明日からのドル円相場展望だが、経済指標などの発表で動く可能性はあるが、基本的にはドルは上がりやすい地合いになるかと考えている。
理由は先週木曜日の指標発表時にドルは売られたが、その時点からさほど下がらなくなってきているからだ。この下がらないという点に関しては、DMMFXの金曜日のニュースでも流れた。
ドル売りがあっても、ドル金利の反応が弱くなってきているので、それが理由で下げにくくなっている。
先週金曜日の朝から18時ぐらいまでの値動きをご覧になられていたかたなら分かるかと思うが、この日は永遠かと思えるぐらい、132.4-6(コア)をやっていた。17時頃に132.167まで下げたがそれもすぐ上昇。それと経済指標の際に132.191まで下げたがそこまでだった。
あくまでこの流れが継続すればという話になるが、継続なら来週は底堅くなるのではないかと考えている。
またそれ以外の理由としては、来週は米高官の発表が予定されている。5月2日のFOMCの事を公表するわけだ。この点も発言次第になるとは思うが、順当に考えると、どの高官も基本的には利上げするという話をすると思う。金曜日の終値の段階で、5月の0.25%金利折込度は、8割ぐらいの状況なので、ほぼ織り込み済みといえるような状況にはあるが、悪いニュースにはならないと考えている。
またそれ以外でも、銀行騒ぎは落ち着きを見せているように思うというのも1つの要因。
ただ明日からはは米銀行の決算の発表が控えているので、その内容でひっくり返るというか、売られる動きがでるかもしれないが、一応先週発表されたモルガンの決算は良かった。ただ小中の銀行もあるので、この点は何とも言えない。発表を見ないことには判断できない。
それと大きく下がるようなことがあるとしたら、何か新しい動きが出たとか、新しい材料が出た可能性もある。今の相場は決めつけはしないほうが良い。またやるとしても小ロットでと個人的には考えている。
まとめ
今回の内容はあくまで来週に限っての話だ。今は変化のスピードが速いので、来週以降についてはっきりとしたことは言えない。またドルに関してだが、下がるという主張も結構ある。これだけ高い米金利をもう数か月も適用しているわけで、経済はだいぶん疲弊しているはずだ。なので、ゆくゆくは利下げサイクルが来るから下がるというのがその主張だが、問題はそれがいつになるかという点だ。
まあいずれにしても相場は自己責任。ご自身のご判断で決めるのが1番です。
それとこれを書いていて思うのは、やはり結構重いと感じてしまうので、以後投稿はかなりランダムになる予定です。ご了承ください。