昨日g7の電話会合が行われました。会合の結果は今回は特に行動しない,すなわち何もしないと言う結果になりました。
しかしながらこの結果が失望を招き、NYダウは再度下落し始めました。この値動きを見たからか、アメリカエフアールビーが緊急会議を開き、深夜12時に 0.5ベーシックポイントの緊急値下げを行いました。利下げを行ったので株価が上がるかと思いきや、緊急利下げだったため、大きな効果は見られず、逆にちょっと下げた状態で終えています。
G7の電話会議、アメリカの緊急に利下げは、アメリカの株式市場の下落を止めることを目的としたものです。しかしながら大きな成果は得られなかったので、強調利下げはしないこととなりましたが、各国の判断による単独利下げはしても良いこと。再度株の暴落が起こった際には、同様に緊急会合を開き、G7で協調して何か金融政策を行う可能性がある。
この2点が、会合後に追加でアナウンスされました。
以上が昨日の出来事です。
3月5日に関しては、ドル円は早朝106円台に入りましたが、朝9時過ぎに、107.4まで買い上げられています。この買いは、日本の年金筋ではないかと言われています。
また本日のニュースで、ユーロが次回金融会合の際に、0.1%利下げする可能性があると公表しました。
昨日のG7会合は結局何もしない形で終わりましたが、出席した参加国は、株式市場が正常化しないと困ると考えており、それぞれの国でできることをやり始めているような動きを見せています。
なのでこのままいけば、早い段階で株式市場が落ち着きを取り戻すのではないかと考えることもできますが、過去の事例を見ると、国が協調介入しても、半年ぐらいかかったりしています。なので時期については何とも言えませんが、今回は金融が壊れたわけではなく、コロナウィルスと言う前代未聞の問題です。
4月位までには収束してもおかしくないのではないかというのが個人的な考えです。早く特効薬ウィルス等が出ることを期待しています。