こんにちは、無職の金丸です。
自分は昔会社員をしていました。しかも10年超も。
会社員ってどんな事をするのかとお思いの方がいらっしゃると思いますので、少し具体的な事を書いていきます。
これは私自身の経験で、全ての会社員に当てはまるものではありません。その点ご理解の上ご覧いただきたいと思います
会社員の仕事と中身
会社員の仕事というのは、基本的には今日やったこと同じ事を、明日も明後日もするという事が多いです。
初旬、中旬、下旬と言って、10日、20日、月末で区切り、その単位ごとに何かをするといったことや、毎月のイベントにより、仕事が異なるという時もありますが、それ以外は基本同じです。
営業だったら、仕事を取るために、お客さんを訪問して、いつもと同じセールスをしたり、事務職だったら、営業職がしたこと、日々の売り上げなどをパソコン上に保存したりする作業です。
仕事内容は、通常3年程度いれば殆どを理解することが出来るようになると思います。何故なら日々の仕事が同じだからです。
そして人間関係ですが、基本的には同一の部署内にいる人との会話が中心になります。会社には色んな年代に人が居ます。学生時代のように、同年代、若しくはそれに近い人というのなら恵まれていますが、中にはかなりの高齢の人しかいないという職場や、普段だったら絶対に声をかけないというような気持ち悪い人がいる場合もあります。
それでも同一部署となると、コミニケーションは必要になってきます。
最低限として、朝の挨拶や、終業時のお疲れ様という言葉は勿論。やはり仕事で関連がある為、仕事の内容について、打ち合わせという名目で会話をしなければいけないときが多々あったりします。
お互いの能力が均衡していて、話をしていて刺激がある。毎日この人と話がしたいというような相手だったら、それはもうもの凄く恵まれていると思いますが、基本的にそんな人は100人に1人いれば良いぐらいで、殆どの人は、死んだ魚の目をして、ただ黙々と日々の仕事をしているような人が多いように見受けられました。
尚、自分の場合は、尊敬できて、尚且つ自分を引き上げてくれる上司に恵まれたため、数々の部署を経験させてもらったし、また、対外的な折衝などもさせて頂いたので、人との出会いは、同年代の人よりも恵まれていたと思います。
それでも見る限りはつまらない人の割合の方が圧倒的に多数です。
なぜつまらない人が多いのかというと、つまらない人というのは、1日の時間の使い方が同一だからだと思います。
例えば、Aさんという会社員がいるとします。朝の通勤時間は2時間。毎日電車に揺られてきますが、それだけで疲れてしまい、通勤時間中は何も吸収することなく、荷物のように揺られて会社に到着したとします。それから仕事ですが、仕事中は、単調であり、尚且つ日々同じような業務をこなしているとします。会社内で話す同僚も似たような人達ばかり。でもって休みの日は、日ごろの疲れを癒すために、始終ごろごろとしていたり、温泉につかっていたりとストレス発散に時間を割いているとします。
こういう生活を送っている人は、結局何も吸収していないので、1年後に話をしても、中身が全く変わっていないことが多いです。話をしても、出てくるのは1年前と変わらない同じ話ばかり。
そしてこういう人に限って話好きで、毎日同じ話を、嬉々としてしてきたりします。「この話昨日聞いたよ!」と心の中で思っても、可哀想で言えないので、黙って聞くしかありません。
でもそれは経験や体験がないから、ある意味しょうがないことなのですが、基本的に会社員というのはこういう人がとっても多いように思います。
そういう人が好きなら良いのですが、変化を好んだり、日々新しいことを吸収したいと考えがちな人にとっては、かなりきつい環境です。
けどそういう人達が圧倒的に多数なので、日々変化を好むような人達は、逆に異端児扱いをされます。
ということなので、会社員になる人は、周りの人をつまらないと思ってしまったとしても、付き合いだからしょうがないと割り切って愛想笑いをしながらでも何とかうまくやっていくことをお奨めします。
因みに、これはあくまで自分の意見ですが、会社というのは、基本的にはつまらない人間製造機です。
よく頭が禿げ上がっている人が、親父ギャグを言って、周りを困らせたりしていますが、これこそ本当に死刑レベル
人よりも年をとっているのなら、後輩に向かって親父ギャグを言うのではなく、人生の先輩が培ってきた何かを教えてくれても良いんだと思いますが、きっとこういう事を言う人は、培ってきた事は殆どないのでしょう
期待するだけ無駄なので、スルーして行ったほうが良いと思います。
10人10色という諺がありますが、やはり世の中には色んな人が居ます。
思いやりが強い人。ユーモアがある人。能力がある人。それぞれ持っているものが違います。色んな魅力を沢山もっている人もいれば、何も持っていない人も居ます。それは年齢と関係なく存在します。
人の時間は限られているので、なるべく良い人と触れ合っていたいものですが、そういう環境に無い人は、割り切って仕事をして、自分の時間に、精一杯自分の好きなことをしたり、新しい進路を見つけるなどの努力をしていったらよろしいかと思います。人生って長いようで本当に短いです。
自分との対話の中で、自分の価値観を尊重できる環境に身をおけるよう頑張ってみたら、結構幸せな人生が待っているんじゃないかと個人的には考えています。同様の悩みを抱えていらっしゃる方、打開策は行動あるのみです。先を考え、良いイメージを抱くことが出来れば、きっと行動してもうまくいくと思います。
そしてその中で、自然と人を判断する力も培われてきたのではないかと思います。
そんな自分が人を評価する場合、先ず何かを吸収できる能力を持っているかを判断します。
何か吸収できる人というのは、スポンジのように、年齢に関係なく、どんどん新しいものを吸収し、自然と成長していくように思われます。
逆に何も吸収できない人、毎日同じ事をするのが大好きな人。変化を好まない人というのは、年をとっても身に付くものが少なく、あまり魅力的でないように感じていました。