今週の相場展望ですが、アメリカの雇用統計の発表が控えています。
今これが市場参加者の一番の注目材料になっていると思われるので、
この発表まではそんなに大きな値動きにはならないと考えています。
(前哨戦のアメリカADP雇用統計(30日)1日のアメリカ消費者物価は
やや動く可能性があります。また他国の指標の結果によっては動く可能性も
ありますので、その点は各自ご確認下さい)
注目されている雇用統計の値動きの予想ですが、
数値が良ければ上にはねると思いますが、
予想をはるかに超える数値でない限り、
一時的に上がったとしても、その後の高官発言などにより戻されるのではないかと
考えています。
逆に悪かったら素直に下を目指すと思いますが、
ドルは下値も固くなってきているので、そんなには下がらないでしょうが、
この点は上も下も発表値に大きく影響を受けると思います。
但しこれはあくまで現段階での1個人の見解で、
実際にどうなるかは分かりません。
各自のご判断でお願いします。
後イギリスですが、EUとの調整が必要だといわれていた
スコットランド問題が3ヶ月先延ばしされることになったようです。
1つポンド売り材料が先送りされた形になっています。
先々週のパウエルのタカ派発言を受けて、
先週市場は動意づき、ある一方向にうごきはじめるかと注視していましたが、
やはりまだコロナの影響が色濃く残っているようで、
そこまでの値動きにはなりませんでした。
まだまだコロナなんでしょうか?といった感じです。
今週再度上を目指すかは分かりませんが、日曜早朝にオージーの感染拡大のニュースが流れていたりするので、今週は依然と同じような値動きに落ち着いてしまうのでは?というのが正直な気持ちです。
変異株感染が広がっているらしいので窓開けから9時まではその影響を見極め、以後トレードしたいと考えています。