先週のFXと来週の相場展望 – 40代無職が働かないで生活するブログ

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先週のFXと来週の相場展望

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先週のFXですが、1月3日に超円高に動いた翌週ということもあり、短い時間で特に材料も無いのに大きく動いたり(値動きが飛ぶ)、材料が出ると、いつも以上に動いたり(ユロドルやポンド)という展開になり、方向感をつかむという意味では、非常にやりにくい相場だったように思います。

自分はレートは見続けていましたが、参加できたのは、週後半になってからのみ。しかも数回程度。また全て売買はその日に決済するという完全なるデイトレードとなりました。利益は約10万円程でましたが、ちょっとやりにくいなという印象が残ったトレードとなりました。


来週は割りと動くかもと思われるイベントがあるので、それを含め来週の相場展望について紹介します。

来週の相場展望

先週の値動きは度外視

先週の値動きは、1月3日の超円高に動いた事に対する調整の範囲内と判断しています。それ故先週の値動きはとりあえず度外視。

来週から落ち着いていくのか?を見極めたいと思います。

因みに来週は割りと大きく動きそうなイベントがあります。

動きそうな通貨から順に紹介します。

ポンド円

昨年11月に合意したEU離脱案※について、日本時間16日午前4時以降に採決する予定になっています。その時間以降に公表があり、結果いかんによっては、比較的動くのではないかと考えています。

結果ですが、EU離脱案が承認された場合は、ポンド、ユーロ共に円安に動くという予想が多いです。

逆にEU離脱案が否決された場合には、ポンドが一番下落。それを追うようにユーロも下落(ポンド程大きくは動かないが)という予想が多いです。

まあ、基本的には結果次第。それと結果の内容によります。

例えばEU離脱案が否決されたとしても、その案の1部否決のみで留まるのかとか、否決後に、再度EUと協議を模索などと、否決されたとしても、協議した上でのブレグジットが濃厚となれば、下げも限定的になると思われますが、

EU離脱案を否決し、今後はEUとの協議は一切なく、ブレグジットを進めるという結論になると、大きく下落する可能性があると思います。

ただ、この案件については、今までもずーっと続いている案件なので、さほど大きな変更は無いと思われるのですが、議会での議決案が以下の案なので、正直なめてかからない方がいいと思います。ポンド、ユーロ関連のポジションを持っている方は、水曜日の4時以降、結果が発表されるまでの間は、ちょっと注意しておいた方が良いかと思います。

※今回議会決議案となっているEU離脱案とは、昨年11月、メイ首相が、EUとの協議により作成した案です。この案は、イギリス側が相当譲歩した内容となっているので、愛国心ある人から見たら、こんなのには従えないと言うような内容になっています。それ故、どっちに転ぶかは予測不可能。結果次第ではハードブレグジットの可能性をも大いに秘めているので、注意したほうが良い内容だと個人的には考えています。

ユーロドル

ポンドは今はユーロ加盟国です。来週はポンドのEU離脱に対し、イギリス側で議会の承認がありますが、その結果によっては、やはりユーロが一番影響されます。

またそれ以外に、フランスの政局不安(暴動が起きているとニュースで13日に報道されています)、ドイツの政局不安も出てきている状況なので、こういった要素からは売られる可能性があります。

とりあえず来週は上記の点だけは頭にいれておいて方が良いと思います。

ドル円

ポンドのEU離脱案の承認に伴い、ポンドが動けばユーロが動き、ユーロが動けばドルも動いてしまうので、やはりドルも影響されます。

それ以外では、トランプ氏のメキシコの壁問題。

トランプ氏は選挙公約でメキシコとの間に壁を作るといった手前、その案を押し通そうとしていますが、下院からの反対により、それを通すことが出来ず、政府閉鎖という事態になっています。この期間ですが、過去最長となっているようです。

この解決の目処が立たない限り、ドルという通貨に対する信用問題も出てくる(格付け会社が格下げを検討)ので、なんとか折り合いをtつけて早めに終わらせてくれれば良いのですが、なんにせよ、当事者の一方がトランプ氏という、まったくの常識外の事をする方なので、終息するかが先ず一番の心配。次は何を言い出すか分からないという点がこれまた心配です。(為替に影響を与えるという点で)

またこれ以外に未だ未解決となっている米中貿易問題、今後は日本やEUとの関税問題も待ち構えている為、その議論がいつ出てきてもおかしくはない状況にあり、ちょっと注意したいと思える通貨です。

オセアニア

オセアニアの懸念材料は、米中貿易問題が主たる要因です。

でもポンドの結果によって、どっちかの方向にポンドが動けば、どの通貨もそれにひっぱられるように動くので、この通貨も例外ではない。クロス円は皆、結果次第ですが、ある程度の値動きは覚悟しておいた方が良いと個人的には思います。

来週の相場戦略

来週は、日本時間16日午前4時以降にポンドのブレグジットに関する議会での結果が公表される可能性が高く、これにより大きく動く事も考えられます。

結果がどうなるかは正直予測不可能な状況なので、これまでの間は、ポンドがらみは絶対にポジションを持たない。ユーロは控える、ドルは持つかもしれないが、期日までには決済する(この3つは持っても良いけど、持つなら期日前に決済を前提にする)として取引するつもりです。

但し結果が出た後は、入れれば入ります。

しかしながら、17日、18日には、東京で開催されるG20財務相・中央銀行総裁代理会議が開催されます。これは一応チェックしておきたいと思っています。場合によってはこれでやばそうだと思ったらやりません。

個人的に、FXをしていきたい気持ちは山というほどあります。

先週も、怖くて入れませんでしたが、恐怖さえなければ、自分だったらかなりプラスに出来ていたなと(自慢ではなく)思えるような値動きでした。

ただ、今はまだ恐ろしい。理由は今後の不確定的な要素が多いこと。超円高からまだ日がたっていないこと。超円高により戻すかと思っていましたが、ドルだけ戻りが遅く、今までとちょっとバランスが変わったかなと思えることです。

というわけで、今週も少し様子見しながらトレードするつもりです。また、もしかしたらやらないかもしれません。そんな感じで考えています。

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