来年のドル円の相場予想（外為さんのを掲載）

2019年度のドル円の為替予想について、外為ドットコム様関係者の３名が予想しておりましたので、その予想を紹介します。

例年この時期になるとざわざわとこういったアナリストの予想が出回ります。因みに去年のアナリストなど経済評論家の予想は、ドル円、日経平均ともに皆さんは買いを予想していました。2018年末、ドル円は116円、日経平均は26000円予想が平均だったと思いますが、結果はご存知のとおり、110円、20000円となり、全く当たりません。

よって何の参考にもならないと思ってみた方が良いです。因みに来年の予想ですが、今自分が知る限りの情報では、円高予想が多いように見受けられます。

YENZO氏の予想（天然パーマ？ねずみ色した髪の毛が特徴のじいさんです）

107円から115円（中間値は111円）弱気予想。

理由は、株式不振、欧州政局不安などから、それに引っ張られる形での円高進行。

外為ドットコム神田氏の予想（ただのデブのおっさん）

108円から119円（中間値は113.5円）強気予想

理由は米国が金利を上げたこと。来年は利下げさえしなければ、この今年の金利上げがじわじわと効いてくること。また金を持っている日本企業が米国企業を買収する事が予測されることから、そういうMアンドAもドル上昇要因、それに加えなんだかんだ言っても今はドルが先進国で一番の高金利。それ故にドルは買われ来年は上昇と予想

川口氏（メガネの変なおじさん）

102円から118円（中間値110円）弱気予想

理由は、株価の下落。まだまだ下げ余地があり、来年も株が下がるだろうと予想。それゆえアメリカの利上げが厳しくなる。今まで好景気という考えが皆頭にあることからそのギャップで下がるのではないか。

予想のまとめ

今回の３人の予想ですが、2018年の12月29日の終値110円と比較した場合、

神田氏のみそれよりも上昇と予想。

YENZO氏と、川口氏はそろってそれより下の水準で終わると予想していました。また下の予想としても、YENXO氏は107が下限と考えているのに対し、川口氏は102円が下限と考えており、川口氏の方が下げが強いと予想しています。

後、神田氏、YENZO氏共に、今年も例年と比べると値幅が小さかったが、来年ももしかしたら110円から112円をコアレンジとし、108円から114円とか、あまり動かないのではないかという事も言っていました。以外に恐れている点は、YENZO氏が言ってた欧州不安。未だフランスが荒れていることもあり、ドイツも心配、イタリアもどうなのかという点で欧州不安が再燃すると、欧州が動くのではと言ってました。以外では神田氏がポンドを懸念。ブレグジットが強行離脱となると、イギリスの関係者？らしき人が20％ポンドが下落するといったのを聞いたといってました。ポンドは今140円なので、2割下落だと112円（28円の下落）逆に合意を得られた場合のブレグジットだとある程度の上げが期待できるのではないかといっていました。

ポンドは来年1月14日にブレグジットに関する議会承認関係を予定しています。まずはここが注目点です。

自分の意見

3人の予想についてですが、個人的にはただなるほどと思うだけ。動物の鳴き声では無いですが、ゴリラのような人間が何か言っているようだ？その程度にとどめています。

なぜかというと、自分自身が今の相場を理解、または消化できていないので、今後の予想が立てられていないからです。

先ず株式ですが、一過性なのか？継続してしまうのか？

それと為替ですが、米中貿易激化が織り込まれ、これが主要因で下げていると個人的には見ていますが、ここ最近トランプが、比較的緩和、若しくは平和的な解決をするような発言をしていた事があること。基本的に誰が考えてもこの貿易戦争は馬鹿馬鹿しいことであることから、時期は不明であれ、収束に向かうのではと考えていること（中間選挙でアメリカ民主党の勢力が増えたこともあるため）からです。しかしながら現実は貿易戦争激化となっているように取れる一面もあるため、どうなるか？今のところこの方向性が全く不明なので、もう少し様子を見ようかと考えています。

それとご存知の方も多いと思いますが、下記は日本経済新聞の記事です。2018年はどの金融商品に投資しても皆下落していたという結果です。

来年はどうなるか？？？

正解は自分でひねり出すものであると個人的には考えています。

それと今年一年このブログに来ていただいている方には色々とお世話になりました。

来年が皆様方にとって良い一年となるよう、心より祈念しております。

最後まで読んで頂きありがとうございました。