今週の相場展望だが、結論からいうと【様子見】が無難だと思う。
今の状況だが、戦争に関しては1部織り込まれているように感じている。今の値動きがそうであるように、何もなければジリジリとこんな値動きが続きそうな感じでもあるが、怖いのは停戦の話が出た際。ある程度の期間停戦にするという話でも出てきたら、大きく巻き戻すだろうと考えている。それなので、手出しがしずらいところというのが正直な気持ち。
一応戦況に関してだが、今年は例年よりも気温の上昇が早いらしく、進行するロシア軍の戦車が進めなくなっているらしい。対するウクライナ側はコンパクトな対戦車砲などを用い、たくさんのロシア軍車両をやっつけたり、将校といって、ある1団をまとめる指揮官を4人も殺害したらしい。このような状況から、戦況はウクライナ側に有利かと思われたのだが、それに対し、ロシアは超音速ミサイルという、今まで使っていなかった強い兵器で攻撃をするなど、新しい戦術をとっており、これによって状況は再度分からなくなったのではないかと思われる。
一応現段階でいうと、戦況が長引けば長引くほどロシアが不利になることが明白。
また攻撃を開始したのはロシア側で、ウクライナはNATOに加盟しないということを譲歩しているわけだから、この程度でロシアが折り合いをつけても良いのでは?このまま続けても、ロシアは不利になるばかりだし、今がころあいでは?と考える人が多いのだが、そういう中において戦争を止めないロシアの姿勢を見ると、ウクライナが全面降伏するまでやり続けるのか?という憶測が今のところ優勢になっている。
但し今の状況からロシアが全土を掌握するのは困難であると言われている。やはり戦争は守る側が強い。またウクライナ側はEUからの支援も多い。なのでこれを何とかするには、ベトナム戦争で枯葉剤が使われたが、それに近いような生物兵器が使用される可能性もあり、アメリカなどがその使用に対して、今の段階から牽制をおこなっているのだが、状況が長引けば長引くほど、最初はこのような安価な生物兵器を用い、それでも落ちないなら、最後には小さな核を搭載した兵器を使用するのではないかと思っている。
今はそんな未来も予測できるので、積極的に為替をするような状況には無いように思う。
最後に
まさか今の時代に戦争が?なんて誰も想像していませんでしたが、現実には戦争が勃発しています。またほとんどの人が停戦を希望しているにも関わらず、それが出来ていないのが現実。世の中はロシアを中心におかしくなり始めていますが、原油高や穀類相場上昇によるしわ寄せが日本にも来てしまうのが現実です。
今ニュースでは小麦高騰による原料高で、うどん屋さんや、立ち食い蕎麦屋さん(ロシア産そばが多いらしい)は今後どうなるのか?なんて報道されていますが、政府はそれに対しては今のところノーコメントのようです。
本来であれば、代替品を確保するため、同じようにそばを作っている他の国に行って、優先的に提供を受けるべく交渉をしたり、そのような作物を植えてくれと頼んだりしても良いのではないかと個人的には思いますが、そういう動きは今のところ見えないので、戦争がはじまり、日本も制裁に協力し、ロシア産の輸入を停止したとしても、それによるしわ寄せは、各自でやってくださいという話なのでしょう。
非常に無責任なように感じますが、これが今の日本の現実だと考えると、この先の更なる影響も、各人で対応するしかないと考えられます。
そのために出来ることは何か?買いだめなのか?作物を自分で作るのか?金儲けするか?まあ今の自分にはあまり良いアイデアは浮かんでいませんが、この戦争により、数%以上、家計に対する影響が出るのは必至だと思われますので、時間がある方は、当面の対策を考えておいても良いのかなというような考えが頭に浮かんでいます。