先週のFXですが、主要4通貨について先々週の終値と比較してみると、全て上昇しました。
ドル円+130pip、ユーロドル+32pip、オージー+34pip、ポンド+344pip。
原因は色々と言われていますが、結果からみると、相場参加者の大半がショート勢だった為、下がりたくても下がれず、ちょっとしたニュースなどに反応し、ショートが踏みあげられたものと個人的には解釈しています。
とりあえず先週は木曜日前半まではまだ良かったのですが、以降は想定外の値動きが大きかったような気がします。来週はその反動がどのように収まっていくのかを見ていきたいと思います。
来週の相場展望
ドル円
先週は大きく上げたドル円ですが、112円台は突っ込むも大きく買い上げることが出来なかったのをみると、やはり短期間で上がり過ぎに見えます。(あくまで個人的な感想)
よって今週は若干下がるかと思いますが、どうなるかは分からないので、正直売買したくはない通貨です
まだ米中問題も発表の可能性があるので、とりあえず様子見します
ユーロドル
欧州中央銀行の貸し出し条件つきの流動性供給オペ第三弾が導入される可能性が高まっています(各種ニュースなどで事前に報道もありました)
また欧州各国の政治不安、経済不安も未だ解決していないため、基本的には下要因に考えています。
とにかく現段階では上昇する要素があまり見受けられない(金曜日、朝5時ごろ、ギリシャの格付けを見直す(上げる)ニュースが流れているので、これは上げ要因ですが)為、基本的には下と見ていますが、下がるだけ下げているので、自立反発の可能性もあり、注意しながら取引となりそうです
ポンド
未だブレグジットが決まっていない状況にあります。また3月29日のブレグジット期限の延長もEUからの許可を得ていない状況です。それに加え議員が何人か辞任しているのもネガティブ要因。
今までちょっとしたニュースでかなり上げたのですが、上記要因の反動で、金曜日は下げています。
今後もこういった報道で大きく上下しそうな通貨です。どっちに動くのかは相場参加者の反応しだい。全く読めないので、とりあえず触らないようにしたいと思っています
オセアニア
来週は経済指標が沢山公表されます。
その内容や、それを受けて利上げ、利下げ回数などの報道があった場合、再度動く可能性がありますので、注意が必要です。
この通貨はとりあえずどういった内容を公表するのかが全く読めないので、とりあえずは触らないようにしたい通貨です(経済指標の発表が全て終わるまでは)
来週の相場展望のまとめ
先週は木曜日前半まではついていけましたが、それ以降は自分の考えとはかみ合わず、何故この通貨だけ強いのか?など疑問を解消できずにいました。
よって今後(来週)も正直読めません。(個人的にこの通貨はここまでは下とかはあるけど、そのような動きになるのかを見るだけにします)
分からないときはやらない。判断できないときはやらないというのが自分の考えなので、今週はとりあえず見の方向でいきたいと思っています。
とりあえず現状はインドの紛争問題、EUの経済不安、ブレグジット問題、米中貿易問題と、今後日米、欧米通商問題などが発生する可能性(トランプ氏が原因になるものですが)、北朝鮮との問題などなど、不確定な要因が山積みです。
こんな中での相場なので、正直これが収まるまでは何ともならないのではないかというのが個人的な印象です。
とりあえずトランプ氏がいなくなるだけでも大分問題は解決し、読みやすくなると思うのですが、これは言ってもしょうがない事です