ここ最近の自分の高度を振り返ってみると、日曜日に赤羽でぼろ負け。月曜日は確定申告。火曜日はじゃらん五反田で糞負け。水曜日は同じくじゃらん五反田でちょい負けという結果となっている。
なんでこんなに負けても負けても行ってしまうのかというと、【少しでも取り返さないと!】という感情がわくからである。
毎朝、朝1番に行けば一応チャンスはある。チャンスとは高設定に座れるかもしれない(=勝てるかもしれない)というチャンスだ。
しかも前日全然出していない場合、【さすがに翌日は出すだろう!】なんて考えで期待して行ってしまうが、現実はジャグラーで20台に1台の割合で設定4らしき台がある程度で、店内に来た客は皆、目をパチパチさせていたり、明らかに不機嫌な顔をして打っていたり、本当に祈りを込めて打っているような人しか残らない(多分賢い人は早めに見切って帰るのだが、居残り組はみな頭が弱い人ばかりだ)。
そしてこんな事を数日繰り返し、今ようやくこのような結論が浮かんだ。
それは何かというと、【パチンコパチスロは割に合わない】という事。
これ何かというと、頑張って打ち切った結果、相当の負債で終わることがあるのだが、それが割に合わないという事を意味する。
割に合わない(ギャンブルで)の意味
それと何故このような事を書くのかというと、パチンコパチスロはとにかく時間がかかるのである。ジャグラーならおよそ8時間程度は打たないと2千枚でない。等価交換で4万勝つためには8時間の労働が必要になる。これに加えて店までの到達の時間もあるので、大雑把に10時間かかるとすると、時給4千円にしかならない。
しかもこれは勝った時の話。もし負けた際はマイナスの時給になってしまうわけなのだが、これは打ってみないと分からず、実際に打ってみると、かなりの高確率でマイナスの時給になる。
そしてマイナスの時給になり1日を終えると、相当なストレスが襲ってくる。夜はストレスに加え、相当な光と騒音の中で過ごしたからか、まともに睡眠もできないことが多い。またここ最近はアイコスが毒なのか、喉をやられたようで、毎日紅茶ばかりを飲むようになった(紅茶はたぶん喉の毒を消す殺菌作用があると思う)。そしてこの負けた後の出来事を振り返ってみると、実際には仕事以上に疲れているんじゃないかと感じることが多い。
掲示板などに書かれていること
それと大敗した際に掲示板などを覗いてみると、【パチンコなんかよくやるよな!あんなの高確率で負けてストレスをためるだけだよ!俺はもう数年前に足を洗ったよ!】なんてコメントを見ることがある。
自分はこのコメントを見た際に、これはライバルつぶしだと思った。何故かというともし本当に足を洗ったのなら、未練がましく掲示板などを見に来ないと思ったからだ。
だが実際に負け続けると、このコメントが本当にその通りではないかと思うし、この人は神かとも思った。
結局というか、多分だけど、パチンコパチスロはやらないほうが良い。【なぜかというと負けた際にその分の労働(1日打ったこと)に対する時給がでないからだ】今時バイトだって無給料はない。どんな仕事をしていても、最低でも時給800円ぐらいはもらえるだろう。
そういう事を考えたら、その金がでないことが勿体ないと思う。
何故かというと、もしお金が欲しいのなら、そういうバイトを選んでやったほうが結果的には良かったという話になるからだ。
それとこういう事を書くと、【パチンコパチスロは勝ったり負けたりするゲームなんだから、時給がでないこともあるだろう!】と正論をいう人もいるかもしれないが、この点に関しては、おそらく自分が以外も含め、パチンコ店で打っている全員が【ノー(NO)】と答えるだろう。
またこれに関しては競馬など、公営ギャンブルをやっている人も、みな一律に同じ回答をすると思う。
何故かというと、ギャンブルする人は皆負けることなんかマジで一切考えていないからだ。
最初から勝って良い結果になることしか考えていない。
とにかく負けるなんて選択肢は微塵も無い状態なのだ。
だから皆負けたら顔を真っ赤にして怒る。
しかもそこに年齢は関係ない。一度荻窪にあるオーパというパチンコ店で、1/319の海物語に入れ込んだおじいちゃんがいた。年のころ80代ではないかと見受けられる方だったが、そのおじいちゃんは200回転ぐらいから打っているのを見たのだが、何度か立ち上げり店を出ては戻ってきたのでお金を引き出してそのお金で打っていたものと思うが、最終的には1100を超える回転数を叩き出した際に、心が折れたのか席を立ち出口に向かったのだが、その際出口にいた店員が、【ありがとうございました!】と言ったのだが、それでスイッチが入ってしまったのか、ガチでもめていたことがあった。
あれを見て自分はおじいちゃんの気持ちが死ぬほど理解できた。あれは【さすがにもう少し回れば当たるだろう!】と思って入れ込んだのだ。しかし当たらず心が折れた。何時間かこの台を打ち込み、結果的に5万程度負けた。そのことについてストレスが溜まってしょうがない。そしてそんな状態で出口際で言われた一言にカチンときたのだろう。
それとこの光景を目の当たりにして、こういう感情は年齢に関係なく襲ってくるんだなと思った。
結局パチンコパチスロを打っている人は、負けるかもしれない!負ける可能性があるという事自体が理解できない
東京の阿佐ヶ谷駅の駅前に、阿佐ヶ谷オーシャンというパチンコ店がある。そしてこの店にはマイジャグ5があるのだが、これが恐ろしい程に出ていない。
平常営業はほとんどが客のマイナス。唯一5がつく日と、後更屋があげるイベ日は少し設定が入ることがあるが、そういう時でも結構渋いと感じる程度しか出してくれない。
でもこの店にはジャグラーの常連がいる。負けても負けても毎日同じ人が打っていたりする。
自分も昔はそれがわからずこの常連にまみれて打っていた時期があったが、さすがに今は打てない。
データーを見れば明らかだが、打てるような状況ではない(全然だしてくれない)
だがこんな状況でも足しげく通う常連を見ると、その常連の頭の中に、【負けるという文字はない】ということが想像できる。
結局どうすればパチンコパチスロから足を洗えるのか?を考えてみた
自分はここ数日で結構嫌な負け方をしたので、珍しくどうしたら辞められるかを考えてみた。
そしてそこで出た結論は、【勝てる!】という気持ちを捨てないとダメだという結論になった。
自分も含め皆そうだと思うけど、パチンコパチスロをやる人は、【勝てる!今いけば当たるだろう!】と信じ込んでいる人が多い。勿論100%そうなる保証はないことは皆分かっているので、500円で当たるとは思っていない。でももしかしたら500円ないしは1000円ぐらいで当たるかもしれない。試しにやってみよう。ダメだったら帰ろうなんて安易な気持ちで入店し、結果的にはもう千円もう千円となってしまい、最後は取り返しがつかないぐらいの金額になってしまい、熱くなりのめりこんでしまう。
とこういったパターンが一番多いんじゃないかと思う。
なのでこれを辞めるには、まず安易に勝てるとは考えないこと。また同時に遊んでいて、ないしは楽して儲かる訳がないと考える必要があると感じた。
まあ結局最終的な結論を言うと、皆パチンコ店に騙されているよ!勝てると思わせて勝てないわけで、最後ははぎとられて終わるんだから、こんなアホな習慣は早く辞めた方が良いのではと思う。
パチンコに代わる金儲けとは?
でもパチンコパチスロを打っている人達というのは皆ギャンブルが好きな人だ。
お金があっても無くても多分だけどこれが好きだからやっているのだろう。
なので生活費を賭けてなんて事はだめだけど、余裕資金の範囲内なら、別に失っても良いというお金でならやっても良いだろうと思う。
でもってそういうお金をどうやって稼げば良いのかというと、それは【与える人側】に立って何かをしないと無理だと思う。
パチンコ店が良い例だが、パチンコ店は与える側なので儲けることができる。プレイヤー側であるお客は、基本的には損する仕組みだ。何故かというと、店側が設定を含むすべてのルールを決められるからだ。客側には基本的に営利に関する権限はない。
それ以外での与える側は、例えばユーチューバー、飲食店、物販のお店などなど、人にサービスを提供する側を意味する。
勿論こういう店がつぶれることも当たり前のようにある。しかも大きな負債を抱えたまま倒産してしまうなんてこともあるので、一概にどっちが良いとは言えないが、基本的には供給する側のほうが儲かるというのが、昔から言われているパターンだ。なぜかというと、プレイヤー側は基本金を出す側、消費する側で、その立ち位置は変わらないからだ。
それとパイオニアになれるのはやはり供給側だ。受け身の側は供給側が不況になったりすると、その影響をもろに受けてしまう側になるので、やはりそういう意味でもおすすめできない。
最後に
負けた際のイライラや葛藤が抜けず、その思いを書いてみた。
とりあえず稼いでいかないといけない人は、パチンコパチスロは負ける確率が高いので、その時間を減らし、お金が欲しいならビジネスなどをやっていくのが良いのだろうと思う。
でもってこういう風に書くと、【ビジネスっていったってそんな簡単なものではない】という人もいるだろうけど、結果的にはやるかやらないかという選択肢しかないと思う。
パチンコするかしないか、ビジネスするかしないか、難易度なんか気にしない。それで進めていけばいいと思う。