9月某日、石神井公園のミリオンスロット館でこてんぱんに負けた後、癒しを求めていた自分は、近くにある福しんという激安チェーンの中華料理店に入店した。
そしてその際に見た光景が頭から離れないので、ここで書くことにする。
福しんサービス終了の会話
入店した自分はカウンターに案内された。その場でタブレットから、痺れチャーシュー麺(750円)という福しんのメニューの中では最高峰に近いぐらい高い金額の商品を注文した。
別になんでも良かったのだが、ちょっと前に成増の福しんでこのメニューをが表に掲示されているのを見た時から、どうしても食べたいという気持ちになってしまっていたのだ。また手元にサービス券があったので、それで大盛無料にして頼んだ。

注文後はスマホなどをいじりながら待っていたのだが、その際に右側で2つ離れている席に座っていた60代中盤と思われる男性が、食後の会計を済ませた際、店員に対し、「サービス券を頂戴!サービス券を頂戴!」と何回も連呼していた。
ちなみにサービス券とは、福しんで食事をすると必ずもらえるサービス券。レシートに印字されていて、それを使うと、次回麺類なら大盛、定食なら大盛無料。以外にもチャーシューが無料になるなど、結構お得なサービス券の事。正式名称はクーポン券。

しかし石神井公園の福しんは、店員が外国人。
それを言われた外国人は意味が分からないのか厨房にいるスタッフに聞いた後、おっさんの前に行き、おもむろに「終了しました」と言ったのだが、言われたおっさんはその意味が理解できず、再度「だからサービス券を貰える?」と聞き返したのだが、その話を一部始終聞いていた、自分の隣の労働者風のおっさんが口を開いてこう言った。
サービス券は9月10日に終了したよ。張り紙も出てた!
そう言われたおっさんは、それでやっとサービス券が廃止になったことが分かったのだろうが、そのショックが隠し切れず、おどおどした様子と、困ったような声で、本当に残念そうな感じで、「終わってしまったのかー」とつぶやいた後、肩を落としてとぼとぼと店を出ていったのだ。
そしてそれを目の当たりにしても自分は何も感じなかったのだが、その数分後、サービス券が終了したと言った50代後半の労働者風の汚らしいおっさんが、店員を呼び、
お会計!チャーハン!
と言って会計を済ませた。
因みにチャーハンとは、500円。福しんの中でも最下層に位置するメニューだ。

しかもその労働者風のおっさんは結構体がでかく、そんなものだけでは腹が満たされないだろうという感じに見えた。
そしてその光景を目の当たりにした際、自分はピンときた。
サービス券をくれと言っていた60代と思われる客も、自分の右隣にいた労働者風の50台の男性客も、たぶん金が無いんだろう。しかも結構やばいぐらい金がないレベルなんだろう。だから食べたいと思っていても、自分の手持ちのお金と相談しないと注文できない。
特にサービス券と連呼していたおっさんは、このサービス券で得られる権利を当てにしているわけだ。大盛は100円増しなので、たったそれだけの価値なのだが、それを当てにしているぐらい貧乏なんだろう。
サービス券をもらい、そのサービス券を使って大盛りを頼む。それが人生で最大の幸福だ。そんな感じに見えたのだが、その楽しみが目の前で崩壊してしまった為にショックが隠し切れなかったのだろう。
見た目は50代後半と、60代中盤といったところ。ここから働いてお金を稼ぐにはちょっと難し年齢に見えた。またそんな人達が、福しんという激安チェーン店ですら、満足する注文ができないという現実を見た際、ちょっと可哀そうだという感想がわいてきた。
2人とも、おそらくだけど一生懸命に働いてきた人だ。ある程度の期間働き、老後を迎え、悠々自適な生活を想像していたのかもしれないが、現実は違う。激安チェーン店の福しんですら、満足に腹も満たせないような経済状況だ。
こんなになるとは考えもしていなかったし、想像もしていなかっただろう。
※因みにこうなってしまった事に関しては、やはり行政に1番の責任がある。行政は未だに増税増税のみ。でも金融関係で発言している人の話を調べてみると、国の利益剰余金みたいなものは物凄いたくさんある。だからそれを切り崩していけば良いのだが、何故かそれはしない。しかも今は戦争による物価高で国民がじり貧になっているにも関わらず、何の対策もせず、こんな時でさえ増税をする。これでは誰しもが貧乏になってしまう。特に福しんなどで食べている下層国民はその影響が大きいのだろう。
そんな事を考えていたら、何だかちょっと可哀想だという感情がわいてきた。また同時に、こういった方々に対しては、まずお金の心配をしないでも良いぐらいの食費を国が支給して上げれば良いと思う。年を取り、色々と不自由になる中、食べたいものも食べれないでは本当に悲惨だろう。
まあ勿論何もしないのに其の人たちだけ優遇をしたら、パチンカスなどが、「俺らにもそうしろ!」と言ってくると思うので、本当は仕事などをした方に、お給料という形でお金を渡せば良いと思うが、今の時代は人の仕事を作ること自体が困難になっていると考えざるを得ない。
どこに行っても機械化や無人化が進んでいる。この福しんでさえ、以前は店員がオーダーをとる形だったが、今はタブレットが設置されているような状況になってしまった。
店員の仕事は減り、いずれは店員の削減となっていってしまうのだろう。
またこの日に稼働した石神井公園のミリオンも、ついに1人店員を減らしたように見えた。
いっつも店から出る際に自動ドアの前を通過するのだが、その際にそのドアを開けてくれる店員がいたのだが、その人がいなくなっていたからだ。
これから何が稼げるのか?
じゃあ貧乏人はこれから何をしたら良いのか?これからどんな事をしていったら稼げるのかというと、これに関しては、個人的には評論家が良いのかと思う。
例えばホリエモンという方がいるが、彼は毎日のようにyoutubeを更新している。
で動画内でどんな配信をしているのかというと、世の中で色々なことが起こっているが、其の事に対して自分の見解を述べているだけだ。しかもちょっと気を引くようなタイトルをつける。例えば、「近い将来失業者が増大します」なんてタイトルをつけて配信すると、サラリーマンはどうしても「見た方が良いのでは?」なんて感じる人もいるだろう。
そして実際に見てみるとどうなのかというと、ホリエモンが拡大解釈していっているだけで、実際にはそんな事は起こらないだろう(数%の可能性はあるが)なんてことが多い。
自分はホリエモンの動画を気になったため、なん十本も視聴したが、結果はオオカミ少年となってしまい、それ以降はほとんど視聴していない。
でもこんな詐欺みたいなやり口が、世の中の人の気を引き、それにより再生回数が上がり、それにより儲かるのだろう。ホリエモンは宇宙ビジネス、パンビジネスなど、色んなビジネスをしていると言っている。相当忙しいはずだが、そんな彼が毎日欠かさずやっているのがyoutubeなわけで、その理由は、1つは再度有名になり、TVなど高単価の仕事を受けたいからという事と、もう1つはyoutubeの収入が、他のどんな収入よりも楽で実入りが良いからなのではと思ってしまう。
もし他にガッツリと儲かる仕事があれば、youtubeなんぞやってられない、やっている暇もない。そんな時間はそのガッツリ儲かることに使うと考えるのが普通ではないかと個人的には思うので、今後何かやるとするのなら、ホリエモンにならい、配信者になるというのが、1つの稼げる選択肢ではないかと思う。
でもって福しんでサービス券がなくなりショックな60代と、チャーハンを頼んでいた50代は、「激安飯を紹介するyoutuber」となり、日本全国で激安のお店で食べ、その味を紹介する動画を作ると、同じような人がある一定数いてみてくれると思うので、それで食費ぐらいは稼げるんじゃないかと思った。










