これからはちょっと残酷な話をします。
負けている人は耳が痛いかもしれませんが、今後のトレードのヒントになるかもしれませんので、良かったらご確認願います。
FXで負ける人と勝つ人の違い
FXで負けている人と勝っている人の違いですが、自分は昔は負けていましたが、勝てるように変わったので、これが痛いほど分かります。
この差というのは、同じチャートを見ながらも、勝っている人は正解を見極める確率が高いのに対し、負けている人は、不正解を選んでしまう確率が高いことだけだと思います。
正解、不正解とは、利益と損です。
同じチャートを見ながらも、勝っている人の予想は正しく、負けている人の予想は外れる。その確率が高いから、勝つ人と負ける人が出てくるというのが自分の個人的な考えです。
何故そのような事を言うのかというと、昔の自分は、2勝8敗ぐらい。勝ちたいという気持ちは人一倍強いものの、結果は惨憺たるものでした。
今の自分は、7勝3敗程度だと思います。
明らかに今のほうが勝率が高いです。
FX自体は昔から変わらないのに、勝率が違うのは、明らかに見えているものが違うから。残酷だけど、勝ち負けの差はこの要素はあるかと思います。
でも自分は昔負けていたときは、本当に心底勝ちたいという気持ちだけはあったので、次に負けている人がどうすれば勝てるのかについて自分なりの考えを紹介します。
FXで負けている人が勝てるようになる方法
FXで、トータルで負けてしまう人は、先ずは小額でも良いから利食いしてみることをお勧めします。
これは1つの成功体験になりますので、僅かな利益でも良いので、利食いしてみてください。
利食い出来たという事は、相場を見て、ポジションをもって利食いできたということで、これを繰り返すことが出来れば、利益はどんどん増えていくということになります。だから、利食いできたら、その時の事をよーく覚えていてください。
(数日間のレートから割安と感じ、購入したら上がって利食いが出来たとか、チャートにテクニカルを表示して、それを根拠に売買して勝てたでも何でも良いです)
次は損の部分です。どんな方でも必ず損をする事があるかと思います。
損切の時で良いのですが、その時に、購入前はどう思ってポジションを持ったのか?今想像とは違う状況を確認し、何故そのようになったのかを確認してみてください。
そしてその原因をなるべく出してみるようにします。
例えばチャートを見て売買したとし、逆の方向に動き始めた時があったとしたら、日足ベース等ある程度長い足で過去を見てみます。
レジスタンスやサポートがあったとか、何かチャート上から原因を見つけることが出来たら、それを自分の肥やしにします。
今回はこういうパターンで負けたから次は気をつけようとか。
※予測不可能なニュースだった場合は諦めるより他無いのかもしれません。
利食いは攻め、損切は守りです。
今後も利食いや損切を繰り返していく事になると思いますが、このパターンなら勝てるとか、このパターンは駄目だとか、自分なりの何かが見えてくる時があるかと思います。
偶然でも何でも良いんですが、そういうパターン的なものが見えてきたら、後はそのパターンで勝てるのかを検証していきます。
ある程度のパターン化してくると、このパターンならかなり高い確率で利食い出来ていたのに、今回は通用しないで、損きりになってしまったと言う事も出てくるかと思います。そういう場合は、それを忘れないようにして、その時点でパターンを見直します。※最後に自分が、パターンを改良した事を書いておきます
これは手法とも言えるかもしれません。
レンジが続いている時で、比較的相場が落ち着いている時は、東京時間の円売りで勝てている等、何でも良いです。
ある環境下において、この手法を試してみると、成功率が高く利益が残る。
そんな物が見えてくると楽です。
でも注意しなければいけないのは、その手法は常時使える訳ではありません。相場環境が変わると使えなくなったりしますので、そういう物を出来たら沢山手の内にあるようにします。
どれか1つでも良いから、この時にこうすれば高い確率で利益が取れるというものが見つかると、それが1つの大きな柱となってくれるので、比較的楽になってきます。
自分の手法を改良した時
FXで負けていた時、ちょうど初めて数年経過した時だったと思います。
大きく狙っても、最終的には逆に動いてロスカットなんて事を繰り返していた自分は、さすがに反省し、100pipを狙うのではなく、10pipを10回とって100pipにしようと考えました。
レートパネルを見ていると、100.1円に動いた後、100円に戻るという何回も同じ場所を行き来しているレンジのような値動きを確認することが出来たので、
それに乗っかってみたところ、5往復以上の差益を取れたので、利益は全部乗っけて、雪だるま式に往復を繰り返していました。
でもこういう値動きというのはどっちかにブレイクしてしまうものなんです。
せっかくの利益も、逆方向に大きく動いた時点でロスカット。
今までの時間と労力は全てパーという結果で終わっていました。
自分は馬鹿だったので、おそらく何十回も同じ事を繰り返したと思います。
でもこの為替の特徴は変わらないということが莫大な損失を抱えた後に分かったので(レンジからブレイクするとどっちかに大きく動く)
この日以降は、やるとしても2往復とか、様子を見て、尚且つブレイクした時には損切るというスタンスで望んでいます。
大きな損はしたけど、相場の特徴という物を理解することが出来た1つの体験です。
そしてこういうのは、負けていればいる人ほど、治す箇所は多く、修正することで逆に勝てるようになるのではないかと思います。
むしろ負けている人ほどチャンスではないかと。
ただ、今負けている場合は、お金を張るのは損なので、デモなどを真剣に取り組み、そこで修正していくことをお勧めします。
勝ちへの一因になれば幸いです。