7月16日の週の相場展望について、個人的な見解を書いてみます。
まず、結果から言うと、半分は様子見、半力くらいで相場に臨みたいと考えています。
理由は、貿易問題が解決していない事。再度トランプ氏の貿易関税に関する発言の可能性がある事からです。
ご存知かと思いますが、関税に関しては、各国は基本報復措置を講じています。
でもこの事に対し、トランプ氏は追加関税とか、訳分からない事を言い出す人です。
今週は中国に対する追加関税がはっきりするかもしれないし、また新しく、かけてない国に対し、関税をかけると言い出すかもしれない。
その発言に対する相場の反応が怖く、正直全力ではやりたくないところです。
後、この関税に関しては、19日、自動車関係でアメリカで公聴会が開かれます。トヨタ自動車、ほかアメリカ含む各国が集まり意見を提出する予定です。
ただ、この自動車に関する関税は、アメリカの自動車部品メーカーなども反対の意見を表明している為、おそらくですが、参加者全員が反対と言うはずです。
その意見に対し、トランプ氏がどう反応するか?それが一つの焦点です。
その後ですが、翌週にはeuの報復関税が予定されています。
19日の公聴会の結果、関税が緩和される方向に動けば、翌週のeuも反応薄になるかもしれませんが、それが今のところ未知数です。
ただ、実際の相場は貿易関税はドル高のように反応しています。
ただ、世界の高官が口を揃えて言ってる事は、貿易関税は世界経済の低迷につながるという点。
今の相場は逆の現象になっていますが、今週からちょこちょこと貿易に関して進捗があると思うので、それに対する相場の反応を見てからにしたいと個人的には考えています。
後値動きで気になるのは、ドル円が112.8を超えられるか?という点。金曜日の16時頃、まさにそのラインでの攻防があり、たまたま落ち着くまで、1時間位相場を見ていました。上がろうとするも、112.8手前で何度も跳ね返された値動きで、大口の売りがあり、今の買いの資金では買いきれないから下がったように見えました。
先週の値動きからみると、上を目指してもおかしくはないですが、固そうに見える112.8を抜けるか?は注目しています。
後はボンド円、ポンド円に関しては、政治不安が再燃し、上下しましたが、ある程度の底固さを見せた値動きになりました。今週は継続できるか見ていきたい。
たた、両通貨とも、貿易関税の発言には反応する可能性があります。よってやはり現段階では見が無難では?と考えています。
後、今週の経済指標は、あって中規模程度です。馬鹿でっかい指標はありませんが、発表前後の値動きには注意したいです。
上記分かりにくいと思うのでまとめます。
今週は貿易関税問題が再度注目される可能性があります。その場合の相場の反応が心配なんで、出来たら休みたいところです。貿易懸念は以下のようなものです。発表があっても、無反応なら普通に相場に入りたいですが。
1.トランプ氏が単独で新たな関税発言んするとか、追加関税発言をするかも。
2.19日公聴会の結果発表による反応
3.来週のeuの報復関税に関する反応
4.中国や他国の報復関税の発表など。
先週の値動きを既に織り込み済と考える人もいますし、今週のニュースに反応するだろうと考える人もいます。どっちを信じるかは自由です。
相場は自己責任でお願いします