今日はヤスダという全く出ない店に行ったんだが、
最初に番長3を、対決迄打ち、その後スロットを未練打ちするも出ず、諦めてパチンコの大海物語4に座った。
裏ボタンという存在を試したく、数千円で止めようと打ち始める。次のリーチ迄と思って打つも、リーチになるとその次までと、なかなか区切りがつかず、200回転しては次の台なんて事を繰り返し、最後は財布が空になり、1度店を出た。
でも、もうちょっとやるかでコンビニで金を下ろし、再度大海物語4へ。
200回転で放置されている台に座り打ち始める。
400回転回した時に、隣の空き台に人が座り、30回転ほどで当たる。羨ましいと同時に何でかなーと思う。でもまだ心は折れてないから続行。
500回転ほど回したところで、自分と同様にハマっていた右隣の親父の台がざわつく。
魚群がでて外れ。
間髪入れずタッチチャンスという熱いリーチがかかり外れる親父。
その親父は隣の親父と知り合いらしく、ハズレる旅に大声でショックの有様を知り合いに表現する。
同い年くらいの知り合いは、困った顔をしながらも、次があるよ!次は当たるよと言葉をかけるも、ハズレた親父の顔は半泣きで、かなりショックだったようである。
リーチがハズレた後は、打たれたボクサーのごとく、うなだれたように席に座り動かなくなる。
あまりにもショックだったのか、回転数を見ると、まだ300回転くらいしか回してなく、大袈裟だろと思ったが、最終的にはああはなりたくないと思い、自分の台に集中することにした。
そして自分の台は遂に600回転を超える。
そしてその時に、再度左隣の台が当たった。回転数は196回転。何で自分の台が当たらないのに、隣の台は当たるんだ?その疑問が動機になり、半ば発作的に隣のデーターランプを覗きこみ、確認した。
よくパチンコ屋には、人のリーチを覗きこむおばちゃんがいるけど、その気持ちが少し分かった。
正直羨ましいと思った。また何で左隣の台は196回転で当たるのに、俺の台は600超えても当たらないんだと思う。
普段ならこんな事考えてないけど、今考えると、負けている時は変な思考回路になるんだと思う。
悶々とした気持ちで打っていると、先程熱いリーチを外した右隣の親父の台がざわつく。
ボタンを押せの演出で、パールランプが点灯。
大当たり確定となる。
今迄半泣きの顔で打ってた親父の顔がみるみる笑顔になる。また隣の知り合いと大声で会話を始める。
人間は単純だと少し思ったが、これで両隣が当たり、自分だけ当たってない状態になる。
また今の回転数は、島一番のハマり台となっていた。
両隣が当たり、自分が当たってないと、何だか凄く惨めな気持ちになる。仲間ハズレにされた気分。
あまりの当たらなさもあり、泣きたくなった。
気づいたら、自分が涙目。
涙目を見られたくないから、席も立てず、台を見据えて打ち続けるが、悲しい気持ちが止まらない。
何で俺だけハマるんだ?
いつになったら当たるんだ?
が頭に浮かぶ。因みに自分の台は、回しているにもかかわらず、未だ魚群すら出ない。
出る気配が全く無かった。
そして両隣が当たりでザワザワする中、回転数は700回転を超えた。
ここで流石に考える。
仮に千回転迄行ったら、自分はやめられるか?と。
千回転超えの台も、朝一の台も、当選確率は同じなんだけど、千回転超えたら、やはり当たる迄打ちたい。
というよりも、他人に渡したくない気持ちの方が強い。
ただ今日は何故か全く当たる気がしない。千回転超えるまで打っても当たらず、ハマり回転数は自己記録の1500を超えるんじゃないかと思えた。
また仮に当たったとしても、おそらく単発。千回転以上ハマり、単発だった時の破壊力は半端無い。
今より惨めにはなりたくらない。
そんな事を想像してしまい、
700回転台でおもむろに席を立つ。
その瞬間、右隣の親父がザワザワしはじめる。自分が台を立った瞬間、右隣の知り合いがタバコで席を取ったのがわかった。
ハイエナである。出る根拠は無いけど、ハマってるから出ると踏んだのであろう。
まさしく、弱肉強食の世界。心が折れた自分は席を立ったが、パチンコにも強靭なメンタルは必要なんだろう。負けてもへっちゃら。
そんなバカみたいなメンタルを持った人間に自分もなりたいものである。
悲しみと同時に、そう感じた1日。パチンコで涙目になったのは本当に久しぶり。2度と味わいたく無い。俺が打つ時は当たってくれ。隣は当たらなくて良いから。自分勝手かも知れないが、人間はそんな生き物だと思った。特にパチンコ屋はそんな人ばかりに感じた。
その後自分はゴーゴージャグラーに移動。バケラッシュでさらにメンタルを削られた。
今年の夏の1番強烈な出来事になった
初日は競輪で負け、2日目はこの事態。悲惨な三連休の中日となった。
最終日は勝って有終の美を飾りたい