競輪投票サイトであるWINTICKETというサイトで、1千万ポイント山分けキャンペーンなるものが開催されていました。これは9月22日に開催されたレースで、3連単を10レース以上的中した人が、1000万円分のポイントを山分けしてもらえるという企画です。
条件は3連単で10レース以上の的中。的中した人の頭数で1000万を割ってそのポイントがもらえるという話です。3連単で10レースを的中させるのは難しいと考えた自分は、これが当たれば結構大きなポイント(金額)がもらえるのではと考えました。例えば当選者が10人しかいない場合、1人100万ポイントもらえる計算になります。当選者が100人の場合でも1人10万ポイントです。ポイントは1ポイント1円となるので、少ない金額で当てることが出来れば、競輪の利益プラスこのキャンペーンの利益でうはうはというわけです。一応当たったのでその詳細について書いていきます。あくまで個人的な記録です。
WINTICKETの1000万山分けでもらえたポイント
結論から紹介すると、もらえたポイントは、たったの2664ポイントのみ。
的中者が3753人もいた計算になります。
結論としては、この程度のポイントしかもらえないのなら、ポイント目的では絶対にやらない方が良い!
これにつきます。3連単を10R的中させるのにどれだけつっこんだと思っているんだよ!
ふざけんじゃないよ!
というのが今の自分の正直な気持ちです。
このポイント狙いだけは今後2度とやりません。
WINTICKETのポイント狙いをしない理由
実は1000万円山分けは、ポイント山分けキャンペーンの中では大きなポイントでした。大体は500万ポイントが一般的だったので、普段の倍ぐらいのポイントならと思って勝負したのですが、2644ポイントしかもらえないのなら、やる価値はないといえるでしょう。
なぜかというと、ポイント狙いをするにもそれなりのお金がかかるわけです。もちろん何もないよりかは良いですが、これを狙って金をかけるのは危険だと個人的には思いました。
1000万ポイントを得るために使ったお金
1000万ポイントキャンペーン当選(3連単で10レース以上的中)を目指し使ったお金は、28800円。93レースに投票し的中が12レース。回収は16310円なので、12490円の赤字。戻ってきたポイント分を現金として加算しても、9846円のマイナスとなりました。
1日やってこの金額の負けで済んでいるのなら大したことはありませんが、93Rも賭けたのでとにかく疲れました。またトリガミでも良いからと、展開など無視して本命を購入したり、12 34 567のラインだったら、普通に1→2→34みたいな適当な買い方でやっていました。
何か10R当てるという義務感が先行し、購入することが作業のようになっていたので、それも面白くなかった原因です。
結論
私のような下手糞は、競輪で夢を見ない方が良い
貴重な体験
この日の競輪の賭け方は、1レースにつき3連単は2点という賭け方が一番多かったです。
12 34 567のラインだったら、1→2→34みたいな感じで買っていました。勿論1と2は基本的に点数上位の選手。なのでこんな買い方でも比較的早い段階で10R当たるんじゃないかと思っていましたが、モーニングから賭け、昼の40Rを消化した時点で当たったのはたったの3R。しかも内2レースはガールズ競輪となり、ここまでやった時に、【これは本当に一生当たらないんじゃないか】といったような斬新な感情がわいてきました。普段なら数レースで一喜一憂しているので、当たってもハズレてもそれなりに感情が動きますが、今回の場合は感情云々の話ではありませんん。とにかく機械のように買う。買わないとどんどんレース数が少なくなってしまう。そんな恐怖心のようなものと闘いながらやっていたのはある意味貴重な体験になったのと、自分がやっても本当に当たらないんだということが実感できました。なので、下手な人は同様に1Rにつき3連単で2通りだけ買ってみることをおすすめします。競輪がやめられるかもしれません。
最後に
ギャンブラーなるものは非常に楽観的な思考回路で生きています。今回のこの企画も、もし当選者が1人しかおらず、1000万ポイントの当選になったらどうしよう!朝から本気でそんなことを考え、逐一サイトをチェックしていました。ポイントが配布される日は今日。1レース出走前には入るだろうと考え、そこから頻繁に見ていましたが、ポイント加算のお知らせが届いたのは午後3時。
中身は上記で書いた通り。
個人的には宝くじが当たるんじゃないか?それぐらいのポイントが入ると本気で思っていましたが、とりあえず悪い意味で拍子抜けしました。
自分と同じような考えで、ポイントを取りに行くために賭けると考えている方は、この記事を読んだら考え直して欲しいと思います。
それとこのポイント狙い。結構せこいので普通の人はやらないんじゃないかと考えていましたが、当選者3753人という数字を見ると、平日の昼間、自分と同じように朝から晩まで競輪を賭けていた人が3753人もいたわけです。この数字を見たら、まともな人からしたらどんだけバカなんだよ!という感想を持つかもしれません。すべてが終わった後、自分も温泉の仮眠所内で、眠い目をこすりながら1Rにつき3連単を200円分買っていた自分を思い返し、今更ながらアホだったなと実感しています。
後悔先に立たずという言葉がありますが、ポイント狙いはこれと同じような結果になる可能性が高いと思われます。これを読んだ読者様は、十分にご留意の上、競輪を楽しまれてください。
高配当が当たること心より期待しています(棒読み)