こんにちは、無職の金丸です。
無職のくせに、約1週間、韓国に行っていました。旅行中が全てが自由時間。
でも、時間とお金(カジノの負けを抜いても、飛行機代往復3万円。宿泊費6万円程度、食費・交通費・土産代で5万円程度)はかかっています。
時間とお金を使ってまで海外に行く意味があるのか?何か得られるものがあるのか?その点について自分なりの意見を紹介します
海外旅行に行くメリット
1、全てが違う景色
海外旅行に行く一番のメリットは、日本では見られない景色を見られる事だと思います。
汚い建物でも、たとえ残飯を見たとしても、変な建物を見ても、全て初めて見る景色ゆえ刺激的です。
昔フィリピンに行ったときに、草で出来た家を見た事がありますが、やはりそれすらも刺激的でした
綺麗とか汚いとかではなく、新しい。初めて見る景色。
それが脳みそにとっても良い刺激を与えるのか、初めての国に行った際は、毛穴が全て開き、全神経が初めてのものを吸収しようと一生懸命になっている感覚を味わうことができます。
知的好奇心というのか?はたまたその異国の地で土地勘をつかむ為の本能か?は分かりませんが、行けば知らない景色を見たいという欲求が働き、自然に体が動きます。また時間もあっという間に過ぎていきます。
普段見慣れた町を散歩しているのは、時間のスピードが全く違います。
まずこれが一番のメリットではないかと思います
2、初めて食べる食材
韓国の食事は基本的に日本で食べるのと同じです。
でも中には違うものもあります。
例えばエゴマ。
シソの葉っぱよりも一回り大きいです。
味は若干の苦味がある葉っぱです。シソと同じ味ではありませんが、似たような味がします。
韓国では焼肉や炒め物、鍋物などの際にこのエゴマが運ばれてきて、焼肉のサンチュのように、これに巻いて食べたりします。また韓国産の海苔巻きにはエゴマの葉っぱが入っていることが多いので、行けば食べる機会があると思います。
このように現地で初めて食べる食材は、初めは恐ろしいですが、食べられれば何のことはない。その食品を理解できるので、色んな意味で良い経験になると思います
3、異文化コミニケーション
海外に行く人は、片言の英語は話せると思います。
どの国に行っても、基本英語は使えますので、現地の人と異文化コミニケーションを取ることが出来ます。
そして会話する際ですが、お互いが外人であることを理解している為、お互いに非常に気を使いながら、注意深く話をする事が多いです。そこにある種の緊張感があります。日本でこのように緊張しながら話をする機会は少ないので良い意味で刺激を受け楽しい時間となります
4、恐怖
海外旅行に行くと、食事をしたいけど、現地の言葉しか書いていないので店に入ることを躊躇してしまうとか、道に迷ってどこにいるか分からなくなり、必死になって地図を見るとか、タクシーに乗ったら、行き先と違う方向に進んでいるが、言葉が通じないのでどういったらいいか分からない。でも乗車していて不安でしょうがないという、いくつもの困難が日常茶飯事に起こります。
特に、食事をしたいけど出来ないというのは致命的です。
私は数年前、初めて韓国に行った際、宿の近くの韓国料理店は全て韓国語のみ。また飲食店で英語を話せる人が皆無でした。何店かお店に入り、英語が話せるかと聞いてみましたが、全て駄目。でも腹は減る一方で、途方にくれていました。
そして丁度その日がついた初日。近くにはスーパーなども無かったので、最終的にはガイドブックに書いてある韓国の食事の絵を見せて、指さし注文をしたことを覚えています。
値段も分からなかったし、量も分かりませんでした。でも何とか食事にはありつけましたが、やはりこういう経験をすると、次からは食事を食べられるように調べてから行こうとか、自然と不自由を克服するべく行動をするようになります。
そして初めは怖かった色んな困難が、経験する度に克服できるようになっていくのです。ある意味成長したなと思えるような感覚になります。
これは、便利な環境、ぬるま湯の中では絶対に経験できないと思います。そしてむしろ不自由さが強ければ強いほど実につくと思いますので、自分よりもちょっとレベルが高い国に渡航してみるというのはお勧めです。
5、計画性がつく
現地に行ってからの計画は全て自分ですることになります。何も計画できなければ1日中ホテルで過ごす羽目になる。
自分はずーっとホテルに滞在しているのなら、海外に行く意味が無いと考えてしまうタイプなので、どこに言っても、ホテルにいる時間よりも外にいる時間の方が多いです。
でも、知っている町ならブラブラすることが出来ますが、知らない町の場合、ある程度どこに何があるのかを把握してから行動しないと、何かあると思って行ってみたら、何も無かったでは貴重な時間を無駄にしてしまいます。
それ故、割としっかりその日の計画を立ててから行動するようになります。
私は計画性が無い。そういう事が出来ないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。自分もどちらかというとそういう点もありますが、行ったら結構すんなりと出来るようになると思います
6、たまにうざい人がいる
昔グアムに行った際、馬に乗りながら夕日を見るというツアーに申し込んだ際、馬がいる場所に行くと、その近くにオウムが鳥かごの中に入っていました。
乗馬までには時間があり、係りの人が後15分ぐらい待っていてくれと言っていたので、そのオウムのところに近寄り、「こんにちは」と、その時は日本語で言ってみました。そうすると、確かに「こんにちは」という声が聞こえてきます。
でも何か違うような気がするんです。
オウムが話しているようには聞こえないんです。
もう一度「こんにちは」と言って見ると、確かに「こんにちは」と返ってきますが、この時、オウムの口は動いていませんでした。
何かと思って回りを見ると、小屋の影に隠れていた黒人が、自分を楽しませようと思ったのか、オウムの代わりに代返していたのです。
それを見た瞬間、ちょっと怖かったのと、リアクションに困りました。
相手はフレンドリーみたいな感覚でしているのかもしれませんが、その行為があまりにも子供じみていたため、また、自分が気がついた際、相手が出てきて終わりにするとかなら良いのですが、物陰にじーっと待機をしていたんです。次の「こんにちは」に対応するように。
実はこういうちょっとリアクションに困る人は結構出会います。
向こうはこちらに好意を持ってくれているんだと思いますが、正直どう対応したら良いのかが分からない。旅行中なのに、さらに変な神経を使うことになります。
この点については私は的確なアドバイスが出来ませんが、頻発する国もありますので、覚悟はあった方がいいかと思います。※フィリピンとか、アメリカとかは冗談が大好きな外人がいます
でも、これもある意味文化の違いを発見することが出来ますので、おすすめです。
海外旅行に行くデメリット
海外旅行に行って、向こうで何か落ち着いて考えようと思っている方がいらっしゃたら、それは難しいと思います。
自分も今回はそれが目的の1つで渡航しました。考えようと思っては見るものの、目の前にあるのは見慣れない新しい景色ばかり。とりあえず観光しながら考えようかと歩いて見ると、結局現地の情報で頭がいっぱいになってしまい、考えることができません。
人は1つの事しか考えられないなんていうけど、これはある意味当たっています。単純作業のように何かをしながら出来ることなら良いのかもしれませんが、物事をじっくり考える場合は、やはり落ち着いた環境下で考えないと難しいと思います。
知らない町は、何かあったら困る(非常口、脱出する際、食事の場所を探さないと等)からか、やはり本能的にその辺の土地勘を得たいという本能が働いて、なかなか一箇所にじーっとしているということができません。
海外旅行に最低限必要な事
海外旅行で最低限必要な事は、食事と寝る場所です。正直この2点だけ確保できれば何とかなります。
勿論食事と言っても、食べられる食事です。昔のカンボジアはサソリ鍋がご馳走だったと、マジで笑えない話がありますが、やはりこの点だけは確保しないとまずいです。最悪日本からご飯を持っていくなどする必要もあります。
また寝る場所に関しても、虫が多い。虫がうるさいという国もあります。
事前に虫除けスプレーを持参するなど、対策をする必要があります。
でも言い換えればこの2点だけ。この2点が確保できていれば、旅を楽しむ基礎は出来ていると思います。海外に興味を持った方、とりあえずはこの点を確保した上で、旅を楽しまれるとよろしいかと思います。