先週の為替は小動きで終わりました。
今週は、以下2点の懸念事項ついて気をつけながら取引をしたいと考えています。
懸念事項
1つ目
土曜日、fx取引終了後に、アメリカがeuの飛行機に対し、関税を5%上げるとの報道が流れました。
3月上旬ぐらいから上げるようです。
経済弱く、政局不安もあり売られており、弱っているeuに、ここぞというタイミングで増税してきました。
eu側は依然は報復すると言っていましたが、今はどうか?
とりあえずeuが徹底的に戦う姿勢を見せ、中国と米国のような関税の掛け合いになると想定されると、相場はeuとusdが売られると考えています。
但し試合は始まったばかりで、この先は分かりません。序盤の動きを観察してからにしたいです。
eu側のコメントは、欧州時間に入らないと分からない可能性もあるので、この件は窓から欧州時間までちょっと様子見してからにしたいと考えています。
2つ目
コロナウィルスですが、中国の次に感染者が多いのは日本です。横浜港に停泊中のクルーズに乗船中の外国人を救う為、アメリカ、香港ともう1つの国が飛行機でクルーズ内の自国民を連れ戻すそうです。
アメリカは中国に行くのは危険だと渡航制限をしましたが、今後は日本が世界からそのような制限を受けても全くおかしくない状況にあると思います。
もし日本は危険だから当分の間飛行機を制限するとなると、日本の輸出、輸入など、経済的な面で大ダメージとなります。
またその場合は円売りになります。
今迄はコロナウィルスは円高要因だったのですが、日本の感染者が増え続けた場合、また世界がそれに反応した場合はちょっと厄介です。
この点は値動きみたり、各国の対応次第であり、事後対応になりそうですが、ちょっと注意しておきたいと考えています。
とりあえずは窓の値動きを見て、以降は日本の感染者数などを見ておきたいと考えています。
今週の相場展望まとめ
上記懸念事項を除けば、先週同様の小動きになるのかと考えています。
とりあえず注目は月曜日の窓。
次は月曜日の欧州時間。
いずれにしてもeuは関税に対して何かしらのコメントは出すと思うので、出したコメントを見て、その後に入れたら入ろうと考えています。