明日からの相場展望ですが、全体的には先週同様の小動きになるのかと考えていますが、フランスAFP通信によると、世界での新規感染者数が過去1カ月で44.5%減少したとの報道があったり、アメリカで休校だっが学校が再開したなど、コロナ終息に向けて力強い報道が出始めています。
そろそろ次のステージに向けて動きだす可能性もあり、その点も併せて確認する週かと考えています。
まだどちらに動くのかという方向感は出ていないように見えます。なので、基本レンジと考えていますが、上記の報道もありますので、どちらかに動き出した場合を想定し、ストップなどは確実に入れて、動き出した方向についていくかどうかも検討しながらトレードしたいと考えています。
個別に思う点を書いてみます。
ドル円
何もなければ上がりたいという一面が垣間見れるものの、105円越がかなり重い印象を受けています。まだドル売り勢力は一定数いるようです。
ただし下値が固まってきていますので、今週下げなければ、上にいくのではという印象です。103.5が反発した場所。104.5がサポートレベルなので、
下がったら、その場所付近にストップを必ずいれ、買ってみたいというのが正直な気持ちですが、下がり方にもよります。この点は値動きみながらにします。
ユーロドル
ドラギが首相になったからか、また株に反応しているからか、金曜日は反発しましたが、強いという印象は持てない動きです。また投機筋のポジションも14万と相当たまってきているので、これも上圧力を抑制する動きになると思います。
ユーロドルに関しては、比較的トレンドを作りやすいので、週前半の値動きを見て、どっちにいきたいのか?その点を確認しながらついていくのが良いかと思います。
ポンド
EUとのブレグジットが一応完了したということで、今まで売られていた分が買い戻されるという動きになっていると言われています。
EUを離脱して、今後のポンドがどうなっていくのか?について、見られているわけではないらしいので、その点はこの値動きがどこまでいくのかを見定めてから?なのか、コロナがもう少し終息した段階なのか?いずれにしてもまだEUとの交渉の話は残っていますし、ポンドが独り立ちして、どこまでやれるのかというのも未知数です。次の値動きはこの点の議論が出てきた時だと思います。コロナの感染状況次第となるのではと思っています。個人的に現時点で触っていませんし、今後もこの点がある程度見えてくるまではやるつもりはありません。
オージー
コロナ終息が早いと見込まれていること、株高がオージー高の要因ですが、先週ぐらいから、株高=オージーやユーロ高、ドル売りとはなっていない。
少なくとも今までほど強くないというのが印象です。
中国との仲も悪く、先週もオーストラリアの記者が、中国で取材中に逮捕されたという報道が流れています。
そんなネガティブな一面もあり、IMMポジションが先週は売りに傾いたのですが、今週はちょっとですが買いに傾いているので、もう少し様子をみたいところです。株に反応する厄介な通貨になっているので、手出しはしない予定です。
最近のトレードスタイル
ここ最近のトレードスタイルですが、取引している通貨ペアは、ドル円とユーロドルが基本です。8割以上がこの2ペアを中心にやっています。
全然動かないので、指値と逆指値を入れて放置しているだけです。
一応先週はドル円を売りたいと書き、実際に売って以下のような収支をだしました。丸2日分なので、あまり大きな金額ではありませんが、一応400pip(100pip×4単位)なので、ここ数日の値動きからすると、取れたほうです。(水曜日の早朝4時37分に決済したポジションです)
今のドル円に関しては、大きく上にいったり、下に行ったりとする材料が無い状態です。しかしながら薄商いという状況下で実需が出たり、ストップなどを巻き込むと、結構動くのですが、それに対しては巻き戻しが入ってくれるような状況です。その点が見極めがつくと、あまり動きはしませんが、比較的取りやすい状況なのではと思います。