昨日大きく上昇したドル円てすが、トランプ氏が来週に2千億ドルの対中関税を支持すると発言した為、今は111円近辺での値動きとなっています。
※実際にするかどうかは9月6日以降に正式に発表するようです。いつもの脅しでやらなかった場合、反発が予想されます。ホワイトハウスはこの件についてコメントを控えていますが、理由は正式では無いからです。トランプ氏は自身の頭の中にある事を言っております。そこに何らかの意図があるかは分かりません
昨日は、ポンドのブレグジット問題に良いニュースが流れ、クロス円は全面高になりました。今日はそれが継続するかと見る参加者が多かったように思えましたが、トランプ氏の発言で下落してます。
ドル円は年内に後2回の利上げを予定している関係で、将来的には上と考える人もいれば、トランプ氏はおそらく今の水準だと高いと考えてるから売りと考える人も多くいます。
目先の111円は値動きから見ても、111.5がかなり重かったので、重そうに見えますが、下値も固そうに見えましたが、下値に関しては、あまり楽観視しない方が良いのかも知れませんね。下値のリスクはトランプ氏。誰もが無意味だと言う関税を、かなり強引に進める姿勢は、本当に異例に見えますが、本人は良かれと思ってやっているようなので。
ただ、個人的には今の水準でも売りたくは無いので、結果的には見かなとなっています。
いずれにしても、前日上げたなら、下がっても半値迄とかになるのかと思って見ていると、こういうニュースで下がり、結果的には、全戻しになってしまい、方向感のない相場で、読みにくいと思います。
要人発言は、中々想像出来ないし、トランプ氏の発言は、尚更読むのが難しい。今はこんな相場環境だと思います。
本当に、長期運用を考えている人はかなりやりづらいだろうし、普通の相場参加者も、これでは先がどうなるか読めないからと、一時的に見する人も多くいるのではと思います。