
自分は無職になってから痛感したのだが、無職になるととにかく何でも後回しにしがちになる。何故かというと、単にめんどくさいからとか、やりたくないというのがその理由だ。別にやらなくても怒られるわけではない。そんな環境だと、次第にそうなってしまうのだろう。人は自分には甘い。そんな事を無職になってから痛感した。
ただこの点は日々の自分の行動にも同じことが言えるようになってくるので、本来ならこれは是正して、ちゃんとやっていかないと、生きていくことすら困難になってしまうと思う。なぜかというと、毎日遊んでいるだけではさすがに生きられないからだ。なので今回は行動するのが大変な理由と、その改善案を書く。経験則から書くが当てはまる人には為になると思う。
無職が行動できないでだらだら過ごしがちな理由
無職が行動できないで日々だらだらと過ごしてしまう最大の理由は、計画をしていないからに尽きると思う。
計画をしていないので、今日何をしたら良いかが分からない→結果的に楽なことをして1日を終えてしまう→これをずーっとやっていたら、本当に廃人みたくなってしまうと思う。よくパチンコ店に毎日のように並んでいる人がいるが、ああなったらさすがにヤバいだろうというのは想像がつく人は多いと思うが、無職になるとこういう風になりがちだ。それはノルマなどがなく、上司もいない、ぬるい環境があったりすることが多い。
無職がまともな行動をするためにやるべきこと
無職がまともな行動をする為にやるべきことは、やはり計画を立てること。これに尽きると思う。
では具体的な計画の立て方だが、これは脳内で考えても良いし、紙に書いて考えても良いが、とにかくその日をどう過ごすのかという点を考え抜く必要があるのだが、これが割と時間がかかったりするものである。
なぜかというと無職は基本的に自由だからだ。差し迫ってこれをしなければいけないというものが一般人よりも少ない。時間は自分の好きに消化できるのはメリットなのだが、だとしてもそのまま楽な方に流され続けるのも正直良くない。後から振り返った際に、何も考えないで適当なパチンコ店に並んで終えたなんてことばかりだったらさすがに後悔すると思うので、なるべくなら事前に明日の予定を考え、本当にその行動で良いのかとという事をすることをおすすめする。
またこれをすると、一応それをすることにより何が得られるかはある程度事前に把握できる。よって、当日何をするか!と決めるのではなく、前日までに決めておくことで、より高い視野で行動を選ぶことができる為、基本的にはやったほうが良いと思う。
無職が充実した行動をするためのコツ
では具体的な計画の立て方だが、これに関してはできるだけ緻密に立てるのがおすすめだ。
例えばパチンコに行くと決めるだけではなく、どの店に行く。何時に到着する。開店までの時間つぶしは、どこどこのコンビニに入る、スーパーに入る。その際にコーヒーを買うなど、本当に細かいところまで決めると良い。何故かというとそうするとそれに比例して行動しやすくなるからだ。
それとここまで考えると、何をするかがイメージできると思うが、イメージできたことは基本的には行動できる。それが例え嫌なこと、気が乗らないことであったとしても、事前に脳内に思い浮かべることまでできてしまえば、基本的にはさほど障壁を感じることなく、それをこなせると思う。これは自分の経験則だが、真実だ。
因みに自分は漫画喫茶に行くのは正直あまり乗り気ではない。漫画喫茶での作業は仕事みたいなものだからだ。正直仕事なんかしたくない。本当は遊んで暮らしていたいのだが、何かあったら困るので、一応義務的に時間を作り、漫画喫茶に行くようにしている。そしてこの乗り気でない時間の使い方も、事前に脳内にイメージすることでその障壁を取り払うことで何とか可能にしているのが現実だ。
無職に送る言葉

無職になると途端に時間が自由になる。でも自由な時間があると、人間はろくな事を考えないようで、将来の不安が頭に浮かんだり、悲観的な事ばかりが脳内を支配することもある。そしてそんな状態が継続すると、本当に病気にでもなってしまってもおかしくないと思う。
自分もそんな事を幾度も経験した。その都度自分は温泉に逃げ込んだり、パチンコを打っていたりして、現実逃避をしていた時期もあったが、やはり最終的にはどこかで腰を落ち着けて問題を解決するために考える必要が出てくる。まあこれがちょっとメンドクサイ作業になるし、ここで問題点が大きいととらえてしまうことが多く、動けないことも多いのだが、やはりどこかで落ち着いて、落ち着いた状態で考え、少しづつでもこの悩みを解消するべきだと思う。その際に上記のような考えが有効になるかと思って書いた。
それとどんな物事にも当てはまるが、何事も最初の一歩が肝心だ。とにかく必要と思われる行動、これをすれば未来が明るいとか、期待値が高い、自分の望むものが手に入る。そんな事に対して、時間を使うことが意義がある時間の使い方では無いかと思う。でもその時間だけで埋められるかというと、そういうわけでもないと思う。やはり疲れてしまってできなかったり、息抜きが必要になったりするだろう。なので、緊張と弛緩の時間を相互に持ちながら、最終的には自分の決めたこと、自分の目的に向かってちょっとづつ歩みを進める。そんな考えでやっていくのが良いと思う。完璧な人はいない。完璧に物事をできることは少ない。60点でも良いという気持ちで歩んでいくことが行動をするきっかけでもあり、大事な点ではないかと個人的には考えている。
それと悩んでも解決しない時は、ノーリスクなら動くことをおすすめしたい。何かを失うリスクがあるのなら、やはりそれをしっかりと考えてからとなるが、そうでないのなら、じたばたしてみた方が、何かが好転することの方が多い気がする。
皆自分で行動し、その行動を自分なりに受け入れ、それで日々を生きているわけだ。その行動を良いものにできれば、人生は充実するだろう。ただそれは結構難しい。時間がかかる。だが無職なら、それをする資格があるし、可能ならそういう風に行動していった方が良いのではないかというのが個人的な考えだ。