今日からの相場展望だが、ごくごく普通に考えると、ドル円は下がる可能性の方が高いと思う。理由は先週金曜日にFRBのパウエルが、「ピーク金利はこれ以上設定しなくても良い」と発言したことだ。※
債務上限問題が解決していないが、その影響もあり、おそらくだが、共和党から金利について高すぎるから下げろという圧力もあったんだと思う。
またこの後、FRBのカシュカリが、6月は金利据え置きでも問題ないと発言した。これはブルームバーグでもニュースになった。この2人の発言を見る限り、金利に関しては今までと比較すると、やや弱気になったととらえることができる。(パウエルは前回会合で、金利を下げることは無いと発言していた。今回の発言は実は玉虫色でどちらにもとれる。単に共和党からの圧力をかわすための一時的な措置とも取れることが可能。要はこうは言っても利下げをするといっているわけではないので、6月据え置きにしたとしても、それ以降に利上げに転じる可能性はまだ残っている状態だ)
※それと因みに先週はFRB高官のタカ派発言が相次ぎ、金利高になる可能性を示唆した為、ドルが買われたのだが、何故か金曜日のパウエルが弱気な発言になったのと、カシュカリもそれに続く発言をしているので、債務上限問題を通過させる為だけの茶番だと思うが、一応茶番はあると思うので、今週に限ってはというか、上限問題が解決し、少し時間が経つまでは、やや弱気とみている)
とりあえず債務上限問題が解決するまでは、金利発言についてタカ派的な意見がでなくなるのではと考えている。
それと債務上限問題だが、22日(本日)にも協議の場が開かれるとニュースになっている。解決すれば相場はリスクオンになる可能性が高い。ドル高要因になるが、逆に解決しない時間がかかればかかるほど、ドル売り要因になる。
実際問題これがいつ解決するかは分からないが、この問題が解決しないうちは、これもドル安要因に働くだろうと思う。
そんな理由から、今週に限りややドル安の可能性が高いと思うが、慎重な取引を希望するのであるのなら、月曜日のNY時間を見てからを推奨する。先週はNY時間に大きなドル買いの資金の流れがあった。NY時間は常にドルは大きく押し上げられていたので、今週もそれを見てから判断するのが無難かと思う。9:24ドル円は137.78
先週のFXの結果
先週のFXの実収支だが、約21万円のプラスになった。軍資金は100万円。ちょっとしょぼいと感じると思うが、月曜日から水曜日と金曜日はパチンコ。木曜日はマンガ喫茶で過ごしたのと、木曜日から相場が大きく変わった為、木曜日金曜日はほぼ取引なしで過ごしたのでこの収支になってしまった。
月から水にパチンコに行かず、もっと真面目にやっていれば良かったと思う反面、それも面倒なので、個人的にはこれでよかったと思っている。そこそこ気分転換をしつつ、無理しないのが1番ではないかと思う。