2021年9月26日(日)曇り
都内で用事を済ませた後、荒川温排水で釣りをしてきました。
その結果を書いていきます。あくまで個人的な記録です。興味ある方だけご確認ください。
荒川温排水とは?
荒川温排水とは、埼玉県戸田市、荒川河川敷にある釣りポイントになります。
近くに下水処理場があるのですが、そこから温かい排水が流れている為、通年を通して水温が温かいことから、荒川温排水という名前で呼ばれています。
トップシーズンは冬。冬場は温かい場所を求める魚が多いため、冬が一番よく釣れる人気のポイントとなります。
釣れる魚は、鯉、ふな、ハクレン、ブラックバス、ブルーギル、ボラ、シーバスなど。
釣り場はそこそこ広く、また足場もしっかりとしている場所が多いのですが、そこまでに行く道に草が生えていたり、釣り場に下りるまでが傾斜になっている箇所がほとんどです。
釣りが全く初めての方にはちょっと怖いと思う箇所があるかと思いますが、3回以上釣り経験がある方なら全く心配ない場所だと思います。
最寄駅は都営三田線の西高島平駅。徒歩27分の距離に位置しています。迷うことはないと思います。
但し、西高島平駅から荒川温排水までの間に、スーパーもコンビニもありません。トイレなども勿論ありませんので、電車で来られる方は駅構内のトイレに行ってからをオススメします。
当日の釣行
AM12時25分、荒川温排水に到着。
先客は全体で25人ほど。
初回で何もわからないので、写真の部分で竿を出すことにしました。
鯉釣りが目的。
仕掛けは、ラインがPE5号、針は鯛ようの針13号、エサはパン。
食パンから、甘いパン、蒸しパン、バターのパンなど数種類のパンを用意して鯉を狙おうと試みましたが、パンや糠を流しても寄ってこないので、「今日は釣れないな」と判断。
その後はボラが大量にいる場所だったので、パンを餌にボラ釣りに変更。
一応写真のようなボラが2匹ほど釣れました。(30㎝から40㎝ほどのサイズ)
※連れが釣ったボラの写真です
記念にボラを1匹持ち帰り、家で飼っている猫にぶつ切りにして与えてみたのですが、全く口をつけませんでした。マグロの刺身は食べるので、多分まずいんだと思います。
調べてみたら、ボラは夏は臭くて食べれないけど、冬なら食べられるらしいです。冬場は水がきれいになるからだと思います。ただこれは一般論の話。ここ荒川温排水の水は、以下の通りかなり汚いです。また汚水が処理されずに流れているという噂もあるので、ここで釣った魚は食べない方がいいと思います。
因みに釣り場付近に猫がいます。その猫はボラを見せると、「ニャーニャー」とないて奪おうとするので、ここの猫は食べるかもしれません。
以下は当日の川の写真。
釣りを終えて思ったこと
鯉を狙いにきたにも関わらず、目当ての鯉は連れず、途中からボラに切り替え、何とか坊主を逃れたという感じで終わりました。針もでかいのしか持ってこなかったので、持ち合わせで小さい針があれば、もっと釣れたのではないかと思いますが、今回は食べるわけでもないので、その点もあまり気にならず、始終のんびりとした時間を過ごせ、また心身ともに落ち着きを取り戻し、かなりリフレッシュできたなと感じています。
荒川温排水付近の環境ですが、結構自然が濃いという印象を受けました。
鳥が鳴いていたり、カモが川を泳いでいたり、虫の鳴き声が聞こえたりと、深い自然の中にいるような感じです。それらに反応していると、まったく飽きませんし、なんだか心地よさも感じます。9月という季節も暑くなく、寒くなく丁度いい時期だったことも影響しているのか、かなり居心地のいい場所で数時間楽しめたように感じました。
それと周囲にいる釣り人も含め、穏やかな環境だなという印象を強く受けました。
平和で自然で、とってもいい場所ではないかと思います。
ガツガツと釣果を求めるよりも、こういう場所にきてのんびりと過ごしてみる。そんな過ごし方が適しているのではないかなと感じました。
とにかく行ってみてよかった!自分はあまり釣りをしないので、「川に行ってどうするんだ?」なんて思っていましたが、行ってみないと分からないことが結構ありました。植物見れたり、鳥が飛んでいるのを見れたりと、言葉で書くと大したことないように感じるかもしれませんが、実際に目の当たりにすると、なんとも言えない、言葉では表現できない満足度というようなものがあります。
駅からの距離もさほど遠くないので、興味ある方は是非この場所での釣りや散策を楽しんでみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。