11月18日(火)この日はエスパス新大久保店に向かった。大久保駅に下車したのが10時ぐらい。セブンイレブンで飲み物を買い、歩いてエスパスに向かう。
店の到着は10時2分。一般入場が解放され、丁度入場するところだった。
エスパスの店の前を通り、右に曲がり、一般入場の最後尾に並ぼうとしたその時、目の前から歩いてきたのは本物の乞食そのものだった。

この新大久保エリアは上記イラストのような乞食がガチに住んでいる街だ。ガード下、電車の線路の下などに段ボールで家を作り、その中に何人かが住んでいるのを目の当たりにすることができる。
そして目の前から歩いてきている乞食は、その界隈で寝ている乞食そのもの。そこから出てきて並んでいるような風貌だった。髪は真っ白。でも量はあった。年齢は60から70の間といった感じに見えた。足はびっこを引いていた。また背中が曲がっていたのと、体自体も曲がってしまっていた。窮屈な場所で寝ているため体が固まってしまったのか、それとも誰かから暴行を受けたのか、それとも空き缶などを大量に持ち続けたことにより体が歪んでしまったのかは分からないが、やや歪んだ感じがかわいそうに見えた。また服装はマントのようなものを羽織っていただけだった。
ザ乞食、本当に映画などで出てきそうな乞食で、見た目は本当に乞食そのものだった。
乞食が入店後に向かった先
乞食が入店した後、10人目ぐらいだろうか、何とか店に入店した。2階に上がりマイジャグの島を見てみたが、全席満席。慌ててハッピージャグラーを取ろうと戻ったところ、乞食を見ることができた。
乞食はゴージャグに座り、既に打ち始めていた時だった。
ちなみにゴージャグとは、以下のような見た目。
しゃるるつもらせたい、という現役パチンコ店の店長がやっているyoutubeがあるが、その中では低設定でも高設定のように出ることがある。またその逆で高設定でも全くでないことがある。なんとも難しい台。だが総じて渋い台。高設定でも実際はあまり出ないことが多く、店が儲かる台。ただ合算はジャグラーの中でもトップクラスに高く、短時間勝負には向いている台と解説していたのだが、自分もそう感じる。そして乞食が選んだのがこのゴージャグだった。

乞食がゴージャグを選んだ理由
エスパス新大久保のジャグラーで一番期待値が高いというか、一番勝率が高いのはマイジャグだ。看板機種のようになっていて、このマイジャグだけは平常営業でも数台の設定4が期待できる。そして今日のようなイベント日(8のつく日がイベントで、天草なんとかというイベントも開催されていた)の場合、過去データーを見ても、いつもよりも多めに高設定が使われているようなこともある。
なので行くならここだが、乞食は住所不定だから入場はいつも一般入場になってしまうのだろう。自分よりも10人ぐらい早く入ったため、もしかしたらとれたのかもしれないが、悪臭などで注意され、途中退場などを食らった場合、このエスパスという店は当たり前のように出玉没収かつ出禁なんて処置をする店、みねっちが出玉を没収されたのもエスパスグループなので、そういうこともあり用心したのかもしれない。またそれ以外に今ならネオアイムとか、ファンキーやハッピーなどのジャグも設置されており、そちらはほぼがら空きだったので、それも取れたはずだが、おそらくだけど短時間勝負!と思ってゴージャグに狙いを定めていたんだろうと思う。
乞食の実践結果
でこの乞食の実践結果だが、10時5分ぐらいに見た際は、もう既に離席というか、退店していたのだろう。既に店にはおらず、勝負はあっという間に終わってしまったようだった。
打ち込みも、千円から3千円、あっても5千円というレベルだろう。
あまりの速さにかなり驚いたが、これが現実。リアルだった。
人から金を恵んでもらった。空き缶で稼いだ。道で財布を拾った。など何かしらの理由で稼いだ数千円を握りしめ1勝負とゴージャグを選び打ち込んだものの、結局光ることはなく、あっという間に夢やぶれたのだろう。
何のために並んだんだろうか?あまりの退店の速さに自分は驚きを隠せなかった。そしてそのことが気になりずーっとその乞食の行動を考えていた。
乞食がとるべき選択肢
もし自分が乞食の立場であったとしたら、何かしらの理由で手元の3千円あった場合、そのお金でほっかいろのようなものを買う。1枚30円。30枚入りの箱を1箱買えば、この寒い冬でも、何とかカイロからのぬくもりだけは感じられるだろう。それと残りの2千円も、何か本当にひもじいとか、温かいものが食べたくなった時のために一応貯金しておくと思う。
なぜかというと、この冬が本当に寒くなった場合、凍死の危険性もあるからだ。
だからさすがの自分でも先々の為に使うと考えたが、そんな過酷な状況下でも、乞食は勝負にでた。
そしてその理由は、やはり目先の事しか考えていないからだろう。
今日勝てば良い。今日だけ勝てれば良い。みなそんな目先を考え、たったそれだけの考えでパチンコ店に来る人も多いと思う。でも乞食のような状況の場合、そこで勝てたとしても、現実はあまり変わらないはずだ。乞食に必要なのはコンスタントな勝ち。今日明日の勝利ではなく、少額でもいいから永続的な勝利だろう。
例えばジャグラーを1カ月打ちまくって、何とか勝ち切り、そのお金で満喫に寝泊まりし、飯も食えるぐらいになれば良いが、多分そうはならないだろうと思う。
何故かというと、今のパチンコ店は全く出していない。これがひと昔前なら、もしかしたら出来たかもしれないが、今はまず無理だと思う。因みにミリオン石神井公園店にも本物の乞食が実践していたし、その乞食は自分が知っている限りでも2週間程度は毎日実践していたが、そこで日々勝ち続けることにより身なりが日々良くなっていったとか、風呂に入るようになったとか、アパートを借りているんじゃないかと思えるような兆候は一切でておらず、また可哀そうな事に最後は出禁になってしまったようで、今は全く姿を見せていない。
乞食ドリームではないが、自分は石神井公園の乞食が常に勝ち続けることにより、アパート暮らしから、最終的にはマンションを数棟所有するようになり、悠々自適な生活を送ることができるようにならば良いな!とそんなかすかな願望、希望のようなものを心の中で温めていたが、結局そうなることは無かったようだった。
まあ厳しいことを言うようだが、どんなに貧しきものが願いを込めて叩こうが、ゴーゴーランプは確率通りにしか光らない。願いは通じない。と悲しいかなこんな現実になっているんだと思う。
貧しいから夢をみるのかもしれないが、貧しい時こそ夢など見ないで現実を見たほうが良い。
そして乞食にとって現実は一般人よりもはるかに厳しく、夢を渇望しているのかもしれないが、そんな状況でも、やはり一歩一歩着実に歩みを進められるようなことをしていかないと、人生はなかなか好転しないのかという印象を受けた。
最後に
ここ最近のパチンコ店は本当に貧しそうな人も結構多い。
例えばマイジャグを打っていた際の話だが、データーをぽちぽちと押して確認し、財布の中身の千円札の枚数などを凝視してからおもむろに着席し、1打、1打をかみしめるように打つものの結局30ゲームぐらいしか回せずその台を諦めて他の台に移った人がいるが、その後、ガキみたいなのが座って数ゲームでBIGを引いたのだが、その際移動した人があからさまに動揺していたのを見て、【BIG1回で4kぐらいなのにそんなに動揺するものなのか?】とその姿を見ながらそんな疑問が頭に浮かんできたのだが、その方はBIGの音楽が流れている間、うなだれるような姿勢を取り続けていて、本当にショックでどうしようもないような感じに見えた。
たった4kと考える人もいるが、貧困にとってはその価値が変わるのだろう。
そういうことが薄々わかってからというもの、ジャグラーコーナーにいる人全員に敬意を表して打つようにしているが、本当に崖っぷち、財布の中身は残り数千円。そんな経済状況にも関わらず、最後の博打をジャグラーにしている人は結構多いように見受けられるし、それが今のリアルではないかとガチに感じている。
それとこの話はガチ、本当の出来事です。今のパチンコ店は本物の最貧困が、一発当てる為に、なぜか分からないけどジャグラーを選んで、真剣に、また願いを込めながらレバーを叩くという行為をしている人を結構な確率で見ることができます。
そしてその勝負をしているのを見て、自分はどうなるのかと、まるで映画を見ているかのように引き込まれてみてしまうことが多いのですが、ほとんどの方が夢諦めて散っていくような状況です。
なのでこれを読んだかたは、ジャグラーで勝負なんて無謀な賭けはやめた方が良いと思います。
またもしやるのならやはり朝1のイベント日のみ。それだけに的を絞り、やる程度にしておいた方が、結果的には良いのではないかと思います。
みな何とか数千円で当てて、1万円程度でやめて帰りたいという姿勢が見え見えですが、現実はそんなに甘いものではありません。そんな事を感じた日となりました。










