※下記は全て私1個人の意見です。単に素人がこのように感じたという程度のものです。根拠などは乏しく、これを真に受けてトレードされても困ります。その点ご了承の上、ご覧になりたい方はご確認願います。
先週の為替ですが、先々週と比べてみたら少しは落ち着いてきた気がします。
ということで、正直に個人的な印象を書いていきますが、あくまで1個人の見解です。最初に書いた通りなので、真に受けたりはしないでください。
先週の為替の正直な感想
今までは相場が脆弱なので、エントリーは見合わせた方が良いと書いてきましたが、先週の為替に関しては、以下の観点で勝負していけば、そんなに大きくはやられないのかと感じました。観点を書いてから理由を書きます。
1、経済指標は無視する
2、あくまでレンジ相場である
3、値動きが止まっている時(東京時間とか)にエントリーすれば結構な確率で取れる
4、ニューヨーク市場の開始時(夜8時ぐらいから)、午前0時、ニューヨークのクローズ(早朝4時から6時ぐらいまで)は値動きが激しい時があるので、ちょっと頭に入れておく
5、コロナの進行が激しいと考えた場合はドル買い、逆に落ち着いてきたとなったら場合はドル売りとなるが先々週までの動きだったが、先週はこれに加え、日本が非常事態宣言を出す場合はドル高になるとの話から、その関連玉が一部ドルの買い支えとなっている。
とりあえず先週の値動きは、再度コロナ感染拡大不安が高まったこと、原油の暴落に対して、トランプが発言をした事などから有事のドル買いのような動きが出て、ドルは上昇しました。ドルは週中に発表された経済指標が異常に悪く、その結果を見た人は多分下だと思って売ったと思いますが、その結果よりも有事のドル買い(コロナウィルス不安によるドル買い)の方が強く、結果的には上昇してしまっています。またオージーも結構効果的だと思われるコロナに対する経済支援を公表しましたが、こちらも無視されており、逆に下げてしまっていますので、とりあえず主流はコロナウィルスと考える。経済指標はかなり小さなものとしてとらえるようにしていった方が無難かと思います。
また先週に関しては自分は以前より多くの時間をFXに使っていた気がしますが、基本レンジと考える。また経済指標よりもチャート理論などを重視して相場を見ていくということをすれば、比較的取りやすく、また逆に動いたとしても基本レンジなので救出できる機会も多々あり、その考えでいれば、往復も含め結構とれたのではないかと思っています。
なぜレンジにとどまるのかというと、少し前からコロナ一色になっているからです。現在もコロナは進行しているものの、第2のウィルスが発生したとか、大きなニュースはありません。単に以前から流行しているコロナが、その感染が拡大したとかしないとかで売買となっているだけです。またこういったものは日に日に価値が薄まっていくのが一般的な流れです。例えば最初に死者が2万人でたというニュースでは売られたとしても、その後死亡者数が減少しつつあるというニュースでは、逆に買われたりすることも多いです。最初は大きなショックとみなされますが、人々が慣れてくると、あまり反応しなくなるものです。トランプの中国貿易がそうですが、日に日にそんな感じになっている、織り込まれているような値動きになってきていると感じました。
それと値動きが止まっている時間ですが、先週の金曜日の東京時間がまさにそれでした。NYに大きな指標が控えていることもあり、参加者が激減したのでしょう。こういう時間帯というのは値動きが遅く、尚且つレンジになりやすく、取りやすかったのではと思います。
結局現段階では、上に行くとか、下に行くとかという話ではなく、コロナで大きく動かされ、その後どっちにいくのか分からない状態にあるのではないかとみています。なので、原油などをはじめとし、万一そっちで動き出した場合は、どっちかに加速してしまう可能性もありますが、一応経済が順調だった時のレートというものを参考にしていれば、それを大幅に突き抜けるという可能性は少ないとみています。
まだ不安定ではある
しかしながらドルが買われていることを見れば分かる通り、相場はいまだ不安定な状態にあると言えます。ここから短期間で1円2円の値動きをする可能性はまだ全然否定できません。またどっちの方向に動くのかという点に関しては、現段階では全くもって予想ができません。(一応このレベルなら買っても良いかなと思える通貨もありますが、コロナ自体が現在進行形のものであるため、底を見極めるにはまだまだ早いと思っています)
ですが、あくまでレンジと決めつけ、割り切ってトレードをする限りにおいては、先週はこれが有効だったので、今週も有効かもしれないという程度です。
後ここの所コロナ関連で大きく動いていたのですが、先週の値動きに限って言えば、今までとはちょっと毛並みが違うような気も若干ですが感じました。
一応中国が抑え込めている訳で、首都閉鎖などをすれば感染拡大に効果があるというのは確実のようなので、そういう国が増えてくれば、経済は一時的に停滞するかもしれませんが、今後の感染拡大は防げるという観点で、見通しは明るいと言えます。またそのようなニュースが出始めているのも、明るい兆しではないかとみています。よって今までは先行き不安一色だったのですが、感染が拡大しているとはいえ、どのようにすれば感染拡大するか?またどんどん治療もしているわけで、若干ながらそっちの良い点も出てきているのではと思えます。
今後の値動きとしては、日本が非常事態宣言を出したタイミングで動きそう。後は原油が落ち着くかどうか、それ以外ではやはりドルの値動きと、アメリカ側の動きを含む海外勢の動き、以外はアフリカ、サウジなど後進国に対する進行が、再度何かしらの材料にならなければと思ってみています。
それとやはり世界を見てみると、こういうウィルスという問題に対し、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、タイ、韓国など、日本なんかよりも異常な位危機感が強く、また有効と思われる政策を多数発表しています。
それに比べて日本はというと、海外から、【 TOO SMALL TOO LATE 】(小さすぎる、遅すぎる)と言われているように、本当に何しているんだかさっぱりと分かりません。とりあえず各国はコロナの火消しに夢中になって取り組んでいます。行動すればそれなりの成果が出るでしょう。逆に日本のような国は後れをとり、為替のバランスがこれを理由に若干ながら変化するのではと考えています。現段階では今まで大きく動いたので、そのレンジ内とみていますが、日本の感染がさらに爆発的になれば(現段階では海外よりも感染の広がりが遅いように見えるので、さほど為替に影響はでていませんが)レンジを超えてしまう可能性もあるかと思っています。
とりあえず今はコロナ対策をきちんとしている国、逆に全然できていない国、それが明らかになる、数字などで明確になった段階で、再度できていない国の通貨が売られる可能性がある気がします(これがリスク)逆にここさえ乗り切れば(感染拡大が防げる、若しくは感染拡大を乗り切った国が支援する)終息という方向に向かって進み、為替や株も落ち着いてくるのではと、まだまだ先の話だと思いますが、個人的にはそんな感じで眺めています。
後こんな状況下でポジションを持つのなら、個人的にはドル円がおすすめです。
理由ですが、こんな時でさえ、他通貨に比べれば値動きがマイルドであり、比較的レンジ内での動きになっているからです。色んな材料があったとしても、ドルという通貨が強く、影響を受けにくいという特徴があるように思えます。(ユーロは現段階ではちょっと怖い。(イギリス首相が感染、ブレグジットがどうなるかが再度分からなくなっている事、ユーロ圏は不況の中でのコロナで、どこかの国が再度格下げなどの懸念が出てくる可能性があるなど)
来週はもう少し落ち着いてくれれば良いなと思っています。
大きかった値動きが小さくなって、ほったらかしで伸びてたものが、ほったらかしとくといつの間にかマイ転して切られるを繰り返すことになり、
今週は先週の分を吐き出しました。
かなまるさんは、いつも相場の変化を敏感に感じ取っておられますが、記事にされるタイミングを見ますと週単位での更新をされるのを見ますと、やはり「週」ごとに相場の特徴が変化するものでしょうか。
変化のタイミングを見極めるのには、やはり世界全体を見る目が要るのでしょう。
前に書き込みしたときにいただいたお返事に、情報はFXのニュースとおっしゃってましたが、それだけではかなまるさんのような見識が得られるとは思えません。
かなまるさんの、情報の集め方などとても興味があります。
よろしければ記事にして公開して欲しいです。
毎週末に書いている相場展望に関しては、完全に
自分自身が来週の相場に対してどう向き合うかという
メモです。
実は以前は全く公開しておらず、たぶんまだ書き始めて1年程度です。
相場は日々変化していますので、1週間という明確な区切りは
無いものの、一応の区切りという意味で理解している参加者は
多いです。また月末月初とか、期が変わったりすると、
新しく投資をする外資系ヘッジファンドなども
いるらしいので、週単位というのも、区切りにはなって
いるのかもしれません。
ニュースに関しては、既に放送後であり、折込済みであること、
また記事を説明し、さらにそこに何かを書いていくという作業が
かなり面倒なので、たぶん今後もよっぽどでない限り記事にする
予定はありません。
FXに関しては土日に書くのみ。後は好きに時間を使うという
ようなスタンスなので、あくまで個人的なものですが、ご了承
願います。