明日からの相場展望だが、結論から紹介すると、どっちに動くかを見極める週になるのではと考えています。状況見ながらトレードするという感じです。
先週のポイント
先週はFOMC、日銀と、警戒すべきイベントがありましたが、一応どちらもこなしました。
但し一応と書いたのは、どちらも中途半端な結果になったからです。
FOMCに関しては、緩和継続、0金利継続という、かつての指針をそのまま織り込んだ結果になったものの、銀行規制に関しては後日公表するとそこでは発表して終わり、誰もが規制継続かと思いきや、予想外にそれが撤廃されたので、この点で疑問を感じた人も多くいると思います。
日銀も、黒田が0.1の範囲と言っていたのにも関わらず、おそらく副総裁の意見が加味され、0.25となりました。黒田が説明していましたが、しどろもどろでした。自分が0.1と主張していたのに、結果的に0.25と言わざるを得ないわけで、しどろもどろになるはずです。
また、今週末に発表された投機筋のポジションですが、ドルに関しては、今までは円買いが優勢だったのですが、それがクリアされ、今は円安のポジションになっています。
以上3点が中途半端な点です。何が中途半端なのかというと、発言などが今までのような一貫性がないからです。ちょっと揺れているいう感じです。経済が動いているので当然なのですが、それを的確にとらえられていないような感じに見えます。
これをかなり平たく言うと、
ドルに関しては、年初から今年は絶対ドル安という評論家ばかりでした。
勿論アメリカがドル安を望んでいるという姿勢が垣間見られており、その根拠はありました。それゆえ投機筋ポジションもドル安に傾いていたのですが、それが今は解消されたという結果になります。
確か10万こえる円買いがあったものが、全部解消され、売りに傾いています。この短期間でです。日本にいると特に変わっていないと思いますが、投機筋の投資家の判断が真逆に変わったという意味です。これは大きな変化です。
今年はドル安。これが最初の流れだったものの、今、アメリカは、コロナ予防接種一億人突破?となっていますし、先週FOMCが公表したGDP,失業率ともに大幅に改善することが予想されています。
コロナでアメリカ経済は大打撃。立ち直るには相当の時間がかかる。その為に金融緩和をしまくる。そうすると株高ドル安になるという話だったものが、予想のほか回復が早く、今はその転換期にあると考える参加者が多いようです(投機筋がポジションをドテンしていますので、投機筋は緩和よりも縮小を頭に入れてポジションをもっています)
丁度変わったのが先週なので、今週はその流れが出始めるかどうかを見極める時ではないかと思います。
一応ドルに関してのみですが、109.2がポイントになっていますね。
ここで跳ね返されていますが、ここを突破するかが見もの。
逆に下値も108.6ぐらいで、がっつり買いが入るので、下だったらここを突破するかになるでしょう。
ただ、どうなるかは分からないものの、現時点で考えると、アメリカの経済は持ち直す方向に動いていることだけは見て取れます。そういうことを考えると、長期的なリスクとしては、円安になるのだと思いますが、ここ最近中国を交えた外交関係でギクシャクしていたり、フランスが再度コロナ感染拡大だったりしますので、その点が円高要因で、綱引きになりそうな感じです。
来週もアメリカパウエルが予定されています。パウエルは前からずーっと金融緩和を言い続けているのですが、緩和はいずれ終了します。皆その時期を知りたがっています。そのヒントになるようなものが出ると、そっちの方向に向かう可能性があると思っています。
後、EUから離脱したイギリスですが、離脱時に結んだ協定を守っていないため、EUが裁判を起こしています。要は、離脱時に協議して決めたことを守れ!とイギリスに言っているのですが、イギリスは聞く耳を持たないようです。
両国間がギクシャクしています。その為ポンドも下げています。
この関係が修復しない場合、ポンドは売り要因になる可能性が高いと思います。










