記事を書きあげ、アップしようとした最中に、電話会議はするものの、金融政策は無しとして考えているという報道があったので、スルーの可能性が十分にあります。興味ある方だけご確認願います。
G7、新型肺炎で金融緩和など協調行動検討へ 3日に電話会議
上記のような表題で、記事があがりました。
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200303/mcb2003030702008-n1.htm
どんなものかという事と、為替にはどう影響するかについて個人的な見解を書いてみます。当たる当たらないは全く保障できませんので、その点はご了承願います。
G7コロナウィルスに対する緊急金融会議について
3月3日、午後21時、G7(フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)に中国を加え(たしか?報道で見た気がする)コロナウィルスに対する金融電話会議が開催されることになりました。
この会議の目的は、コロナウィルスが猛威をふるっている地域があるものの、その影響を金融界に持ち込まないようにする為だと考えます。
具体的には、先週アメリカ株が崩れ、コロナショックが起きたと言われていますが、そういった事が今後起こらない。コロナウィルスは今後も猛威を振るう可能性はありますが、仮に悪化しても、株式などが崩れない。金融が影響を受けない為の会議であると思います。
何をするのかというと、現段階では協調利下げといわれています。
加盟国が一律利下げをするとどうなるのかというと、一応利下げした国の株式は買われる可能性が高いというか、利下げすると株が上がる傾向にあると言われています。
なので株高が見込めるといわれています。
但し、これをするのは、金融がこのままでは安定しないと見込まれる時に限ります。昨日はアメリカ株が戻していること、また、
13時28分時点、協調利下げはしない(何もしない)方向で検討となっていますので、本当にどうなるかはわかりません
一応やるという話になると、
為替に関しては、今回は日本も参加で、日本も利下げするとなると、参加国内でのクロス円のペアはさほど大きな影響を受けない気がします。各国で利下げの%が大きく異なると、バランスの関係でその分上下はあるので、なんともいえませんが。
(個人的に興味を持ってみているのが、ZAR,トルコ、ペソなどの通貨です。基本的にスプレッドが広く、絶対におすすめしませんが、こういう通貨はG7の加盟国ではなく、今回のG7の決定により、加盟国が一律利下げをするとなった場合、すぐにアクションを起こさない限り、利下げしないことになります。となると金利差により買われるんではないかと素人考えで思っているのですが、このことに関しては、多分だれも触れていないので、超まゆつば情報としてとらえてください。個人的にも売買する予定はなく、ただどうなるんだろうか?と興味を持ってみてみたいと思っています。)
尚今回もしG7各国が利下げに踏み切るとした場合、それぞれの国は利下げによる経済低迷という状況が予定されます。利下げは本当に好景気の時なら効果的なのですが、不景気の時はその後が大変だといわれています。
特に日本なんか今でさえ金余りの状況なのに、これで利下げしたら、銀行が一気に吹っ飛ぶ可能性すらあると思います。
なので、今回の措置についても、相場が落ち着いた場合はやらないと言われています。
但しやる場合は、4日の21時ぐらいだったか、その時間帯ぐらいにいっせいに利下げを公表するのではないかと言われています。(G7の会議の結果、利下げすることだけ決め、時期に関しては、株が崩れたタイミングとか、時期だけ保留になる可能性もあると思います)
一応その時間帯は大きく動く可能性があるので、注意しておいた方が良いと思います。最初にG7会合の結果として報道があるので、それを見てからで大丈夫ですが。
それとどっちに動くかに関しては、正直現段階ではなんとも言えません。
今日も日経平均に振られている相場です。
早く落ち着いてほしいものだと個人的には考えています。