8月31日から9月4日、1週間限定の相場展望ですが、結果から言うと、やるのならユーロドルを様子見しながら売ってみたいなと思っていますが、やらないなら様子見でも全然ありだと考えています。
やる場合、ユーロドルが動いた場合の値幅は大きいので、ある程度余裕をもって取引してみようと思いますが、どうなるかは正直自信はありません。やるならこのペアかと思う程度です。
先週の相場展望
先週の相場ですが、27日のアメリカパウエルのアナウンスがあり、FRBは2%のインフレ達成まで暗に緩和を続けるというアナウンスを出しました。
日本もコロナ不況ですが、これはアメリカも相当ひどい状況だという意味です。
また翌金曜日は、まさかの、また突然の安倍首相退陣というニュースが流れました。
安倍首相はアベノミクスというスローガンをかかげ、円安株高を推進してきました。しかしながら退陣となった為、今後はそれらが支持されないという判断から、円高、株安に動くと考えられています。
一応退陣後も、アベノミクスは安倍さん抜きでも継続されるものと考える方もいますが、次の総理大臣が石破さんになった場合、石破さんは安倍さんに批判的な発言を繰り返していた関係で、アベノミクスは支持されないだろうと言われています。(後個人的に河野大臣も大丈夫かなと思いますが、今のところは大きな批判は出ていないようです)
次が誰になるかにより、その憶測により動く可能性もあります。
個人的には上記状況から、先週は安倍さん退陣にしては売られすぎだとみていますが、クロス円はまだ下がる余地はあるので、何かやるならユーロドル程度かと思っています。ポンドドルは上にあるように見えますが、これは貿易交渉が最終的には上手く行くだろうが理由です。
今までの報道を見る限り、絶対に上手くいかないのではと思えるような内容になっていますが、さすがに後がないイギリスは、EUとの交渉に対し、何とかうまくやるだろうという考えからの買いのようです。
まあ普通に考えたらそれがもっともな意見なのですが、今までのイギリスの対応を見る限りでは難しいと思うものの、今はコロナで状況が変わっている為、イギリスがうまくやる可能性の芽もあり、本当にどっちか分からないような状況なんで、とりあえず触りたくないと考えています。
何かするのなら、対ドルのペアの売りでと思っていますが、その中で選ぶならユーロドルという程度です。先週末の出来事なので、今週は様子見で値動きが落ち着くまで見も全然ありだと思います。