今週末は珍しく以前に購入したFXの本を再度読み返しました。
読み返した本は、FXの稼ぎ方、成功者達の流儀、銀です。(金と銅も出版されています)
この本は、FXで稼ぐことが出来た人の、手法やトレードスタイル(長期保有でトレードするのか?デイトレードみたいな短期トレードなのか?)、考え方、チャートをチェックする回数などが、割と細かく紹介されています。
私なりに吸収した点について、簡単に紹介します。
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FXの稼ぎ方 銀 成功者達の流儀を読んだ後の大事な点
本に紹介されている人達
皆利益を上げている人たちばかりです。
年間400万円~1000万円、それ以上の方の、それぞれのトレードスタイル、手法などが紹介されています。
そして皆に共通しているのが、一度は悲惨な目にあったこと。リーマンショックだったり、色々な相場の悲劇を経験した後、再度チャレンジした人ばかりが紹介されています。
そして皆に共通する事があったので、下記に項目別に紹介します
メンタル面
長期保有の方も、短期保有の方も、殆どの方が相場に振り回されないトレードをしていました。
チャートを見ないといられないという場合は確認するけど、それ以外は決めた時間にだけ見るようにする(平均すると、スイングで1日3回ぐらいが多かった)
といった回答が多かったです。
簡単に言うと、相場に振り回されない。一喜一憂しない。ドキドキしないというスタイルです。
何故そんなスタイルでいられるのか?それは相場のエントリーポイントと、エグジットのポイントが予め決められており、そのルールに従って機械的にトレードしているだけだからです。
本に紹介されている人は殆どがそんな方ばかりでした。
自分の生活が第一優先。相場は4の次、5の次ぐらい。
非常に冷静な方が多いのが特徴的でした。
使っているテクニカル
殆どの方が、2種類のテクニカルを利用していました。
1種類だと騙しが出るので、2種類を使うそうです。
(3種類は分からなくなるので、殆どが2種類でした)
スイングでもデイトレでも、もっとも多かった回答だと思うし、これは使えるのでは無いかと思ったのが、
ボリンジャバンドと一目均衡表を2種類表示させる手法。
ボリンジャーはプラマイ2σの所をタッチしてからの反転がシグナル。一目均衡表の雲は抵抗を表すので、それを見ながらエントリーという手法。
使う足は、基本が日足、どんなに短くても1時間というのが多かったです(デイトレードは例外として)
因みに3月26日時点、DMMFXの主だった通貨ペアの日足チャートを見てみましたが、このサインが出ている通貨ペアは無かったように見えました。
理論上は有効なのかもしれないけど、このようになるのは、割と条件が重ならないと厳しいのかという気もします。
ただ、理論的な面で納得できる手法です。
それ以外は、上段にはテクニカル指標を表示、下段にはオシレーダーのRSIなどを表示し、どちらも同じ方向でのサインが出ていた場合のみトレードするという方が多かったです。
エントリーとエグジット
エントリーは上記のテクニカルで。エグジットに関しては、利益確定は、ボリンジャーのプラスマイナス2σをタッチした際。
損切に関しても、エントリーしたものの、再度ボリンジャーの2σを抜けた時に行うという人が割と多かったように見えました。
ただ、この点は本当に割りとという程度です。
但し皆、決めたポイントがあり、その場所で躊躇無く、利益確定、損切をしている方達ばかりでした。
この本のシリーズを読んだ感想
自分はこのシリーズは、銅は読んだ記憶があります。
確か稼いでいる金額が、銅と、銀とでは異なった(銅のほうが少ない)気がします。
金は立ち読み程度に読みましたが、結局購入はしませんでした。
勝っている人の実践手法がそのまま紹介されているだけあって、その手法通りにトレードすれば儲かると考えがちですが、必ずしもそうはならないのが相場。
結論から言うと、その手法が使える状況にあるのかを見極める必要があると個人的には思います。
そして肝心のその部分が書かれていないのが殆ど(書きたくてもボリュームがありすぎて書けないのだと思いますが)
なので、利用はあくまで自己責任。過度の期待は禁物です。
かなり辛口な意見と思われるかもしれませんが、その程度で活用していくのが良いのかと、個人的には思います。
尚、ここからはあくまで個人的に好きな手法をおまけで紹介します。同じような手法をご存知の方がおりましたら、教えてください
管理人が好きなトレード手法
私が好きなトレード手法は、例えばドル円なら、はじまり値から、必ず上下に10pip以上動くという手法。(各通貨により、上下幅は異なる)
仮にFXの開始時のレートで、ドル円が105円の時、その日は、105.1もタッチするし、104.9もタッチするという意味です。
負けていた時によく使って、かなりの負け額をたたき出した手法です。それ故、今は全く信用しておらず、全然使わなくなりました。
トレンドが発生している時に使うと、かなり悲惨な思いをします。
でも、確率的に、統計的に、大衆心理的にはありそうな気が未だにしてしまう手法です。
何かこのような手法、類似の手法をご存知の方がおられましたら、教えてください。