こんにちは、無職の金丸です
前回の記事で、職場での日常生活について紹介しました。今回は、その職場内であった飲み会の話について紹介します
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DQNな職場での飲み会
新入社員として入社してから丁度1ヶ月が過ぎた頃、自分が所属する部署内での飲み会が開催されました。
一応自分が入社した為の歓迎会という形の飲み会です。
土曜日の午後19時~、中央線沿線の比較的栄えた駅付近の居酒屋で開催されました。
その日は仕事だったのですが、朝から皆のテンションが高く、飲み会を楽しみにしているような雰囲気に見えました。
いつもなら土曜日でも19時位まで仕事をしている事が多いのに、飲み会の時だけは15時で終業。
「この部署は本当に仕事しているんだろうか?」と疑問に思いながらも皆で会社を退社しました。
車を自宅に置いてから来る人とか、バスで最寄り駅まで行って集合する人など、色んな人が居ましたが、自分は自転車通勤だったので、ここで解散。
自宅でゆっくりと休んでから、飲み会に向かいました。
19時開始なので、15分前に到着し席について待っているものの、2ブロックの部長が時間になっても来ません。
その人は携帯を持っていないので、時間が来て、渋々ながら取締役が開始の挨拶をしました。
参加者は、取締役A,2ブロック(遅刻)、風俗の話をする上司、口数が少ない上司、薄毛、女子2名と自分の計8名です。
店は、デブの女子社員が予約したらしく、自分に対して、「この店を予約するのがとても大変だった」、「この店は実は下見に来て食べてから予約した」と何故かそんな話ばかりを自分にしてきますので、仕方なしに、「ありがとうございます」と連呼していた記憶があります。
そして30分ぐらいすると、2ブロックが到着。
どうやら駅前でパチンコをしていたようで、到着早々すいませんの一言も無しに、交換していない景品を見せびらかし、「パチンコで大連荘したぜー」とドヤ顔で語っていました。
彼よりも上役の取締役Aが同席していたので、さすがに怒られるのかなーと様子を見ていましたが、小声で耳打ちをした程度で、2ブロックの遅刻は何事もなかったように流れました。
そしてこの2ブロックが宴会に参加した瞬間、薄毛の顔色が変わります。
なにやら怯えているようにも見えましたが、それはすぐに分かりました。
2ブロックが焼酎のビンを注文し、ビールの大ジョッキーになみなみと注ぎます。
それをもって薄毛の隣に座り、「飲めー、俺の酒が飲めねえのかー」
と始まったんです。
いつもの事なのか、観念したように飲み始める薄毛。
でも焼酎をロックで氷も入れないで一気というのは、普通の人なら簡単に酔いつぶれます。
見ているとかなりのペースで勧められるため、30分もしないうちに呂律が回らない状態までになっていました。
薄毛は何を言っているのか分からず、また腰が抜けてしまっているようにも見えます。
もう流石に悪ふざけもこの辺でやめた方が良いんじゃないか?
こちらはとてもではないけど、酔えるような雰囲気ではなく、陰ながら(席が少し遠かった)その様子を眺めていましたが、2ブロックの勢いはとどまることはありません。
その光景があまりにも衝撃的だったので、隣に居た、殆どしゃべらない上司に、それとなく、「もうそろそろやばそうですね」と聞いてみると、「うん」という予想外の答えが返ってきました。
日常茶飯事なのかなーと思いましたが、次の瞬間、違う声が聞こえてきます。
「痛!」
「痛!」
どうやら声は薄毛からのようです。
飲み会の会場はとっても暗く、何をしているのか初めは分からなかったのですが、声がする薄毛の方に少し近寄ってみていると、2ブロックが薄毛の少ない髪の毛を抜いていたんです。
焼酎のジョッキを薄毛に持たせ、飲めーとやっていた2ブロックですが、今は飲めーと言って、薄毛がジョッキを持ち上げると、その時に頭のてっぺんの毛を毟っているんです。
「飲めー」、「痛!」、「うあめてくださいよおー」、ろれつが回らない声で反論する薄毛ですが、2ブロックにとってはそれが大のご馳走なのか、永遠にそれが繰り返されていました。
自分には衝撃的な光景でしたが、周りは何も無かったように落ち着いて酒を飲んでいます。
こういうのって、普段からそういうことばかりしているお笑い芸人がテレビの中で演じていたりするのを見るのは楽しいんですが、
「会社は常識的な人の集まりだ」と変な固定観念がある自分にとっては、驚き以外のなにものでもなく、目の前で起こっている光景を理解できない。また周囲が平然と飲んでいることについても理解できず、厳しい飲み会となりました。
その後、終了の時間となり、散々いじめをしていた2ブロックが挨拶をし、終了となりました。
薄毛は酒が入りすぎて腰を抜かしているようで立てない。
結局ほとんどしゃべらない上司が、薄毛に肩を貸して、駅まで歩いていきました。
そしてその間も2ブロックは面白がって薄毛の毛を毟っていたり、「飲みすぎだー」とか薄毛に説教をするしまつ。
当時の自分はこの光景が未だに脳裏から離れません。
またこの現実は流石に酷く、誰にも話すことなく終わりました。
心にわだかまりがあるのか、こうして書いてみましたが、書いても受け入れられないレベルです。
これがDQNの飲み会。
その衝撃的な事実に数週間頭を悩ませていましたが、次の部署では再度同等レベルの飲み会が開催されましたので、DQNがいる職場の飲み会とはこういうものかもしれないなと思いました。
次は、部署移動となったので、そのことについて紹介します。