
すいません更新が遅れました。なまけ病です。許してください。
さて6月14日からのドル円の相場展望ですが、基本【様子見】とします。参戦するのも日本の黒田発言後にしようかと考えています。理由は木曜日早朝のFOMC、その後の日銀黒田総裁の発言が控えていて、その結果によっては大きく動く可能性があるからです。売買をするのなら、その結果が出た後にやるのが良いかと個人的には考えています。それと木曜20時はイギリス金利発表です。ポンドは割と読めないことが多いので、何とも言えませんがこちらも結果次第でポンドが動く可能性があります。
ここ最近のドル円の状況
先週日本の財務省が3者会談を行い、その後に円安が進みすぎだという円安けん制の発言をしました。一応その発言でドル円は50pip以上下落したのですが、すぐに値を戻し、月曜日には135.2の高値を付けてしまいました。財務省としてはせっかくけん制発言をしたのに、それを無視するかのように上昇してしまってはダメだと感じたのでしょう。
135.2まで上昇した日に黒田さんが円安はよくないと発言し、今が火曜日の10時49分ですが、134.225と、若干の円高になっています。
これは何が言いたいのかというと、実は黒田さんはずーっと円安容認発言を繰り返してきており、それを燃料にしてドル円はどんどん上昇していたのですが、円安を容認すると発言していた人が、一転して逆の発言をしたことにより、ドル円が動きにくくなっているということを意味します。
おそらく財務省側から黒田さんに対し、【円安は困ると言え!】という指示が出たんだと思います。
ただしこの発言が有効かというと、今までの相場を見る限り時間がたつと何もなかったのかのように扱われるというのが一般的です。だとしたら買いでいいのではないかと思いますが、一応今週は黒田発言も控えているのでそこでどの程度のアピールをするのかを見極めてからが良いのかと個人的には考えています。
6月12日の段階では、FOMCで上昇し、その後の黒田総裁発言も円安容認になると思われたので、そのままドル円は結構上がるんじゃないかと思ってみていましたが、月曜日の黒田発言により、日本側の姿勢も見極めてからのほうが良いかなと個人的には思いました。