主要5通貨の値動きですが、先々週と比較すると、上昇はドル円70pip、豪ドル円107pip、ポンド円36pip。それに対し、ユーロドルが32pipの下落で終わりました。
一部通貨を除いては、薄商いのような相場に見えました。
米中貿易問題がはっきりとしないし、ポンドのブレグジットも進展なし、ユーロも経済不振なので、それを静観する参加者が多いのかのように感じました。
来週の相場展望
ドル円
先週のドル円は、週中の経済指標が悪く一時的に下落しましたが、金曜日は土曜の引けにかけてある程度は持ち直して終わりました。
週末にしては比較的強い動きだったように見えますが、上昇しようとすると、上からの売り玉を浴びせられ、中々上にはいきにくいように見えますが、下は下で未だ買えていない玉もありそうで、今週も横ばいではないかと値動きだけみると感じますが、今週はそろそろ日米通商協議の話が出てきてもおかしくなく、それによっては動く可能性があるかと思います。
結果的にその話次第で動きそうな感じがしています。個人的な注目点は、下がった際はどこで止まるのかという点。
買い支え勢がどれだけ強いのかを見てみたいと思っています。
ユーロドル
基本的に弱く、まだまだ下がってもおかしくないと考えられますが、金曜日の引けは大きく戻して終わりました。さすがにこの位置だと自立反発があってもおかしくない位置です。
積極的に売りたいとは思いませんが、買いたいとも思えない通貨。ちょっと今週は様子を見ます。
ポンド円
今ポンドに求められていることは、3月29日だったかに期限を迎えるブレグジットをどうするかという点。
選択肢は3つ。
1、ハードブレグジット(可能性は低い)
2、ソフトブレグジット(3月だとさすがに間に合わないので可能性は低い)
3、期間の延長
この中で、今までの協議内容などを考えて、一番妥当なのは3番。
これだけはやっておかないと、期限が到来するとやばいことになると思うので、この点についてはいつ話が浮上しても全くおかしくない事に思う。
ただ、これ自体は折込済ではないかと思っているので、うまくいっても、さほど大きな影響は無いと思う。
ただポンド自体どんな結末になるかが全く想像できないので、とりあえず手を出さないほうが無難な通貨ではないかと個人的には考えている。
オセアニア
なんだかんだ言いながら、オージーが結構動いている。
値動きだけ見ると、先週は非常に底堅かった。
ニュージーが金利発表時から買われ、それに釣られて買われているように見えたが、今週はその動きが続くのかを見ていきたいと思う。
チャート的な観点で見ると、このレベルだとちょい高いというレベルに見えるが、動きとしてはどっちに動いてもおかしくないように見える。
とりあえず今は主役というよりも、他通貨の影響を受け、動く通貨になっているように思うので、全体的な流れを見ながら、エントリーするかを決めていきたい
来週の相場展望のまとめ
ここの所相場が動きません。動かないのは別段悪いことではないと思うのですが、方向感を欠いた動きというのは、全く安定しないので、ちょっと読みにくいというのが正直な感想です。
ドル円だけ触っているのなら、別段大やけどもしないように思うので、そういう通貨でちょこちょことやっていくのが良いような気がします。
後は触ってもオセアニアとかが無難かと。
ポンドやユーロドルも個人的には短期でトレードしていますが、特に材料が無かったとしても、一度トレンドを作り出すと、一方に動くことが多いので、ちょっとびくびくしながらのトレードとなっています。
来週はどうなるのか?正直先が読めない出来事が多いだけに何とも言えません。
変な書き方になってしまっていますが、ご了承願います。