7月6日金曜日、今日の相場に関しては非常に難しいと思う。
中でも一番の焦点はトランプ氏が13時に予定している中国に対する貿易関税発動の件。
一般的にこのような要人発言に関しては、直近のデーターを基にある程度の予想が立てられることが多いのだが、
今回の件は、これといった前例がない為、プロのトレーダーや評論家さえも予想を出せない状態になっている。
それ故にどう動くのかが恐ろしい。
一般的に言われていることは、アメリカが中国に対して関税を発動すると、中国は報復すると言っているので、すぐに報復関税が発動になると思われます。そして、この経済大国ナンバー1とナンバー2の国がこのように関税を掛け合うことは、世界経済にとっても大きなマイナス要因となるため、円高要因になると言われています。
但し、今回の内容に関しては、関税の金額、中国が報復関税をするということは報道されている為、既に相場に織り込まれており、円高には成らないのではと考える人もいます。
果たしてどうなることやら。
自分はこういう状況ではポジションは控えめにします。特に円がらみのペアは出来るだけ持ちたくない(損切してまでは減らしませんが、縦値で決済できるならなるべくポジションを軽くしておきます)理由はどうなるのか分からないから。
まあ普通に考えれば若干円高に進む可能性のほうが高いと思いますが、この日までに公表されることが分かっているのに、この週の相場は意外にも底堅い。そういう点も気になり、本当にどうなるのか?どの程度どっちに動くのかが分かりません。
無風で終わり、より詳細が煮詰まるにつれ動き出すという可能性もあります。また今回に関しては、中国側は、アメリカが関税を発動するなら、すぐに報復関税を発動するとしています。それを受けたアメリカが再度新たな関税をかけると公表する事が想定でき、またそれに対し、再度中国側が報復関税をかけるという報復関税合戦になる可能性もあるので、13時の公表の後の、中国側の出方、またその後のアメリカ側ので方も見ておく必要があります。
という事で、あくまで個人的な見解ですが、今日は、大きな値動きとなる可能性はあるので、指値逆指値は注意しておきましょう。
こんな日は、レートを見ないで寝ている方が良いのかもしれません。
自分の力で何とかなるものではありませんので。