これは2018年の夏の出来事です。
台風か何かの影響で朝は雨。財布の中身も乏しいし、とりあえずマイジャグ4を打って、金を増やすかと考え、パチンコ店に入店したのがきっかけ。でもそこで人生初の経験をしました。
興味ある方はご確認願います
因みに3人目は以下です。こちらも確認されていない方は見てください。
ヤ○ザ風の客
小雨が降る中、パチンコ店に到着したのが午前9時55分。
データー公開店だったので、前日のデーターを基に、マイジャグ4のハマリ台の上げ狙いと決めました。
並びは3人のみ。
10時1分、最後尾から入場しました。
パチスロのジャグラーコーナーに向かうと、先客0人。
台は選び放題です。
ただ台を選ぶ前にカウンターの方を見ると、店員と話をしている、見るからに厳つい輩みたいな人がいるのが視界に入りました。
はたから見ると、みかじめ料を請求しにきたヤ○ザの下っ端のチンピラのように見えましたが、自分は関係ありません。
台移動自由な店なので、1枚がけで1台づつマイジャグ4を打っていきます。
前日低設定と思われる台を3台打ったものの、全てガックンしなかったので、据え置きが濃厚と判断したものの、ここで嫌な視線を感じます。振り返らないまでも気づかれないようにみてみると、店員と、そのヤ○ザ風の人間が、2人でこっちを見ている所でした。
確かにそれはそうかもしれない。この店に来たのは約1ヶ月ぶりぐらい。常連でもない人間が、朝1から、誰もいないマイジャグのコーナーで設定推測を始めたら、常連側の人間からしたら好い気はしないだろう。部外者が荒らしに来たのかもとでも思ったのだろう。
鋭い視線と、只ならぬ雰囲気があったので、とりあえず巻き込まれたくないと思った自分は、前日2千枚だした高設定と思われる台がガックンしなかったので、据え置きと思いそれで勝負する事に決める。(これ以上ガックンチェックをしていると、少しの身の危険を感じたので)
打ち始めた所、カウンターにいたヤ○ザ風の男が自分の右隣に座る。
因みに自分が打ってるマイジャグ4は6台もある。自分しか打ってないのに何故隣に座るのか?意味が分からなかった。もしかしたら指定台か?なんて想像してた。
そのヤ○ザ風の男はタバコを吸いながら、すごい強打で打ち始める。
そして、その時に分かったのだが、手には刺青があった。
また腕の部分、力こぶの所にもうっすらと見え、もしかしたらこの刺青は背中までびっちりと彫られているのかと想像してしまった。だとしたら本気でヤバイ。本職かも知れないと、ちょっとビビる。
また、隣がレバーをたたく度に、ちらちらと視界に入ってきてしまうので、精神的には非常によろしくない。
身長は175センチぐらい。プロレスラーのような体格をしている。今までも刺青は見てきたことがあるけど、それはファッションとしての刺青であり、本職っぽい人の刺青を見たのはこれが初めて。
すごい貫禄と、変なオーラーが出ていて、このまま打ち続けた場合、因縁をつけられるんじゃないかと心の中で思っていた。
台移動が自由なので、すぐに移動すれば良いのだが、隣に座ったと同時に移動するのは、逆に神経を逆なでしそうで気が引ける。
とりあえず1千円分のメダルを打ち切って移動しようと心の中で決め、もの凄いスピードで打ち始める。
もう当たらなくても良い、早くこの場から立ち去りたい。そんな気持ちで打っていると、何故かこういう時に限ってペカる。
※画像は昔撮影したものです。ここで撮影できるほどの度胸は自分にはありません。
とりあえず早いところ消化しようと目押しをすると、まさかのBIGボーナス。
そして耳が壊れんばかりの大音量が流れる。
正直うるさすぎ。店長に音量を下げてくれと言おうかと思ったが、このBIGボーナスの音は、隣で出てないヤ○ザにとってはあまり良い気分に感じるものでは無いはず。
すぐに頭を切り替えて、鬼のようなスピードでBIGボーナスを消化する。とにかく音を消したい。隣を刺激したくない。その一心で回した。
BIGボーナスを消化した後で一息つく。再度台移動を考えたが、0ゲームやめはあまりにも不自然なので、クレジットは回そうと、これまた凄い勢いで回し始めた。
そんな事をしていると、隣のヤ○ザが、後ろにあるファンキージャグラーに移動した。
若干だが距離もあり、これで因縁を吹っかけられる事はないだろう。安堵の気持ちがあふれてくる。
10時20分、ヤ○ザのファンキージャグラーがBIGボーナスを引く。
BIGが当たった後回さないので何をしているのかと思ったら、スマホでBIGが当選した写真を撮っていた。
多分だけど、友人に送るのであろう。「ファンキーでBIGボーナスゲット、DOYA」みたいに。
そして見るからに上機嫌に見えたので、ここで写真をとってみた。20分しか経っていないけど、個人的には1時間ぐらいに感じた。
写っているのは早朝のジャグラーコーナー。ヤ●ザはbigボーナスを消化中。非常に嬉しそう。
因みに写真の通り10時20分の時点でスロットコーナーに居るのは、ヤ○ザと店員
(店員は顔をみたら、口の所がひん曲がっている上(昔殴られて、傷がうまく縫えてないような口元に見えた)柄が悪い。)
と、写真奥に写っている黒い服をきてジャグラーを打っている人物(この人もとてもじゃないけど堅気には見えない人物)と自分のみ。
パチンコ屋に来たのでは無く、刑務所に入所したのかと思った。
それぐらい変な人しかおらず、メンタルがやられてしまう。
とれあえずジュースを飲んで、一息入れて、周りを視界に入れないようにして打ち始める。
自分の台は、前日の高設定を据え置いているような挙動。
いつになくポンポンと当たってくれるので、いつしか夢中になって台を打っていた。
12時を過ぎた頃には、ヤ○ザは、違う島のアイムジャグラーに移動。黒い服を着てジャグラーを打っていた人は、店内からスロットコーナーから消えていた。
代わりに入店して来たのが、がり勉なのかオタクなのか分からないような人や、一般的な無職風の人達。
因みに実践した日は、平日の金曜日。
ぞろぞろと集合する無職達を見ながら、この人達は一体なぜパチンコ屋に集まるのだろうか?と疑問を持ちながら周囲を眺めていた。
そして16時にもう一度撮影。
ジャグラーコーナーは、楽して金が欲しい。そんな無職で埋まっていた。
自分はこうやって店に居る人を紹介する記事を書いている関係で、来る人来る人を観察しているのだが、皆奇抜なファッション、肌にツヤは無い、良い食事を口にしてなさそう。髪の毛が薄い人も多い。そしてまた平日の昼間という、通常一般の人は働いている筈の時間帯に、これだけ多くの無職が集まる事、皆ある程度の年齢になっていることから、この集団の中に身を置いて居る事は、今後の人生において非常によろしくない影響しかないであろうと言う事がうすうす分かり、珍しく早めに実践を終えた。
交換したメダルは1488枚。結構出た。
そして自分が止めた途端、一番遠くに居た無職らしい客が、走ってきて、自分が打っていた台にタバコを投げ入れているのを見た。
何だかその光景が非常にほほえましく見えた。
換金を済ませ町を歩く。気分が良いので散歩がてら一駅歩く。
公園を通ると、夏は終わり、秋の気配を感じた。
季節は変わる。秋にさしかかろうとしている。
それに対し変わらないのはパチンコ屋に集合する無職。
多分だけど、来年も同じ人達が同じように打っている景色が見られると思う。
毎年毎年、旅行にも行かず、服も買わず、パチンコ屋に通う。無職たちの変わらない夏。
そんな現実を垣間見ながら、いつの日でも良いから、変わって欲しい。そんな事が頭に浮かんだ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それと以下は、パチンコパチスロ動画が無料で見れる記事です。良かったらご確認願います。