来週の相場展望ですが、結果から紹介しますと、先週と同様レンジ取引になると考え、小ロットで取引したいと考えています。以下にその理由などを記載しますので、興味ある方はご確認願います。
先週の相場
先週はアメリカから、コロナに効果がある薬?のようなものが出来たというニュースが流れ、それにより株高、円安へと動きました。
しかしその薬ですが、誰に対しても効果がある薬とは呼べないということが分かり、翌日?だったか株安になりました。
こういった神経質な時期は、このようなニュースが流れると、期待もいり交り、変な反応をしがちです。
来週、また今後も同様にこのようなニュースが流れ、それにより反応する可能性がありますので、これは注意しておいた方が良いと思います。
以外では、トランプが再度中国に対して過激な発言をしています。
ウィルスは全て中国のせいだということで、トランプの手下のような、ポンペオ国務長官も、先週中国に対して、970兆円を支払えという要望を突き付けています。
トランプの言い分は、ウィルスをまき散らしたのは中国だから、賠償金を払えという一点。しかしながら中国は、そんなアホなというような対応で、特に返答をしていません。
そんな中、EU、インド、オージーなどは皆アメリカ側について、中国に賠償金を払えというような態度をとっています。
この状態がこのまま平行線のままであるとは考えにくいと思います。
何故ならここまで大々的なニュースになっていますし、トランプもその発言をしてしまった手前、アメリカ議会、また国民に対して、説明をする義務があるからです。
なので、その内というか、どちらかが何かしらのアクションを起こしてくるでしょう。
それがいつになるかは分かりませんが、今後はこの点で相場が動く可能性があると思います。
今中国で重要政策を決める全人代が開催されていますが、これが終わった段階で中国側から何かしらの発言が出てくるかもしれませんし、来週再度アメリカが中国を挑発するような発言をするかもしれません。