今週の為替ですが、結果から紹介しますと、円安リスクに注意しながら、小ロットでの取引をしたいと考えています。
先週の為替
先週はユーロドルが一時急騰しました。ユーロのラガルド総裁と言う、例えれば日銀の代表みたいな人が、ユーロがやっているコロナ対策の対策費を大幅に増やすと公表したからです。
日本は10万円にマスクが有名ですが、似たようなものですが、予算金額としてはレベルが違うぐらい大きい金額です。
ユーロの景気が下支えされるとの思惑で買われました。
この予算は2021年6月末まで有効なので、個人的にはユーロが下がりにくくなる一要素にはなると見ていますが、金曜日は下げています(ドルの指標が良かったからもありますが)
でもって上記は一例で、今は世界的に金融緩和が進んでいます。コロナで経済が停止した期間があります。普通なら売り要因なんですが、経済停止の上、株価下落となると、倒産や買収で金融が混乱するから、それを防ぐ為の緩和です。
コロナの下落要因を、下落させない為の緩和なので、為替は円安に動いている。これが主説です。また国がやっている事で予算も大きく、どこまでかは分かりません。簡単に言うと下駄を履かせているようなもので、理由は金融混乱をさせない為です。
今より前から世界中で行われ、為替は小動きになっていましたが、今月から円安に進んでいます。
個人的には違和感を感じる相場、またこの要素は、円安になりやすい要因です。今のレートは既にコロナ前の水準にあり、高いと見る人もいます。ですが上記の要因があるので、この先も円安になる可能性はあります。
※金融緩和で株が上昇していたものの、為替はそんなに動かなかったので、影響少ないか?とみていましたが、今迄の値動きを注意してみると、売り買いが拮抗していて、終に買い勢が若干優先になったと言う状態かもしれません。
それとアメリカのコロナが本格的に落ち着いたら、コロナで支持率が低下しているトランプが何かしかけそうな気がします。
トランプは自分の国のコロナ被害を、中国のせいにして、中国に金を払えと言う人です。しかける前に口先発言が出ると思うので、まだ早いとは思いますが、一応注意したいと考えています。
トランプは今まで、自国第一主義でやってきました。世界平和の為、世界全体の為に動いた事は殆どありません。視野が狭く自分しか考えられないような人にみられています。だから、問題が発生するのです。
ただし今回は大事な大統領選を控えた重要な時期。
黙っているのが賢明ではないかと個人的には思っているのですが、どうなることやら?と一応気をつけてみたいと考えています。