こんにちは、金丸です。
今年の海外FXの結果は、AとBと2つある口座の内、A口座では大勝ち。B口座では大負けという結果となりました。
今回はその結果について分析をし、来年度に生かしたいと思います。
大負けした口座で使っていた手法
証拠金維持率が低い
初めは1円動いても大丈夫なぐらいの証拠金で取引をしているのですが、すぐに調子に乗って、0.5円動いたらロスカットになりそうなぐらいまでポジションを持ってしまいます。
後は明白。大きく動いた時にロスカットというパターンで口座内の資金を吹っ飛ばしていました
ストップを入れないで利益を吹っ飛ばす
海外FXは、良い調子が続くと、僅かな期間で、金額が何倍にもなります。
この時は、3週間で資金が4倍まで膨れ上がりました。
その間は負けトレードが無く、自信過剰な状態になっていました。
そして最後にある通貨を自信をもって1点買いしました。
今まで数週間の値動きを見ていたので、これだけは自信がありました。
どんなに逆に動いたとしても1円迄。
そう思っていたんですが、念には念を入れて、2.5円まで証拠金を耐えられるような状態でポジションを持ったので、余裕だと思っていました。
でもそこから僅か5営業日程度の間、毎日逆に動き、最終的にはロスカットとなりました。
これには流石に唖然としました。
正直今までの自分の経験からも、こんな事が起こるとは想定外でした。
でも実際には想定外の出来事が起こってしまいました。
もう後の祭りですが、
1円逆に動いた時に全部損切りしていれば、2~3倍程度のお金が残っていましたし、建値で逃げても十分だったので、本当に悔やまれます。
いい勉強になりました。今後は過信しないようにしますし、ストップは確実に入れるようにします。
証拠金を無視したナンピンをした
これは確かドル円だったんですが、節目となる価格(111とか112とか)のちょっと手前で止まった時、その節目はここ数週間は割れたことが無かったので、割れない所まで耐えられる証拠金を残し、限度いっぱいまでナンピンしました。
そこから数時間粘ったものの、夜中に割れ、20pipだけ逆行してロスカット。その後思っていた方向に、数日かけて1円以上動いたので、これもまた唖然としました。
読みは当たっているのに、耐えられない証拠金。それがなんとも悔やまれます。やはりある程度の上下は想定した証拠金維持率が必要です。
大勝した時に使っていた手法
この大勝した時の口座は、約半年間で初期投資が14倍以上になった口座です。
勿論最終的には全額出金し、利益を確定した口座です。
但し、ちょっとした特徴があり、全ポジションを決済しないと出金できない口座でした。
何故か1ポジションとか、決済できないポジションが常時あり(損切りすれば出金できたのですが、勿体無いので待っていました)それがあるが故にだらだらと出金まで半年間かかってしまいました。そういった癖を含め、その時に自分が使っていた手法について紹介します
証拠金維持率が1000%以上あった気がする
この口座は調子が良く、開始から1ヶ月程度で、初めに入れたお金が3倍程度になりました。
この時から出金するつもりだったんですが、ポジションがある状態では出金が出来ないので、なるべくポジションを持たないようにしていました。
でも、毎日レートはチェックしていたので、ここなら勝っても良いと思える通貨ペアが出てくると、びくびくしながらですが、本当に僅かなポジションを持ちました。
結果的に証拠金維持率は、1000%以上。5円程度耐えられる状態で安心していた記憶があります。
ナンピンが少なかった
とにかく早く出金したかったので、ナンピンはほとんどしませんでした。
いつもならこの位置で絶対にナンピンする場所でも見逃し。
とは言え、この場所ならという所にきたらナンピンしていましたが、かなり待った気がします。
そしてその間も証拠金維持率はさほど減らなかったのでかなりの安心感があった記憶があります。
ストップを2円のところに入れていた
ある程度利益が取れている状態というのは不思議なもので、ポジションは少なくしています。とにかく早くポジションを決済して、出金して逃げたいという一心でやっていました。
そしてそういう心理状態から、最終的には損の価格も確定したいという感情(プラスで終わらせたい気持ちから)から、2円程度の所にストップを入れましたし、そのストップがついたら諦めて出金しよう。
また、2円動いてロスカット食らっても良いようなポジションを持つようにしていました。
ポジションは非常に少なく、証拠金も十分な状態で、なおかつストップを入れていて、そのストップに引っかかっても利益が残る。そんな状態でしたので、かなりの安心感がありました。気分的な余裕。これも大事な要素だと思います。
基本的にスワップがプラスになるポジションしか持たなかった
ポジションを取る時は、基本的には持ち越してもプラスになる通貨ペアしか持たないようにしていました。勿論短期の戻りを狙う場合は別ですが、8割以上、プラスのスワップになるものを選択、実行していた気がします。それ故持っていても安心。少しずつスワップ金利がもらえるのも楽しみの一つでした。
これは、昔マイナスのスワップのペアを持ち、1ヶ月程度塩漬けになったとき、マイナスのスワップが1万を超え、かなり嫌な思いをした経験からです。こんな事も日々口座を見るとメンタルに影響するので、可能ならスワップがプラスになるポジションを持つことをお勧めします
絶対大丈夫と思えるポジションも、半分しか持たなかった
レートは常に見ているので、この価格なら絶対に買いだと思える瞬間があります。
しかしこの時もポジションは持ったり持たなかったりしました。
理由は、パソコンからしか購入できなかったので、立ち上げるのが面倒で、これは絶対だと思った時も、結果的には半分ぐらいしかポジションを持つことが出来ませんでした。(眠くてパソコンを立ち上げるのが面倒だったし、そんなに欲が無かった)
でも、最終的にはそれが幸いしました。
絶対大丈夫と思っていたものの、半分ぐらいは逆行(国内FXはスマホ取引が出来たので、100%買っていたので結果がわかりました)していたので、買えなかったのも、利益が増えた(減らさなかった)要因です。
どんなに大丈夫と思っても半分ぐらいしか買わないのが良いのかもしれません。
どうしてもという時だけポジションを持っていた
私は国内と海外と両方の口座がありました。
基本的には初めは国内のFXでポジションを持ちます。
そしてそのポジションがある程度逆行した場合(決済されれば海外の取引はなし)海外FXで追撃のナンピンをしていました。
そのタイミングも、割と大きく逆行した時のナンピンで、尚且つ利食いも早かったので、それにより利益を取れていたような気がします。
利食いは30pip程度だった
海外FXはレバレッジが○百倍とかだったので、国内のFXの何倍かのポジションを持つことが出来ました。それ故に、利益も10pipでも数万という状態だったので、利食いは20pipとか30pipで充分でした。
とにかくあまり欲張らないでトレードをしていた記憶があります。
海外FXで勝ったり負けたりした結果のまとめ
海外FXはレバレッジが聞いているので、ちょっと動いただけで割りと大きなお金が動きます。
例え20pip程度でも、画面を見ると、数万円のプラスマイナスが表示されるので、それを見ると腰が引けてしまい、勝っている時はすぐに利食いしがち。また負けているときは損をしたくないという感情から、ストップまで損切りできなかった記憶があります。
でも、今考えてみると、もう少し利益が取れたかなーと思います。
目の前の表示額にびくびくするのではなく、もっと大局的な視点で、利益を増やしていけたら、この何倍も利益が取れていた気がするので、やはり目先の損益は、利食いとストップを入れることにより、見ないですごした方が無難かと思います。
それと、勝つと気分的に余裕が出て、それにより勝ちやすいトレードが出来る気がします。
とにかく今考えると、ポジション数が少なかったことが良かったと思います。理由は持ちすぎでパニックにならなかったから(ポジションを持ちすぎて、マイナス方向が膨らむと、証拠金が減り続け、ロスカットにならないかと心配な感情からメンタル的にやられますし、自信がなくなります)
欲をかいて大きくポジションを持つ。
これなら大丈夫だと思って、ぎりぎりまでポジションを持つ。
この2つが自分にとっては良くない行為だと振り返ってみると思います。
自信は過信。先はどうなるか分からない。
それ故に、証拠金維持率をよく考えながら、ストップは確実に入れ、尚且つポジションも維持できる範囲で持つのが無難かと今振り返ると思います。
ポジションの数量の調整が一番ネックになりそうですが、来年はこの事を意識して、勝ちに固執したトレード(欲を張らず、証拠金維持率を保ち、ストップも入れる)により、負けないで利益を残すトレードに勤めたい。また出来たら半年ぐらいで1年分の利益を稼ぎ出し、後は何もしないで暮らしたいと考えています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。