パチ馬鹿というyoutube番組があるのだが、この中に【アニ散歩】といって、今から20年前のパチンコ店があった場所を紹介する番組がある。東京の江古田、練馬、高円寺、高田馬場などの状況を動画にしているのだが、その番組を見て自分は【今のパチンコ店当分厳しい状況が続くと感じた】今回はその理由を紹介する。
因みに忙しい方もいると思うので結論から言うと、今から20年ほど前は、上記で紹介した駅前にはおよそ7-10店舗ぐらいの店があったのだが、今は1-2店舗程度しか残っていない。その理由は何かというと、1番の原因は不況だ。今から20年ほど前は高度成長期と言われる時代、またバブルの時代でもあった。その時期は庶民にも金がいきわたり、いわゆるお金と時間を持て余した人が多かった。だからそういう人がひまつぶしにパチンコ店に行った。また負けても負けても当時は景気が良かったので平気で通っていたが、そこから今のいたるまでの間、徐々に景気が冷え込み、庶民が使える
金、いわゆるお小遣いのような物がだんだん少なくなっていったのだが、それと共にパチンコ店に流れるお金も減り、次第に閉店していってしまい、今に至るというのがその理由だ。勿論この時代の流れの中で、ゲーセン、カラオケ、飲み屋、キャバクラなど、同様の娯楽産業といわれる産業も、同様に衰退しているものと思われる。
なので個人的にはこの不況が続く限りはパチンコ店の繁栄はないだろう。また客は少なくなる傾向にあるため、店側も出すのを抑えるようになる。すなわち客側はさらに勝ちにくくなるということが想像できた。
アニ散歩とは?
アニ散歩とは、20代の頃をほぼ毎日パチスロ生活を送っていた、パチスロ必勝ガイド編集部のあにまるかつみという人が、当時打っていた地域を今回り、当時どんな店がどんな場所で営業していたか?どんな台があったかということを紹介する動画だ。
東京の中で江古田、練馬、高円寺など、数か所を紹介している。
自分はその中で、練馬、江古田、高円寺を視聴したが、この3地域に関していうと、当時(20年ほどまえ)は7-8店舗のお店が営業していたが、2024年の今は1-2店舗しか残っていないということだった。
自分は今の現状は理解していたが、当時そんなに沢山のお店が営業できていたことに対して、ちょっと驚いた。だが時代の背景にあったことを考えると、結局バブル当時は金と時間を持て余した人達が客となり、パチンコ店はそれなりに繁盛してたのかもしれないが、今はそんな余裕が全く無い時代、不況の時代になってしまった為、余暇産業の代表でもあるパチンコ店には客がいかなくなり、それにより営業できなくなったものと思った。
またこの不況は当分は終わらないだろう。昔は肉屋、魚屋、八百屋なんかが営業していたが、それらのほとんどはスーパーができたことにより無くなってしまった。スーパーができたことで、庶民は喜ぶべき点もあったのかもしれないが、結果売る側の人(肉屋、魚屋側の人)は減っているのである。スーパーは合理的に営業をしている為、肉屋魚屋八百屋の人達を合わせた数とスーパーの人員とで比較したら、スーパーの方が少ない数で営業できる。即ち売る側に立って利益を上げる人が減ったことになるのだが、それは同時に働く人の職場が減ったということも意味する。またこの流れは全産業で進んでいる。
今の時代個人の飲食店なども難しい時代になっているだろう。大手が個人や中小チェーン店を吸収していってしまう。そしてそれにより人の働く場所も減り、益々不況になっているのであると思われる。
結局どの産業も厳しい状況は同じ。これからは生きるために斬新なアイデアを生み出すか質素に暮らすかの二択なのかもしれない
それと今回はパチンコ店について自分なりの見解を書いたが、この状況はどの産業も同じなのかもしれない。日本は少子高齢化が進んでいる関係で今後人口が減る。即ち消費が減る。今食べ物など、消費されているものを提供している店(スーパーや飲食店)は確実に減る。必要がなくなるからだ。また大手はそれを理解していて、今生き残るために必死で動いている。なので中小なんかは数年で大きな波にのまれてしまうだろうと思われる。
因みにこの人口減少などという話は政府関係者などは分かっていたこと。そのことに対して何の対策も打たず、未だにくだらない裏金問題を議論しているのだから、いかに日本の政治が腐っているかがわかるかと思うが、そんな事はいってもしょうがないものの、この不況下で、給料は30代、40代の給料も全く上がっていないという結果がでているのだから、庶民としてはかなり生きにくい時代であり、それが今後さらに一層厳しさを増すのがある程度想像できるのだから、老後はぽつんと一軒家のような場所で、コストをかけないで暮らそう、都会の金がかかるお付き合いをやめて、余生は大自然の中で質素な生活を送ろうという生き方を選ぶ人がいることも薄々だが理解できる。
ただこんなしみったれた事を言っていても無意味というのは自分でも嫌というほど理解はできるものの、実際に世の中を眺めてみると、もう本当にほとんどの人が崖っぷち。やってもやっても努力は報われず、報酬としても支払われず、またその一方では人の仕事は急減し、先を憂慮する人が日に日に増えている世の中になっているものと感じている。
※ちょっとしみったれた事を書いたが、現時点でも人が不足している業界も存在するのは事実。これから流行りそう、今後も残りそうな業界分野などを選び、そこで稼ぐというのなら、まだまだいけると思う。またパチンコ店だって景気が回復すればいける。だが日本の景気が回復するには、それこそアメリカの軍事品を作るなどしか今のところ浮かばない。アメリカだって基本自国で回したい。特に軍事品なんて絶対に他国に頼りたくないだろうから、今よりも手広く広範囲に戦火が広がらない限りは難しいかもしれないが、世界はどこも同じような状況にあるため、こういう話は現実的かもしれない。
パチンコの衰退は、パチンコ台の高騰が原因ですね。
昔は一台20万円だったのが、今は100万円近い。
昔は新台入れ替えは半年に一回だったのが、今ではしょっちゅう。
客が使った金のうち、パチンコ屋の運営費は今も昔もそうは変わらない。
客が使った金のうち、勝つ客に回るはずの金がパチンコメーカーに取られてる流れ。
規制緩和、古い台の強制的撤去、メーカーは行政に袖の下で操る。
あんまりやりすぎて市場食い潰して、老舗メーカーの西陣まで潰れてんだから、もうパチンコは吸うだけ吸って食い潰しておわり。
コメントありがとうございます。
パチンコ台の高騰分は結局客が負担するわけだから、パチンコ店は出せないし、出さない事に不満を感じる客は来ないと言うか、パンクする客も出てくるのかと想像しました。
しかしこれらが全て行政のさじ加減一つで抗う術も無いとは、パチンコ店は悲惨と言うか、ある意味何の権利権限も無いように見えます。
パチンコ店には従業員がいるし、パチンコ打ちたい客もいるのに、ここまで虐めなくても良いかと思うけど、これが現実なんですね。勉強になりました。ありがとうございました。