては、納得している。やるならこれだ!という事をしているので自分ではそれなりに対応できていると思えてはいるが、それと同時にこれだけでは生きにくいという考えもあるので、次の収益の泉を探すために少し前向きに取り組んでいるし、それ以外の何かを模索はしているつもりだ。
それとこの記事が杞憂に終われば良いと思っている。
自分も楽観的なタイプなので、あまり悪いことは考えたくないし、とりとめも無いことは言いたくないし書きたくもないのだが、日本国民にとって、これからの時代は更に生きにくくなると思う。それだけは事実だと思うし、いつかそれを考え、それなりに行動しないと行けない時が近い将来に訪れると思ったので書いてみた。(今の政権が変わるとか、ウクライナ戦争が終わるとかすれば若干話は変わってくるが)
ただこれだけ書くと不安あおりみたいにしか見えないので、ちょっと悪いという気持ちもある。出来たらこれをしろ!あれをやれ!なんてことを書きたいが、自分もそこまでは分からないので書けない。
ただ一応この厳しめの見解だけは入れておいて頂ければ、心構え的なものはしっかりするのではないかと思って書いた。
このことが杞憂に終われば良いが、おそらくそれは無いだろう。ただ希望の光はどこにでもある。日本がダメなら海外だ。そんな視点で考えていけば、いつだって最低限の生活を送ることはできるだろうと思う。そしてその行動を起こすのは今ではないかと、自分の心の中の声が言っている気がする。