先週のFXですが、主要4通貨を先々週と比較すると、全部上昇となりました。
ドル円が、+33pip、ユーロドルが+95pip、オーストラリアが+67pip、ポンドが+345pipの上昇となりました。
来週の相場展望
ドル円
先週は米中貿易問題、米朝関係で若干動きがあった通貨となりましたが結果的にはレンジ内に収まっているような状況です。
今週はFOMCがあるので、そこで利上げに関する発言があるかもしれません。これを一番注目していきたいと思っています
ユーロドル
先週は95pipも上昇しました。特にこれといったニュースや材料はありません。
個人的にも短期間でここまで戻すというのは正直想定外のレベル。
いったい誰が買っているのか?正直疑問を感じます。
逆にあえて想像してみると、ポンドが上昇しているので、それによる連れ高(ユーロはポンドの影響が大きい)なのかなと見ています。
個人的には下目線ですが、上昇がとまらないので、ちょっと様子をみてからにしてみたいと思っています
ポンド
20日までにブレグジット関連の再度採決の可能性があります。うまくいかなかった場合、21-22日開催のEU首脳会議で、ブレグジットの期間延長に伴う採決が行われる予定です。
未だ不透明感が強い通貨であり、なぜここまで上昇するのか?という点については、正直理解しがたいのですが、上昇していることだけは事実。また金曜日の引けにかけても何故か上昇しているので、こういう時は様子見する予定です
オーストラリア
先週は比較的堅調な動きに見えました。金曜日に中国が金融政策を発表しましたが、それもオーストラリアにとっては若干ながらも好材料です。
しかし今のオーストラリアは干ばつの被害が大きく、牛に必要な牧草が育っていないような状況です
19日にRBA準備銀行のケント氏からの公演が予定されています。またそれ以外にも住宅価格などの指標も予定されており、この辺で景気減速などの話が出てくる可能性もあり、注意が必要です。
先週は堅調な値動きに見えましたが、今週はネガティブ発言が出てくる可能性も十分にあるので、ちょっと注意したい通貨です
来週の相場展望のまとめ
来週はFOMCという一大イベントがありますので、市場参加者は皆それを意識して動くと思います。
なので、とりあえずはその結果待ち。
以外にポンド、オーストラリアはちょっとした発表などで動きそうなので、その点にも注意していきたいと思います。
FOMCが週後半の発表なので、それまでは小動きかと見ていますが、どうなるか?
ここの所相場は見ていますが、方向感に欠ける動きが大きい(特に米中問題が2点、3点したり、ポンドもブレグジットの発言などで上下するので)ので、ちょっと難しいところです。
早いところ解決してくれると良いのですが