先週も為替の中心は米中貿易問題。
この問題が上手くいくとの報道が流れれば買い。ぎゃくなら円高といった値動きになりました。
以外では米経済指標で若干動いた程度です。
後ポンドが買われ気味ですが、これは12月12日の選挙について、合意ある離脱を目指す政党が過半数を取ると予想する人が多く、それを信じる人が買っているからです。
現状底値からは戻してるような位置にいますが、今後は同日の選挙結果次第になると思います。
選挙が予想通りだったとすれば、結果が出た際に一時的に買われるでしょうが、その後はどうなるかは分かりません。また選挙が予想外に終わる可能性もあります。ギャンブル相場が嫌な方は、12日迄にポンドの処分を考えておいた方が良いです
来週の相場展望
先週トランプが香港に関する法案に著名しました。
これに対し中国側は内政干渉だと強く抗議し、報復をほのめかしていますが、今だ報復は出ていません。
一部報復しようにも具体的な策が無いとも言われており、相場に影響は出ていませんが、何を言い出すかは分からず、これが下落リスクです。
以外アメリカの重要指標公表予定です。先週は指標で動いたので、注意です。
経済指標については、オーストラリアの金利、ユーロのgdpも注視しておいた方が良いと思います。
来週は米中貿易問題の進捗、香港問題に対する中国側の対応、経済指標により動くかと考えています。
どれも予測困難な為、上か下かの判断は難しい状況です。
後全般的に円安になっていますが、毎年この時期は実需の売買などを含め円安になりやすい時期です。
また米株が異常な位強い。通常株式は先を読んで値段が決まると言われています。アメリカ経済の見通しは明るいと考えてる人が買ってるという事です。株が崩れなければ、為替もさほど下がらないと見ています。
とは言え何かネガティブな発言が出れば下がる。今は予想困難な相場状況です