先週のFXですが、週前半は、米中貿易問題が解決間近との報道により円安に動きました。
今までの米中は対話すら無かったのが、話し合い、また解決に動いているとの報道で、これ以上は悪くなる事は無い。円高にはなりにくいとの考えが主流でした。
ところが木曜日、イギリスのフィナンシャルタイムズが、米中貿易問題は暗礁に乗り上げた、解決は難しいと報道しました。
この会社は当事者では無く、実際どうなってるか分からない。はっきりとした裏付けが無いのに勝手な報道をしています。
しかしながら市場はこれに反応。
豪ドル円などは1円近く下落しました。
しかし翌日の金曜日、当事者であるアメリカのnecから、米中貿易問題は上手く進んでいるとの報道により、為替は円安に戻りつつあります
以下豪ドル円のチャートですが、74.705からイギリスフィナンシャルタイムズの嘘の報道で73.357まで1円以上下がり、その後当事者であるアメリカ側からの報道で74.144迄戻しています

結局のところ、嘘の報道で下がり、真の報道で上がったと言う結果になりました。
本当にアホらしいと思いますがこれが政治的な要因での値動きの特徴です。
報道に反応し、短期間で乱高下する。
トランプになってから、こんな動きばかりです。
本当にやりづらく、アホらしい値動きだと思います。
対象するにはどうするか?
ストップをかなり深めに置き、乱高下に耐えるか?
またはストップを短めに入れ、動いたら動いた方向について行くか?
程度か?
経済指標のような事なら、予め発表時間が決まっているから対応できますが、報道だけはいつどんなタイミングで発表されるかが分からないので、対応が難しいのが現状です。
気を揉む相場で被害もあったかも知れませんが、上記の感じなんで、今回ばかりはしょうがないと考えた方が良いかと思います