年を取ったからか、それとも最近は知識の吸収に時間を割いているかからかは分からないが、感情自体が陳腐化してきたように感じている。陳腐化とは、同じことをしても以前よりも感情が動かなくなったという意味だ。例えばスロットで2万程度儲かったとしても、昔ほど感動しなくなったという意味だ。ここ最近は全ての事に対してこういった感情がわいている。今回はそんな自分の変化について書いて解消したい。今回は完全個人の記録用です。興味ある方だけご確認ください。
感情が陳腐化したと感じる場面
1,パチンコ店を早退する時
ここ最近の自分は開店からパチンコ店で打っていても、昼とか昼過ぎに退店することが多くなった。しかもそういう時というのは負けている時が多い。昔の自分なら負けを取り返そうと、そこから2店舗目、3店舗目と繰り出していたのだが、ここ最近はそれをすると大火傷することが分かるのか、分別がついたからかは分からないがあまり出来なくなった。代わりに空いた時間に何をするのかというと、暇つぶしを兼ねて飯を食べに行ったり、公園で鳩に餌をやりにいったりしているのだが、これはあまり面白くない。何だか魂が抜けてしまった抜け殻のようになってしまったのではないかという感情も沸いている。
2,けいちょんチャンネルを見なくなった
元極楽とんぼの山本圭一という方がいるのだが、その方がけいちょんちゃんねるというタイトルでyoutubeに動画を上げている。数年前はそれが面白くて見ていたのだが、ここ最近は一切見なくなった。面白くなくなってしまったからなのだが、やっていることは前と変わらない。
良い年のおっさん(山本)が感情を丸出しで出演していて、そのリアクションのようなものが面白かったからなのだが、最近は同じようなことをしていても、全然笑えなくなり、結果見なくなってしまった。笑いのツボが変わったのか、何だか分からないが、感情が少し変わったように感じる。
3,パチンコ店で開店に並んでいる人達を見てもイライラしなくなった
自分はパチンコ店には開店時間を少し過ぎたあたりを狙って行っている。例えば開店30分前に最寄り駅に着いたとしても松屋で牛丼を食べるなどして時間調整をしてから店に向かうタイプだ。
並ぶのが嫌だし、恥ずかしいからというのが理由だ。だが一般入場で入れないというのが一番切ないので、並んでいる人を見るたび、心の中では居なくなればいいのにとか、明日は来ないでくれとか、割と真剣に考えていたのだが、ここ最近はそういう感情が消え、それとは真逆の感情として、可哀想だと感じるようになった。
何故可哀想と感じるかというと、並んだところで勝てるとは限らないのに、何故30分程度早く来て並ぶのか?並んでいる人達はそんな事も分からないのか?と思うようになったからだ。またそれと同時に並びが多すぎてアイムジャグラーすら取れない状況となるのがうすうす想像できると、打つのを放棄して別の店に電車で移動するようになった。しかも何の感情も無しに。
ゴミゴミと混雑した中で打つのも嫌だし、勝てるかどうかも分からないわけだから、こんな場所で打たずに他の所で打とう。そんな感情が自然とわいてくるようになった。昔の自分なら台が空くのを待つためにパチンコを打ちながら待機していたと思うが、これも大きな感情の変化だ。
4,不味い食事をしてもイライラしなくなった
練馬オーシャンというパチンコ店でパチンコを打って負け、近くにあった【元祖 札幌や】というラーメン店でランチを食べたのだが、これがびっくりするぐらい不味かった。店には申し訳ないのだが、スーパーで売っている3食入りの生ラーメンを茹で、付属のスープを溶かして作ったラーメンよりも不味く正直ドン引きした。また餃子がついていたのだがこの餃子もまずかった。日高屋と同じぐらいの味だった。
それと後日同じ店で打ち、今度は【ふくちゃん 練馬店】という豚骨ラーメン店で食事をしたのだが、こっちのラーメンもびっくりするぐらい不味かった。豚骨ラーメンなので白いスープをしているのだが、豚骨の味が一切しなかったからだ。白い色をした温泉があるがその温泉に麺を入れて出来上がりみたいな味にしか思えなかった。
因みにこの店は卓上に味付け高菜が置いてあり、入れ放題だったので入れて食べてみたが、高菜も滅茶苦茶不味く、最後は食べられないぐらい不味いラーメンになってしまった。
卓上にあったゴマも古くしけっているし、何でこんなラーメン店が営業できているのかが疑問に感じた。それと昔は金を払って不味い飯を食べるとその後イライラしていたものだが、この2店舗は連続で不味い飯を食べたにも関わらず、【もう行かない】と心に誓っただけで済んだので、この点も感情が動かされないようになったんだと感じる。
※因みに両店舗とも年配のお客さんが数組おり、繁盛していた。自分は家系など、味の濃いラーメン店に慣れてしまったから変な舌になってしまったんだと思う。
5,パチンコ店にいる客が哀れに思えてきた
成増EXEというパチンコ店でマイジャグ5を打っていた時の話だが、自分が打っていた台はREGが先行し、高設定かと思われた時もあったのだが、子役確率が異常に悪く、たまたまBIGが連荘し、プラマイ0ぐらいになった際に帰るつもりで席を立ち、全ての荷物も持ち、空き台の状態で席を離れたのだが、この店は余りメダルをカードに戻してくれる店で、30枚ほどの戻りがあったので慌てて自分の席に戻ったのだが、その際にちょうど若者が自分のデーターランプを押して出玉関係を調べていた時だった。
そしてその際に自分は暗がりの中、近い状態で若者の顔を見たのだが、肌にはりや艶はなく、若いのに肌がカサカサ。体ががりがり。目も死んだ魚のような眼をしているのを見て何だか近寄りたくなくなってしまった。
おそらくだけどこの店にいるジャグ専なんだと思うが、貧相な顔つきになるぐらいの収益しか出せないなら辞めるべきだし、この先どうするのかと心配になってしまった。
また後日だがこの店で打っていた際、以下の画像のような感じで、口の周りにびっしりと無精ひげを生やした男性が、おそらくジャグ専なんだろうけど平日の昼間にデーターランプをポチポチとしながら台を吟味しているのを見て、マジでやばいだろと感じた。やばいというのはジャグラーなんか打っている暇なんかないだろ!という意味でのヤバイだ。
無精ひげを生やした人は、見た目からして働いていないと確信できるような人だった。別にその人が働いていてもいなくてもそんな事は自分には関係ないのだが、おそらくだけどまだ30代ぐらいに見えたのでこの先の人生も長い。しかも今のジャグラーは稼げたとしても日当1万程度ではないかと思う。そんな少ない稼ぎの為に、真っ暗な店内で毎日のようにパチンコ店に入り浸っている人の未来なんて明るいわけがない。それを思うと少し泣けてきたが、正直昔はこういう人を見ても一切気にならなかったのだが、ここ最近は本物のアホがいるんじゃないかと何故か気になってしまう。
それとこの感情自体は退化なのか進化なのかは分からないが、昔は気づけなかったし昔はなかった感情だ。そしてここ最近はこういう人が非常に目立つ。ここに書いても書ききれないぐらい不幸というか馬鹿というか、良い歳して何やってんの?何を目指しているの?ジャグラーに何を期待しているの?と思えるような個性的な人が目立つ。そして自分はそれを見るたびに心臓の当たりが揺れ動かされるのが不思議に思っている。
まとめ
ここ最近自分の記憶の中にしっかりと残っていることを書いてみた。
またこれらの事は昔の自分は一切見えなかったこと、実際は目の前にあったのかもしれないが、気が付かなかったことだ。なので気持ちが悪いのでここで記録として残しておくことに決めた。
これは年を取ったからか、それとも日常に飽きてきたからか、何なのかの理由は分からないのが不思議だ。