10月11日から全国旅行支援という名目で、旅行をした人は国から補助金がでる。概要は以下の通りだ。自分は万葉クラブ(温泉)のラインの会員だが、本日さっそく下記のような内容のラインが届き、是非利用してくださいとあった。
1人1泊4割引き。尚且つ1日3千円分のクーポン(飲食などにつかえる)がついてくるとなると、例えば1泊2日、1万円の宿を利用したばあい、総額6千円になり、尚且つ現地で利用できる3千円分のクーポンが支給されることになる。クーポン分を現金に換算すると、実質3千円で利用できるというはなしだ。
全国旅行支援(全国旅行割)10 月 11 日開始
割引率(人泊):40%
割引上限額(人泊):交通付プラン 8 千円 / その他 5 千円
クーポン券(人泊):平日 3 千円 / 休日 1 千円
お得はお得だが、この財源は税金から出ている。利用するのは良いが、いずれ国民が負担することになる話だ。旅行が好きな人ならば良いと思うが、嫌いな人もいるだろう。全く使いたくないと考える人や、仕事で忙しくて使えないひとからしたら、勘弁してほしいという話になるだろう。
個人的にはそんな印象しか持てない。また日本は過去に携帯電話の料金が高いという事で、3大キャリアに値下げ要請をした。実際にそれが実現し、今は格安の携帯料金にまでなったが、こんなのは民間会社をいじめているようなものだ。まず官側が経費削減をして、それでも足りないということで減らすというのならばまだわかるけど、民間会社を名指して批判し、料金を下げろというのは個人的には今でもおかしいと思ってしまう。携帯電話会社だって一生懸命に努力しているわけだ。そこで頑張ったお金を横取りするようなものだ。
島国意識がそうさせるのかもしれないけど、これが平気でまかり通るような世の中だなという事と、本当に先々は海外への脱出を考えておかないと、国民全員が超貧困になってしまうような気がしている。
今の日本がなぜこんなに悪いのか?個人的には世界で戦えるような会社がなくなりつつあるからだと思う。国内で消費を回したとしても知れている。海外から金を引っ張て来ないと、景気は成り立たないと思う。一応今回の外人観光客誘致は、実際に来てくれればそれなりに潤うと思う。シンガポールが観光立国といわれ、観光で収益を出しているが、日本もそうなるのか?
小さな政府を実現と言いながら、何年も経過しているが、早く官側を合理化し、人を減らし、小さな政府にし、さらに国内で会社が元気になるような政策をするとか、今回の為替もそうだが、為替で国内企業が元気になるよう、国として面倒を見てくれる。国として経済が潤うように1歩踏み込んだ政策をする。そんな事をしてくれる日がくれば良いなと個人的には考えている。
ちょっと辛気臭い話になってしまったが、旅行割について、利用できる人はした方が良い。使わなければ損みたいな制度です。