※追記 20220516 11:32
リスクオフの強い円買いが入っている。今週は上かと書いたが、上にいくような大きな材料は今のところ乏しい。指標の結果次第となる。先週から下値を試す動きが出ているが、今週もそうなる可能性も否定できない。積極的に買うような機会ではないということだけ追記したい。相場は自己判断でお願いします。
今週の為替だが、結論から言うと、ドル円に関してはやや上の可能性が高いのではと考えている。但し上値だが、130.3くらいは重くなると思われる為、今の129.3から考えると1円しか無い。だがそれでも下よりは上の可能性が高いのではと個人的には考えている。
理由は先週の値動き。※この話はドル円のみの話
先週は上値を追うかたちで動いていた。指標前に一度崩れたが、指標結果が良く、高値は130.8付近をつけたが、そこから急落した。翌日は大きく下落し127.52迄つけた。
この理由はフィンランドがnato加盟を宣言したのだが、この宣言に対してロシアが報復措置をとるとコメントしたからだ。
ウクライナの二の舞になるとeuは少なからず大きな影響を受ける。売っておこうと言う動きになったのだと思う。
だがこの下落は金曜日には落ち着いた。夜のニュースでnato加盟国のトルコが、フィンランドのnato加盟に反対したからだ。詳細な説明は避けるがトルコとロシアは親密な関係にある。だからだ。
またフィンランドのnato入りは早くても4ヶ月後になると報道されている。またその間にロシアが攻めた場合はイギリスドイツフランスは軍事支援すると公言している。
こんな中、ロシアは報復措置を講じるか?講じればその内容により下値の可能性が高まるが、個人的には今は厳しいのではと思ってみている。一応ロシアはフィンランドに対する電気の供給を停止すると15日に発表した。これに対してどう反応するかは16日の窓とその後だが、大きな報復が無ければ上を目指す可能性の方になるのかなぁ?と言うのが正直なところ。
それとプーチンだが、手術の予定だが、その際は失敗の可能性が高いのではと思う。プーチン本人だってそう考えているだろう。その前にあたるので、流石に軍事的な報復には今週はでないのではと考えている。
それと先週は株式や金利も大きく動いた。上には紛争が原因かと書いてあるが、色々な要因が複雑に絡み合って動いているので本当は紛争だけでは無い。今は16日の5時12分。