自分はちょっと前までは全然出さないパチンコ店に頻繁に行っていた。なぜそんな店に行ったのかというと、全然出さないからもう出すんじゃないかと思ったからだ。しかしその店が出すことは月に1回程度だった。因みにその店は巣鴨太平だ。
データーを公開しているので分かるが、出しても1カ月で1回程度で、後は全回収のお店だ。
個人的にそんなにも出さないと客が来なくなるんじゃないかと思い、いつか還元するんじゃないかと狙って頻繁に通っていたが、ここ最近は出さない店は出さないという理由が分かってきたので今回はそれを紹介したい。あくまで個人的な見解だがおよそ合っているんじゃないかと思う。興味ある方は見てください。
パチンコ店で出さない店が永遠に出さない理由
YouTubeでやんぐチャンネルという番組があるのだが、その番組内に、元パーラー富士(池袋にあった老舗のパチンコ店)の店長が出演していて、パチンコ店側の理屈を語っていたのだが、その中で、【パチンコ店を都内で経営する場合、1カ月で500万円程度の維持費がかかる。これは人件費は別で考えた場合の費用。都内で暇つぶしだと時間当たり千円から2千円はかかる。皆もパチンコにいくならそのぐらい落とす覚悟で来てほしい】とそんな事を語っていた。
パチンコ店を都内で営業する場合、1店舗につき、月に500万円も維持費がかかるらしい。それは新台導入費用(今は1台50万ぐらいはするらしいので、それを考えると妥当)だったり、換金所の維持費だったり、防犯カメラ代だったり、電気代だったり色々とあるらしいのだが、本当にそれぐらいかかるらしい。(動画は以下。若しくは同タイトルの前編内で語られていました)
もし都内でパチンコ店を経営する場合、月に人件費以外で500万円かかるとするのなら、全然客が来ていない店は還元なんて不可能ではないか?出すにも出せない。でも潰したくはないから営業している。そんな感じなのではないか?
とそんな事が頭に浮かんだ。
因みに自分は潰れるパチンコ店を何軒も見てきたが、皆最後の数カ月は全く出さなかった。それにより客が飛んでしまったからかどうかは分からないが、そういう店はいずれ潰れていったのだが、今残っている店の中で、全然出さない店は多くあるが、そういう店はもう閉店に片足突っ込んでいるんじゃないかと思う。
出したくても出せない→出さないから客が飛ぶ→さらに売り上げが上がらず、出す資金がない→今。【店側も出して集客してそのお金で回復したいと考えているが、もうその体力すら無いのでどうにもできなくなっている】
とこんな感じになっているんだと想像している。
因みに自分が頻繁に通っていた出さない店の巣鴨太平は、ファンキージャグラーを打っていた常連が、【この台1年間1回も出してない】と言っていたのを聞いたことがある。乞食みたいなおっさんが言っていたのだが、多分店の近くに住んでいて、毎日その台を打ち続けたんだと思う。
巣鴨太平も昔は出していた時期があった
ただ自分が関心を持っている巣鴨太平だが、昔は出していた時期もあった。マイジャグ3があった時だがその時は毎日中間設定を1/3程度入れていてくれて、ニートや無職が朝から打っていた。それは鉄火場とまでは言わないが、この店にこんなに客が集まるんだと驚くぐらいの常連客が居ついていた。
冬でも半ズボンの常連など、印象深い見た目の人が朝から集まり、自分が帰る時間(18時ぐらい)まではみっちりと打っていた。しかも毎日のように常連がいたので、一応繁盛店のように見えた時期もあったのだが、今は客が飛びまくっている光景をみると、もうそんな体力が無いからだとしか考えられない。
結論
結局パチンコ店は客の財布から金をとることで商売をしているわけで、それで商売を継続させているのである。なので流行っていない店は当然に還元するお金もない。また高額な固定費がかかるとしたら、なおさらそういう事が想像できる。なので繁盛していない店には行かない方が良いと思う。それこそ金をドブに捨てるだけだ。繁盛店か否かは今はデーターを公開している店が多いので、その比較で判断できる。どうせ行くのなら繁盛している店に行く方が良い。それが自分の今の結論だ。