5月10日からの相場展望ですが、結論から紹介すると、ドル円の買いが良いのではと考えています。
以下で理由を紹介します。
先週の金曜日は、アメリカの雇用統計の結果が予想をはるかに超えて悪く、ドル円は下落しました。
またそれに伴いユーロなどの通貨が上昇しました。
この下落ですが、下げてもおかしくないぐらいの悪い結果だったので、これは素直にしょうがないと思えるのですが、実はアメリカの指標で悪かったのは今のところ雇用統計だけです。
他の指標はそんなにひどくなく、むしろ良いものもあり、やや上げで反応しているものばかりでした。それゆえそういったこともあり、金曜日の雇用統計は良い結果になるだろうという買いが入っていた半面、下落が大きかったように考えています。(指標事態はコロナ化ゆえ、さほど参考にはなっていませんが)
ただここが底であるかというと、それは分かりません。まだ下げるかもしれませんが、長い目で考えれば、このレベルなら買っておいてもいずれ戻ってくる値になると個人的には考えています。
アメリカはコロナを抑え込めているようですし、世界の中でも早期に抑え込めているほうです。
また日本がひどくなっているので、円売りが起こりやすく、その意味でもドル円の買いが良いのではと思っています。
他、ポンド、ユーロ、オージーなどもありますが、まだコロナ相場です。材料で必要以上の値動きをしてしまう可能性があるのと、ドルに比べると通貨の脆弱性があるため、そういった意味でも動きやすく、狙っていっても良いとは思えない通貨になっています。(数時間以内に手じまうなどの超短期なら別ですが)