ユーロドルですが、個人的な考えだと、上値追いは危険だと判断しています。
理由は2つ。
1つ目は、チャートからの判断
ユーロドルは、3月26日に、1.246の高値をつけていますが、これは月末の特殊な要因からの買いで、無視して考える事ができます。
無視して、高値を結ぶと、下落のラインになっている事が分かります。
チャート上からは、下に行くように見えます。
2つ目は、immの先物ポジション。
ユーロドルは、134千の買い越しです。
この数字はかなり買われすぎです。又、買われた玉は、いつかは売りで決済します。
この数字が半分以下にならない限り、ユーロドルは上がりにくいと見ています
ユーロは、去年は人気ナンバー1だった記憶があります。その流れを引き継ぎ、今年も上がる。
1.25を超え、下手したら1.3を目指すと、一部のアナリストが自信満々に言っていました。
そういう背景もあるので、この先どうなるかは分かりませんが、少なくとも今の2点の理由が変わらない限り、自分は下で見ています。
あくまで個人的な見解なんで、その程度にお考え願います。投資は自己責任でお願いします。
下記はこの図の見方です。
上図はシカゴ先物市場における、実需ベースではなくいわゆる投機的とみなされる通貨取引の建て玉推移を1週間刻みで示したもの。左側縦軸の数値は当該通貨ショートの建て玉残とロングの建て玉残の差、つまりネットの残高(取引枚数)を示している。棒グラフはこの数字の推移を表す。為替相場の動きとネット残高の変化が視覚的に重なり合ってイメージしやすいように
ユーロ取引に関してはユーロ・ロング残高からユーロ・ショート残高を引いたものをネットの残高(ポンドと豪州ドル取引もこれと同様。プラスはネット・ロング、マイナスはネット・ショートを示す。)
としている。
いわゆるシカゴ筋がひとりで為替市場を動かしているわけでは決してないが、市場参加者がシカゴ先物市場の建て玉指標を注視する理由は、単にシカゴ筋の動向を読むのに必要なだけではなく、これらの指標がマーケット全体の縮図を表していると推測されるためだ。つまり、シカゴ筋のポジションの偏りは、マーケット全体のポジションの偏りを鏡写しにしているのだろうと考えるからに他ならない。
では、ポジションの偏りが把握できればそこから何が判るのだろうか? それは、シカゴ筋、或いは投機筋が相場に対して強気の姿勢なのか弱気に傾いているのかを推測できることはもちろん、もっと重要なのはポジションの偏りが大きく膨らむとそのポジションを手仕舞うときに市場に大きなインパクトを与えかねないという点である。例えば、ドル・円相場が円高に向かっているときにシカゴ筋の円ロングが積みあがったとする。円高の流れが進行し続ける限り円ロングを保有する者はなんら困った状況には追い込まれない。しかし、ドルが反転上昇し急速に円安に向かえば、円ロングを保有する者はどこかの水準を境に含み損を抱えることになるだろう。このとき、損失を回避するために彼らは円ロングを手仕舞う行動に打って出る可能性が高くなる。これが実際に起これば市場に少なからぬインパクトを与えるかもしれず、さらに円安の動きに弾みをつける結果になりかねない。こういった潜在的なリスクがあることをシカゴのポジションは暗示している